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せっかくフリーランスになったのになぜ「安定」を目指す??必要なリスクをきちんと取ることの大切さ


新幹線に乗ってこちらに向かっている人がとても強そうで、待ち合わせ場所に車で向かう道中に不安になった話をします



この間の日曜日にね、noteを読んで神戸から僕に会いにきてくれた人がいたんですよ。新幹線に乗って。駅で待ち合わせをして僕は車で迎えにいったんですけど。もちろん僕もね、人に会う時はその人がどんな人か知りたいので、noteやらTwitterやら見にいくんです。そしたらね、その人が強そうだったんですよ。強い。「癖が強い」とかそういういうのじゃなくて、ガタイの方。フィジカル。ストロング。


写真も見るからにゴツいし、プロフィールには元陸上自衛隊なんて書いてあるものだから、久しぶりにちょっとびびりましてね。なんせ車内は2人きりで密室ですから、相手がすごいヤバい人だったら万が一のことがあるかもしれない。しかも陸上自衛隊?殴り合いになったら絶対勝てないじゃん。(なったことはない)


一応僕も昔は鍛えていたというか、鍛えている人にはわかってもらえると思うんですけど、鍛えているからこそ相手を瞬時に「この人は自分よりベンチ強そうだな」とか「殴り合いになったら負けそうだ」みたいに戦闘力をスカウター越しに見るような感覚があるじゃないですか。ありませんか?僕はめっちゃあるんですよね。だから鍛えている人を見るとちょっと「うわぁ…」となるというか、圧を感じてしまうんですよ。


で、この人が来ると決まった時に僕はめちゃめちゃ圧を感じてしまったんですよね。強そうだし会うの怖いな…って思いました。冷静に考えると僕もきっと会う人にそんな気持ちを与えてしまっているのかもしれませんが、都合の悪いことは一旦置いておいて僕の話をそのまま聞いてください。今日は僕が怖かった話なんです。


僕は不安症なので、一度不安になったら止まりません




で、僕はちょっと不安になったんですね。どうしよう、と。でも少し冷静になって「車内でぶん殴ってくるようなヤバい人がこんな知的な文章を書くわけない」って思ったんです。けどすぐに「知能犯って言葉があるじゃないか、フィジカルも強くておまけに敵を欺くだけの知能まであったらもうお手上げじゃん」また不安になりました。「でもそれ言い出したらキリなくない?鍵をかけて家にいても死ぬ時は死ぬよ」そうか、確かに…そんなことを頭でぐるぐる考えながら、僕は娘に手を振って車に乗って駅に向かったんです。


別にふざけてないですよ。大真面目で言ってます。僕は不安症なんです。車に鍵をかけたかいつも気になるし(キーレスなので自動で閉まるんだけど)、エレベーターを降りた後に冷蔵庫は開けっぱなしじゃないか気になって戻るし(開けっぱなしだったこと1回もないんだけど)、もう一度不安になったら最後まで付き合うしかないというか、OSがそういう仕様なんです。そういう人間。仕方なし。



話は戻りますが、駅へ向かって車を運転しながらぐるぐる考えていると、ふと「ああ、これでいいんだ」と感じたんです。それは「車の中で強そうな人からぶん殴られるリスクは、この商売においては必要なリスクだ」と思えたからなんですね。そうか、必要なリスクか。なら仕方がないな。僕の脳みそは単純なので、どんなにガバガバな理論でも自分が納得できればそれでOKなのです。僕はこの「必要なリスク」という概念を思いついたおかげで、落ち着いた気持ちで小倉駅に向かうことができました。


あ、一応報告しておきますが、めちゃめちゃいい人でした。ぶん殴られることもなく、楽しくドライブして一緒にシュークリームを食べてコーヒーを飲みましたよ。僕は無事です。ご心配おかけしました。


シュークリームおいしかったですね恭平さん


自由を手に入れるためには「安定しない」というリスクを受け入れなければいけない



この「必要なリスク」というのはですね、例えば僕のような自由を愛する人間が好き勝手に仕事をやろうとすると、「自由にやりすぎて路頭に迷うかもしれん」というリスクがありますよね。自由と安定はトレードオフだからです。「路頭に迷わないように毎月安定した収益をあげられるようにしよう」としてしまうと、とたんに自由がなくなります。自由が欲しいのか安定が欲しいのかどっちかにせいや!という話です。もちろん「どっちも欲しい!」でいいんですけど、常にどっちも取り続けるのは無理というか、「自由にやりたいけど安定も捨てられない」状態の人ってすごく多いと思うんですよ。そういう人が一番勿体無いというか。



何かを得るためには代償が必要で、僕は「自由」を得るために安定を捨ててフリーランスになりました。別にずっと「安定なんていらない」ってわけじゃなくて、自由な世界である程度身の振り方を覚えると稼げるようになって自然とお金も溜まってきたりするので、結局最後には両方手に入ってくるんですよね。だからいっときの間でも「自由のために安定を捨てる」とか「安定のために自由を捨てる」とかリスクを負わないと欲しいものは手に入らないわけで。フリーランスみたいなリスキーな生き方をしなくても、会社員として出世してある程度の権力を手に入れて自由にやる、なんて方法もあるわけじゃないですか。


よくないなのは「最初から全部取ろうとしてリスクを取れないこと」なんです。今の僕は昔に比べたらめちゃめちゃ自由だし、会社員やってた頃より精神的にも金銭的にも安定しているわけなんですけど、これは「自由のために安定を捨てる」っていう考え方でリスクを取ったからできていることなんです。最初から「フリーランスで収入を安定させたい」なんて思っていたら、今みたいには絶対なれてない。何事もトレードオフなんです。安定収入は目指しちゃダメです。



個人的には数字を狙うなら毎月じゃなくて年単位で追うことをオススメします。1ヶ月目0円、2ヶ月目0円、3ヶ月目0円…8ヶ月目5000円、9ヶ月目800,000円みたいな売上の伸びを想像してください。閾値を超えると一気に跳ねます。この世界はそういう歩き方をするものです。給料と売上をごっちゃにするのはやめましょう。


あと起業するなら家族や友達に理解を求めるのもやめておきましょう。もし応援してもらってもぶっちゃけプレッシャーにしかならないし、だいたい応援してもらえずにトラブるので時間もエネルギーも勿体無い…そこで戦っても売上が伸びるわけじゃないので…


集英社コミックス『ワンピース』より引用



何かの犠牲なしに何かを手に入れることはできない。裏を返せば、何かいらないものを決めて差し出せば欲しいものは手に入るということ…



あと、自由になりたくて起業したはずなのにすぐに「起業したい人どうし」で仲良くやるのもオススメしません。判断が鈍るからです。ただでさえ起業初期の「カオス」の状態を1秒でも早く抜けないといけないのに、ここで群れてはどうにもならんのです。『個人』事業主ですからね。事業がちゃんと成り立たないうちから友達はたくさん作らない方がいいです。これもトレードオフ。友達が欲しいなら!!儲かった後にすること!!!!最初に仲間を作っちゃダメ!!!!


「フリーランス目指したけどうまくいかないあるある」っていうのがこの業界にはあるんですけど、大体そこで言われていることは全部「取るべきリスクを取れてない」で説明がつくんです。自由になりたいなら、安定しないリスク、孤独になるリスク、理解されないリスク、諸々をちゃんと取らないともったいない。あとお金稼ぎたいならちゃんとお金使え!!!気持ちよく払えない人間が気持ちよく払ってもらえることはなーい!!!!



ということで、今日は「取るべきリスク」についてのお話でした。僕のnoteを読んでくれている人は起業とかフリーランスとかそういう道に興味があったりすでにどっぷり浸かっていたりするんでしょうけど、この話が理解できているかどうかで3ヶ月後半年後の結果が全然違ってくると思うんで、ぜひ頭に入れておいてください。



リスク、取れてますか?


取るべきリスク、取れてますか?フリーランスなのに安定収入目指してませんか?僕は目指しちゃったこと何回もあります。その度に「なんかおかしくね?」と気づいて…今の僕は「不安定こそが究極の安定である」と考えていましてですね。いつどんな時も自分の身体一つ口一つでお金を稼げれば、預金が1億円もいらないわけですよ。裸一貫で勝負すると。



ちなみ文章を書き続けているのもですね、これで文章一つで人に会う力さえあれば絶対食っていけると確信があるからなんです。メタバースが普及しようと、Web3.0(よく知らん)がなんちゃらこうちゃらしようと、円安が加速しようと、米国株が暴落しようと、自分の書いた文章一つでお金を生める力があるのなら、それはもう究極の安定でしょう!!!安定収入なんてちっちゃい安定いらないですよ。こちとらそんなところ見てないんでね!!!


誰ですか、あなたに「安定した収入がないと生きていけないのよ」なんて教えた人間は。ちなみに補足ですが、この国はとても優しいので、収入がないならないで全然生きていけます。無職になった瞬間に役所に駆け込めば、だいたいいくらかは保険料を安くしてもらえます。僕はだいぶお世話になりました。必要な時に必要なお金があることが大切で、それが安定して毎月入ってくることには別に何の価値もないのよ…なんか自由に書いているとどんどん激しいことを言いたくなってしまうので、今日はこの辺で失礼します。またね。




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