からあげづくりと起業は全く同じ。本気で語ってみた【5000文字超】
からあげを自分で作れる人は起業もできる。からあげづくりとビジネスづくりは同じ。今日のテーマは『からあげと起業(ひとりビジネス)』である。
『からあげ』と『ビジネス』という2つのワードをつなげてここまで熱く語るコンテンツは地球上に存在しない。と思うので楽しんでいってください。(調べてないからわかんないけど)
からあげは揚げるだけではない(当然)
からあげを作ってくださいと言われて「鶏肉を揚げるだけでしょ?」と考える人は、からあげを自分で作る習慣がない人だろう。
美味しいからあげを作るためには事前に下味をつけておかなければいけないし、その調味料を準備しておかなくてはいけないし、鶏肉そのものを調達しなくてはいけない。
材料を調達する際には「モモなのか手羽なのか」「衣は片栗なのか小麦とミックスなのか」「下味は醤油か塩か」を事前に考えておく必要がある。
さらにさらにその土台には「どんなからあげを作りたいか」「何をどう使えばイメージの味に仕上がるのか」という前提知識がないといけない。
さらにさらにさらにその知識の元になるのは「自分が唐揚げを食べた経験」であるから、『からあげを作る』という工程は『美味しいからあげを食べる』というところからはじまるのだ。
「からあげを揚げる」に関わる21の工程
つまりからあげを作るというのは以下の工程にまとめられる。
⭐️原体験編
1.美味しいからあげを食べる(原体験)
2.これ美味しいな、どうやって作ってるんだろう(興味)
3.なるほど、こうやって味付けするのか(前提知識)
以上の思考を日常からなんども繰り返し、それによって得られた知見をストックしておく
ーーーーー
⭐️準備編
4.よし今日はからあげを作ろう(機会)
5.冷蔵庫の中身を確認して…(持ち物の確認)
6.今日はモモのからあげにしよう(意思決定)
7.スーパーに買い出しに行く(不足材料の調達)
8.調理器具・材料・調味料を準備する(工程の設計)
9.鶏肉に下味をつける(前提知識の実践①)
10.冷蔵庫に入れて寝かす(調理開始から逆算)
ーーーーー
⭐️調理編
11.油の温度や衣を準備する(前提知識の実践②)
12.鶏肉に衣をまぶし揚げる(ここまできてやっとからあげ)
13.揚げている間に次の肉に衣をつける(工程の最適化)
15.適切なタイミングで油からあげる(前提知識の実践③)
16.余熱で火を通している間に次の肉へ(成功パターンの繰り返し)
ーーーー
⭐️後片付けとフィードバック編
17.油の処理、後片付け(行動の責任を取る)
18.見た目、味はどうか(結果)
19.イメージと結果は一致していたか(自己フィードバック)
20.食べた人の反応はどうだったか(他者フィードバック)
21.次回に向けて何を改善するか(改善案を出す)
「からあげを作る」と一言で言うのは簡単だけど、実際に作るとなるとこれだけの工程が必要になる。と僕は勝手に思っている。
毎日料理をするって本当にすごい事なんだよ
日頃から調理場に立つ人は「うんうん、そうだよね」と思っただろうし、そうでない人は「そんなおおげさな!」と感じただろう。決して大袈裟ではないのだ。
料理を作る人間はこれだけのことを無意識的にやっている。しかも毎日2回も3回もやっている。
生活全てが「今日のご飯は何にしよう」であるし、美味しいものを食べた0.1秒後には「これを再現する方法は?」と考えるものなのである。
少なくとも僕は毎日そうだ。この21工程どこを取っても料理は成り立たない。からあげ作りに限らず、料理は長い道のりなのだ。
この感覚は僕にとってビジネスを作る時の感覚と全く同じ。
これが今日の「からあげが作れるならビジネスは作れる」という主張に繋がっていく。ということでここからが本題。
「なんとなく雰囲気でからあげと起業が同じイメージはできるけど、具体的にどう一緒なん???」という疑問に答えていく。
先ほどの21工程を、今度は僕が5年間取り組んできた『ライフコーチビジネス』に全て当てはめて考えてみよう。
からあげづくり21工程に僕のライフコーチビジネスを当てはめてみる
⭐️原体験編
1.美味しいからあげを食べる(原体験)
→長い期間深くライフコーチングを受け、勤めていた企業を退職し、起業という全く新しい世界に飛び出した
2.これ美味しいな、どうやって作ってるんだろう(興味)
→人って対話でこんなに変わるんだな、コーチは一体何を意識して僕と対話しているんだろう
3.なるほど、こうやって味付けするのか(前提知識)
→自分の変化とその時の感情を事細かくメモしておく、コーチに「僕はなぜ変わったんですか?」「あのときなんでこんな事を聞いたんですか?」「当時の僕と今の僕の違いは?」「僕がコーチングをするならどうやってやったらいいと思いますか?」と質問攻めにする、などとにかくデータを取った
⭐️準備編
4.よし今日はからあげを作ろう(機会)
→どうせ退職しちゃったし、大揉めして地元にはいづらいし、いっそのこと今までと違う世界に行ってみよう!起業の道へ
5.冷蔵庫の中身を確認して…(持ち物の確認)
→当時の自分にできることは『目の前のチャンスに飛びついて、結果が出るまでやり続けること』、彼女にお金を借りて教材を買い、結果が出るまで持ち前の体力でブログを書き続けた
6.今日はモモのからあげにしよう(意思決定)
→少しだけど結果が出た、よし僕はこの世界で生きていこう
7.スーパーに買い出しに行く(不足材料の調達)
→田舎にいたってどうしようもない、よし上京だ
8.調理器具・材料・調味料を準備する(工程の設計)
→自分に足りないのは『起業の世界の知識』だから、東京に出たらとにかく人に会いまくり、顔を売りまくる
9.鶏肉に下味をつける(前提知識の実践①)
→自分らしく生きていくための基礎を身につけるため、習ったことは全て実行し結果を出し、さらに教えを乞う
10.冷蔵庫に入れて寝かす(調理開始から逆算)
→ある程度起業の世界が理解できた時点で、「自分の理想の状態を作るには自分の特性に合ったビジネスをするしかない」と確信、コミュニティを離れ自分でビジネスをするように
ーーーーー
⭐️調理編
11.油の温度や衣を準備する(前提知識の実践②)
→学んだ事を生かし、「あなたと会いたい」と言われるためのありとあらゆる試行錯誤をした
12.鶏肉に衣をまぶし揚げる(ここまできてやっとからあげ)
→「会いたい」と言ってくれた人と会い、仲良くなり、チャンスが来たら提案した
13.揚げている間に次の肉に衣をつける(工程の最適化)
→売れても売れなくても即分析。行動した結果は全て次につながるデータである。「なぜ売れた」「なぜ売れなかった」を繰り返す
15.適切なタイミングで油からあげる(前提知識の実践③)
→分析を繰り返すとだんだん上手くいくパターンとうまくいかないパターンがわかってくるので、力が抜けてくる
16.余熱で火を通している間に次の肉へ(成功パターンの繰り返し)
→相性の合う人と会える仕組み、相性の合わない人と会わない仕組みが少しずつ構築されていき、より少ない労力で大きな成果が出せるようになってくる
ーーーー
⭐️後片付けとフィードバック編
17.油の処理、後片付け(行動の責任を取る)
→売る事で起きるトラブルへの対処やクレーム対応など、販売者となる以上の責任はしっかりと負う。そしてこれもデータになって蓄積されていく
18.見た目、味はどうか(結果)
→自分のサービスに何より自分が納得がいっているかどうか
19.イメージと結果は一致していたか(自己フィードバック)
→頑張っている割に結果が出なかったところ、頑張ってない割に結果が出たところ、前者を削って後者を伸ばしていく
20.食べた人の反応はどうだったか(他者フィードバック)
→クライアント満足度を調査する
21.次回に向けて何を改善するか(改善案を出す)
→次のクライアントはどのような人とどうやって出会い、どう関わっていくのかを練る
清々しいくらい同じだとは思わないだろうか?
原体験があって、前提知識があって、準備があって。あとは実践と分析をひたすらぐるぐる回していくこのプロセスが。
僕にとってはからあげもビジネスも『実践してデータを取って改善する』をやり続けるだけ。まったく同じ。
だから主張したい。「からあげを作れるならビジネスも余裕で作れる!」
でもこう感じる人はいないだろうか?
「理論上はそうかもしれないけどビジネスを作るのは難しいよね?」と。
そう感じてしまうのはなぜだろう。
その答えはからあげと起業の唯一の違いである『みんなやっているか否か』という点にあると僕は考えている。
からあげはみんな作ってる、ビジネスはみんな作ってない
前提として、僕たちは『出る杭は打たれる』という教育を受けてきている。
もちろんそうではない環境にいた人もいるだろうけど、多くの人は『他の人と違う事をするには勇気がいる』と考えている。
何度も言うけど、起業は全く難しくない。だけどみんなやってない。
そして起業は100人いたら100通りの正解がある世界なので、自分のフィットした起業法がどんなものなのかを教えてくれる人はいない。
厳密に言えばそういうサービスもあるし、僕が扱っている『年間プロデュース』というサービスも「あなたはこんな特性があるからこうした方がうまくいくかも」とその人なりのスタイルを見つけていくものなのだけれど、多くの「起業したいなあ」とうすらぼんやり思った程度の人が、僕のようなサービス提供者にたどり着くことは、まずない。
Google検索してもあなたの欲しい起業の情報は出てこない。だけどからあげはどうだろう。
味の好みは人それぞれであるだろうけど、『王道のからあげ』というものは確かに存在する。
大きく外さない下味の付け方、油の温度。使う部位はきっとモモ肉だろう。
検索をかければ一発だ。そしてからあげは家庭料理の王様でもある。
自宅で揚げ物を作ったことのある人の中で、からあげを作ったことがない人は稀だろう。
この「みんな作ってるよ」に日本人は弱い。
そして「そんなことみんなやってないよ」という言葉にも弱い。
人と違う事をすることに『まだ』嫌悪感を抱く人がたくさんいる
同調圧力が強いので、頼んでもいないのに「そんなことをやるのはおかしい」と釘を刺してくる人間もいる。
これだけ起業や副業が珍しくなくなった世の中でもまだ、そんな『他人の人生に口出しするマン』はそこらじゅうに溢れている。
「起業したい」と言えば「バカ言ってんじゃないよ」とお叱りを受けるのが普通だ。
「からあげを作ります」に意義を唱える人はいないのに。
同調圧力っておかしいよね。人と違う事をすると袋叩きにあう国。村社会。
僕は地方出身の人間なので特に感じる。
毎日YouTube見て暇つぶしてるのに、周りの人間がYouTuberを目指そうとすると笑う。
そういうものです。そういう社会です。
からあげと起業の違いをまとめます
からあげと起業は同じ難易度だけれど…
「みんなやっているからあげ」はググるとすぐ作り方を学べて、作ることに文句を言う人間がいなくて、「みんなやっているから自分にもできるはず」という気持ちで取り組める。
「みんなやっていない起業」は、やり方が多様すぎてググっても答えが出なくて、やることにいちいち文句を言う人がたくさんいて、「みんなやっていないから私もできないかも」と思ってしまう。
はい、これがからあげと起業の唯一の差です。難易度自体は同じ。
ただ僕たちが生きている社会と、教育によって植え付けられた『出る杭は打たれる』という概念が、邪魔をする。
自分と他人の中にある『同調圧力』と戦うのが本当に大変。
からあげと起業の差はそれだけだと僕は思います。
からあげが作れるなら大丈夫。ビジネスも余裕で作れるよ。
あとがき
今日はオフだったので大好きなからあげ作りをしていたら、ついうっかりこんな長いnoteを書いてしまった。気をつけなければ…
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