個人ビジネスにおける『唯一無二』のつくりかた
ぼーっとHulu見ながら「これからも個人で食い続けるために最も大事な要素ってなんだろう?」と考えていたので、ちょっと書いてみる。
結論として起業して7年経った現段階では『希少性』なんじゃないかなと思っている。
簡単にいうと「唯一無二の存在であり続けること」で、要素を分解すると
この3つの要素をそれぞれ伸ばしていけば、唯一無二になれるんじゃないかなと思っている。
というかこれはずっと俺がやってきたことなんだけどね。
そもそも論、『唯一無二』になるために特別な努力は必要ないと思ってて。自分と全く同じ経験をしている人なんてまずいない。
「同じ講座で学んだ」「同じ業界で働いていた」みたいな要所要所で経験が被っている人はいても、組み合わせを考えてみれば、経験値全てが被っている人なんて双子でもあり得ない。
(ちなみに妻が双子ちゃんのお姉ちゃんなので、肌感覚でも違いがあるなって感じる。付き合っている時になりすましで妹ちゃんが電話かけてきて、一瞬で見抜いたことある。声は同じだけど喋り方が違うのでわかる)
だからそもそもインプットの対象を『自分が経験してきたこと全体』に焦点を当てれば、その時点で『希少性』は生まれる。
でもこれだけじゃ足りない。人を惹きつけるだけの『唯一無二感』はでない。そこで②のインプットの仕方に焦点を当ててみる。
「今までの経験があるからこそ」できる視点で、経験を棚卸してみる。俺はよく「アスリートをやっていて…」という文脈でビジネスを語ることがあるけど、これは俺がスポーツ選手をやっていたからこそ持っている視点を使って、コーチングやビジネスを語っている。
そうすればたとえ俺と同じことを経験してる人がいたとしても、俺の経験全てを真似することは物理的に不可能だから、『希少性』のある人になれる。
少しの工夫なんだけど、結構効果でかい。
「別の業界にいたからこそ持てる視点」みたいなものを意識するだけで、希少性が一気に増す。
そして③のアウトプット。独自の経験の組み合わせから、独自の視点でインプットして、自分のやり方で表現をする。
アウトプットに関しては『慣れ』の部分も大きいから最初から上手にできる人は少ないと思うけど、コーチングセッションでもYouTubeでもブログでも、やってれば慣れてくる。
「意識しなくても自然体ある程度できるな」というレベルに達しさえすれば、アウトプットでの独自性は担保できているレベルにあると言えるんじゃないかな。
結局のところ『唯一無二』になるためのキーポイントは
この3点に収束するんじゃないだろうか。 このポイントを意識するために俺は日頃から 「今の自分だからこそ感じられることはないだろうか?」と考える癖をつけるようにしている。
例えば、「子育てが忙しい」だったら、俺の場合の分析は…
これはもちろん一部であって全部じゃないけど、パッと考えるだけで俺を知っている人からすれば「おはなし屋なおとらしい分析だな」って思った人もいるんじゃないかな。
同じ「子育てが忙しい」でも考える人によって着地点は違うはず。そして俺はこの話をツイッターやnoteでアウトプットする。
俺のアカウントを見てくれている人にとっては、「今まで色々言ってたおはなし屋なおとがまたなんか言ってる」って感じてもらえるんじゃない?それは今までの積み重ね。
これもアウトプットの『希少性』になる。
考えながら文字打ったからちょっと長くなっちゃったけど、まとめる。
『唯一無二』であるためには自分の経験を教材にして、学びを独自の視点でインプットして、アウトプットに慣れる。どれか欠けてもダメ。
3つの項目の掛け算を大きくしていく感じ。
自分の経験には価値があると信じなきゃいけないし、学んだことを「右から左」に流しては独自性は取れないし、アウトプットは慣れないことには上手にならない。
だから今日の話に対してのおはなし屋なおとの最適解は 『自分の経験から独自の視点で学び、とにかくアウトプットを重ねること』 シンプルにこれでOK。唯一無二になれます。
現に俺は7年ビジネスしてきてまだこの世界でしぶとく生きてるので、大きく間違っていることはないかと。
おわり。
いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。