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プロコーチを目指すなら理解するべきお金の話 『給料と報酬のちがい』



先日「無料100人コーチングみたいなのはやめたほうがいいよ」的なことをブログで書いたあとに「だったらどうすればええんや?」ということを提示できてなかったのが少しもやもやしてて、今気がついた。『有料100人コーチング』すればいいじゃん!!と思った。今日はその気づきを書いておく。



なぜ無料コーチングをやってしまうのか考えてみた



そもそも、どうして多くの人が『無料100人コーチングやります!』と言ってしまうのかというと、お金をもらうことを最終的なゴールとして、『今の自分は練習中だからお金をもらうレベルにない』と考えてしまうからなんじゃないかって思った。



最終的にプロになりたいからこその無料コーチングなんだ。ぼくはそう理解した。



気持ちはわかる。でもやっぱり戦略的には愚策だと思う。無料でコーチングをしまくる人と僕の意見とで何がズレているのかがようやくわかった。



僕はお金をもらうことはスタートだと思っている。お金をもらうからこそ生まれる緊張感、得られる学びが死ぬほどある。


要するに、ほとんどの人は『一定以上のレベルにならないとお金をもらうのは不相応で、プロになるためにはたくさんの経験を積まなくてはいけない』と考えている。でも厳密に言うと実際は違う。




正しくは『経験はもちろん積まなくてはいけないけれど、プロに必要な経験はプロとして仕事を受けることでしか積めない』だ。


売らないと必要な経験すら積めないので、僕の考えの中ではあるが、ずっと無料コーチングを重ねている人はプロとしての経験値をほとんど全く稼げていないと思っている。棘のある言い方ではあるが、それほど有料セッションと無料セッションの間の溝は深い。緊張感がまるで違う。




お金をもらうという行為をたくさんの経験を積んだ後のご褒美だと捉えているのか、それともプロとして経験を積むために必要なプロセスと考えているのか、この違いがプロコーチの収入に大きな差を産むというのが今日の僕の主張だ。



要するに、稼げていないコーチはお金との距離感から学んだほうがいい。コーチがもらうお金は報酬で、給料ではない。


それでは『給料と報酬の違い』はなんなのか。具体的に説明していきたいと思う。



給料と報酬の違い




『あなたは良い働きをしたのでお金をあげます』
これは給料。


『あなたにこの仕事を依頼したいのでこの報酬をあげます』
これは報酬。


給料は評価で払われる。報酬は期待値に払われる。雇われ気質だとつい評価を狙いに行ってしまうがプロコーチとして生きていくなら致命的な感覚のズレだ。プロを目指すなら今すぐ書き換えておいたほうがいい。



いくら評価を重ねてもフリーランスの世界では1円も支払われない。これが給料だったらいくらかのお金にはなるが、報酬は評価とはほとんど関係しないので、収入が上がることはない。




報酬とはご褒美ではないのだ。




コーチ問わずプロが持っておくべきお金との距離感は『このくらいの仕事をするからこのくらいの報酬をくれよ』という感覚くらいで調度いい。



報酬を要求した時点ではコーチはまだ何もしていない。実際に仕事として動くのは報酬が貰えた後である。自分の評価は自分で決めて、それをハッタリでもいいから売り込んで、ようやくプロとして仕事が始まる。




価値を産むのは売れた後なのだから、売れないコーチには価値を生むチャンスすら与えられない。残酷だけどこれが事実だ。


報酬は価値を提供する前にも関わらず価値を信じてもらえたときにのみ発生する。





ここまでの話をまとめると

・有料でコーチングすることをゴールとして捉える人が多いので無料コーチングが横行する

・有料コーチングは始まりで、有料コーチングでしか積めない経験が腐るほどある

・稼げる人と稼げない人はお金の向き合い方が違う。給料か報酬かの違い。




最後にだからどうしたらいいのという話で締めるけれど、主張は変わらない。『無料コーチングは1利あるけど100害もあるのでやめた方がいい』ので、『練習するなら100人有料コーチングやろう』が結論。



理由は報酬を自分で決めて売り込むプロセスを通さないとプロとしての経験値にならないから。もちろんプロになってお金を稼ぐだけがコーチングの世界ではないので一概には言えないけど、コーチングを仕事にして自分の名前で商売をしたいのなら無料コーチングはやらないほうがいい。


前回の記事でも伝えたけど、得られるものの割に失うものが大きすぎるから。



お金をもらうことはゴールではなくスタートで、お金をもらい始めて4年経つ僕も今でも毎回学びと失敗がある。お金=失敗してはいけないものではない。




失敗する痛みも含めて経験だから、練習試合で学べるものはあるけれど少ない。見直すべきはお金との距離感だ。



コーチングは稼げるいい仕事だよ。




コーチを目指す人には、ぜひ自分だけのコーチ像を目指して、思いっきり稼いで思いっきりコーチライフを謳歌してほしいな。



前回の記事はコチラ




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