見出し画像

蛇口をひねると出る水.されど買う水

水はなぜ500mlが主流なのだろう

飲みやすい大きさだからとか重さ的にもちょうどいいとか色々な理由がありそうだ

しかし、水はもともと買うものではなかったのではないかという点に着目できていない。

その前者的な考えが
今のマーケティングを支配している気がする。



というのも私は酒類販売の営業で感じたことがあった。

商品もさまざまな種類があり、
同じ名前なのにシーズンごとにモデル名がつく。
いわば、同じCDなのに初回限定モデルのように
各オプションの種類があるようなのだ。

なぜこんなに商品を出すのだろう
ましてや今はコロナで物が売れない状態である。

私が仮説するに、人は新商品や限定に弱いという点に一方的にアプローチをかけたのであろう。

そうすると毎年買ってくれているところだけしか引き続き買わないのである。ましてや、前年やっていた店が買ってくれない場合もある。
つまり売上は見込めないだろう。

まさにこれは500mlという水と同じで
別の焦点に花を咲かせているのだと感じた。

根本的に500mlと水、主役は水のはず
500mlで販売されている水があることに疑問を持つべきなのである。

前提に誤りがある


実際売っている理由は、商売として活用している為
商売になるのは、美味しくて安全な水を飲みたいというニーズがあるから保たれるわけである。


酒も新商品や季節商品を出すことが前提となっていて
今の消費者のニーズが考えられていないのだと思う。

結果好きじゃない酒を飲まされ、
興味が薄れていってしまう。


これが課題だろう。

その為に私はもっとお酒の知識を学ぶべきだと思う。

お酒との出会いが、家族が飲んでいるから飲むという不純な理由になっているのではないだろうか。
美味しいお酒が経験出来ず、いいイメージが湧かずに教養が育まれていないのだろう。

そして飲む目的がストレス解消や楽しみたいなど
酒の味という本質からずれていってしまうのだろう。

だからこそ、商品のラベルや限定ではなく
酒本来の味わい方を学ぶ試飲会や展示会をもっと普及させ身近に感じさせること大事だと思う。
美味しいお酒を飲むきっかけを作ることで
興味を引き出せるのだろう。


・まとめ

物事の前提やバイアスを疑い、
本質のポイントを逸らさない思考が
大事だと思う。

その為に日々、前提について考えていきたいと思う。

ニュースをつくるマーケティングの講座にて
対談者の三浦崇宏さんと片岡浩三さんに
知見を育ませていただきました。

無料なのに優良コンテンツすぎます

ありがとうございます


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?