コウ

幸せになるために

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最近の記事

35歳になった

35歳。小学生の頃からの友人に会った。35歳同士で会うと、自分の年齢のことを思い出さずにはいられない。 話題も、育児、夫のこと、仕事、介護、家族の問題など、重たい話題が増えてきた。真面目な話が多い。 笑える話、ワクワクする話とかが枯渇していることに気づく。 友人は第二子妊娠中という報告をしてくれて、1人目もまだ一歳児。きっと楽しい話もいっぱいあったのかもしれない。 私の方はというと、なんか楽しい明るい話題がなくて、友人にも明るい話題を話しにくくさせてしまったのかもしれ

    • 自分のことを癒せるのは自分だけ

      タイトルは、宇多田ヒカルの「PINK BLOOD」の歌詞の引用。 この曲は、アニメ「不滅のあなたへ」のオープニング曲。 「不滅のあなたへ」は、久々にハマったアニメ。最近、心が麻痺してしまって、なかなか心が動くようなことが無いのだけど、このアニメは一気に見てしまった。人生で大切なことは何か、迷っている私にとっては、学ぶことの多いストーリー。人が赤児の状態から人生のさまざまなことを獲得していくさまとか、アイデンティティとか、生きる意味とか、主人公や主人公が出会う人々の人生を通

      • 自分の人生を生きるということ

        今の私は、やりたいことがわからない。 やりたくないことは、たくさんあるのに・・・。 「今の私」、と書いたけれど、本当は今に始まったことではない。思い返してみると、はるか昔、思春期を終えたあたり、大人に片足突っ込んだくらいの若かりし頃には、すでにその兆候があったと思われる。 だから、だいぶ長い期間、心に薄いベールがかかったような、物事にも人にも直接触れていないような、そんな感覚で過ごしてきたように思う。 もちろん、感動や喜びは、局所的には感じてきたつもりだ。 でも、もの

        • 人生には四季がある

          「人生には四季がある」 と、ある先生が生徒に向けて語っていた。中学生には、どれくらい理解できる言葉だったんだろう。でも、きっと、届く子には届いたんだろう。 今、あなたは冬かもしれないし、春かもしれない。冬の最中にいる人も、辛くてもいつかは必ず春が来ます。春の最中に今いる人も、いずれは、夏が来て、秋が来て、冬がやってきます。今、冬の人は、必ず春がやってくるので大丈夫。今、春や夏、秋の人は、ぜひ、冬の人に気づいたら優しく接して助けてあげてください。 というような内容で、大人

        35歳になった

          生き方を見直す

          久しぶりに記事を書こうとしたら、プロフィール欄に娘は一歳で、育休中と書かれていた。 書かないでいるうちにあっという間に時が流れ、娘は3歳を迎え、幼稚園に入園。私は一度職場復帰したが、仕事がハードすぎて両立できず、すぐに退職となった。前回記事を書いた頃と状況がだいぶ変わっていて驚いた。 あの当時、ここに書きたかったことと、今書きたいことはだいぶ変わってしまったと思う。 でも、久しぶりに書きたいと思った。 就職、結婚、出産、育児、育休から復帰してからの退職・・・。ここまで必

          生き方を見直す

          子どもの視点に立って

          育児は日々勉強である。もちろん、そんな堅苦しいことを毎日考えながら子どもと接しているわけではない。日々、慌ただしかったり、たまにだらだらしてみたり、平凡な日常を過ごしているだけなんだけど、それでも子どもと共に暮らす生活は、多くの気づきがあるものだ。そして、自分の未熟さを知る。 一歳の子は、まず、歩くということ自体が楽しい。歩くのは、ほとんどの大人にとってはどこかに移動するための手段だけれど、子どもにとっては、手段じゃなくて、目的なのだ。何かのために歩くのではない。ただ歩きた

          子どもの視点に立って

          百年後にはみんな死んでいるので

          中学生の頃、ハリーポッターが大ブームで、私も愛読していた。 ハリーポッターに登場する「憂いの篩(ふるい)」という魔法道具をご存知だろうか? 私は、大人になった今でも、たまに思い出す。 頭の中で考えていることを、一旦取り出して、篩(ふるい)に保存し、後でその思考や記憶を見たくなった時に、また篩(ふるい)から覗くことができるというものだ。 初めて読んだ時も、こんな道具が現実に存在したらいいのに・・・と思ったものだが、今でもたまに思い出す。 日々、凄まじい量の思考が頭の中

          百年後にはみんな死んでいるので