35歳になった

35歳。小学生の頃からの友人に会った。35歳同士で会うと、自分の年齢のことを思い出さずにはいられない。

話題も、育児、夫のこと、仕事、介護、家族の問題など、重たい話題が増えてきた。真面目な話が多い。

笑える話、ワクワクする話とかが枯渇していることに気づく。

友人は第二子妊娠中という報告をしてくれて、1人目もまだ一歳児。きっと楽しい話もいっぱいあったのかもしれない。

私の方はというと、なんか楽しい明るい話題がなくて、友人にも明るい話題を話しにくくさせてしまったのかもしれない。

でも35歳になっても、結婚しても、子どもが生まれても、小学生来の友人とまだ付き合いがあることはすごくありがたいと思った。

次回会う時には明るい話題も提供できるように、日々をもう少し充実させられたら良いなと感じる。

ああ、本当に歳をとった。

世間の35歳はまだまだ若々しく、元気で、美しい人が多い気がするけれど・・・。

私自身は、私が子供の頃や若い頃にイメージしていた、「35歳」って感じに、普通に加齢した見た目で、中身も心もけっこう、くたびれてて・・・っていう感じになってる。

でも、それを否定はしたく無い。
若々しく、綺麗でいなきゃいけない風潮を今は好きでなくなってきたし・・・。

先日会社のセレモニーがあり、いつもより化粧をしっかりし、髪もきれいにまとめ、服も綺麗目の格好をした日があった。その時、お世辞の可能性もあるけれど、20代ですよね?と何度か聞かれ、嬉しかったけど、毎日あのコンディションでいるモチベーションが、もう無い。だから世の中の毎日綺麗にされているアラフォー以上の方々は本当にすごいなって思う。

35歳。生き方を見直す帰路に立っている気分である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?