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20代介護士が生き方に福祉を選んだ理由

こんにちは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西と申します。

このnoteでは自身の想いや学びに向き合ったり、個人を深くする目的で記事を書いていきたいと思います。(宣伝もするかもです)

私は18歳から介護福祉士として働き、今は23歳になりました。
何故福祉の道を選び、介護福祉士として働いているのか。。

まずはその理由や想いなんかを書いていこうと思います。

それでは初投稿です


「生きていく」を考える 

こんにちは。
昨今の世の中は生きていくのが大変そうですね。
ネガティブに溢れて、家庭は崩壊し、友人関係も希薄で、頼れる大人はどこへやら。。。

大人とはなんでしょう。
カッコいいとはなんでしょう。
そんな風に考えていたからか、

小学生の頃、漠然と
・カッコよくて
・余裕があって
・いつも優しい
「誰からも慕われる社長」みたいなものになりたいと思っていました。


この世の中を生きていくためには?

何をどう判断していくか?

幸せってなんだ?

色んなことを考えながら過ごしていました。



迷わないという選択

僕の初めての人生の岐路は高校選びでした。

高校を出てすぐに就職したかった僕は、普通科の高校に通う選択肢は初めから排除していました。

理由は3つ

1、勉強が得意でなく、普通科科目はする気も無かった(興味が持てなかった)
2、社会に出た時に役立つ武器(資格)が欲しかった
3、自分の特性を活かした仕事がしたかった

これらの事から何か変わった学科がある高校を選ぼうと思いました。

ひょんな事から「福祉科」という学科がある高校を知った時、頭の中で色んなピースがガチッとハマった音がしました。

その瞬間から「福祉業界」で「介護士」になろうと迷わず決めました。

迷わなかった理由

いくつかありますが、、、

・人と直接コミュニケーションを取る事が好きだったから

・自分の価値観、感性が武器になると感じたから

・今後のニーズが高まり、価値の上がる仕事だと思った

・なので介護の世界はこれからチャンスがあると思った

そして「人の死」を身近で感じる事で死生観の熟成、感性をより豊かに出来る、と感じた。

「介護職になりたい!!」というよりは「介護職が適している!!」と思ったんでしょうね

そして、迷わない事で最短距離で介護の世界を突き進もうと考えたのです。

介護福祉士として学んだ事

福祉の勉強は楽しかったです。
高校生活も充実し、色んな経験を積みました。

資格も無事に取得し、いざ社会人へ。

従来型の特別養護老人ホームに就職し、ユニット型のショートステイでアルバイトをし勉強を重ねました。

現在はまた違う特別養護老人ホームで勤務しつつ、在宅介護の勉強、地域の介護予防などに取り組んでいます。

福祉の分野は広く、一言では言い表せません。

目の前のお年寄りに何が出来るか、色々な制約の中でどう望みを叶えるか。
家族の方の不安や負担に気付けるか。

言い出せばキリが無いでしょう。

沢山たくさん考える事があり、感じ取らねばならない事がある。

人の死や表現出来ない苦しみに、隠された希望や想いに気付く必要がある。
人として大きく成長出来る仕事であると実感しました。


死を身近で味わう

こんな書き方すると、誤解を招きそうですね(笑)

でも、本当に色んな人がいて、色んなおじいさんおばあさんがいました。

目の前で亡くなる方ももちろんいました。
今まで生活を支えていて、一緒に笑い合っていた人が急変して苦しんでいる時も見ました。


人は、死にます。
それも昨日まで笑ってた人が、さっきまで話していた人が。

本当に、介護の仕事は勉強になる。
お金を払っても経験できない事だと実感しました。

お年寄り達は、よっぽどの事がない限り僕達より先に亡くなります。

それは寿命なのか病気なのか、わかりません。

突然の出来事です。


だからでしょうか、世間的に言う「認知症」とか「問題老人」なんて印象は全くもって感じませんでした

目の前で、今を生きているただの人ですから。
目の前の人の過去と今、そしてこれからを知れば問題がどうこうとは思いませんでした


大人になる事を諦めたくない


お年寄りから学ぶ事は多かったです。

だけど何か、ずっと違和感を感じていました。

それは周囲の介護士達。


「さっきトイレ行ったでしょ!」
「ちょっと忙しいから無理!」
「あの人はニンチ(認知症の事)だから…」

何故そんな言い方をするのか?
何故今そんな事をするのか?
何故?どうして?


余裕が無いのもわかる。
時間的にも体力的にも。

仕事として働いているんです、「他者の為に尽くそう」なんて正義感や奉仕で働いているわけではありません。(これは僕もだけど)


でも誰も気に留めない。

なんとかしようとしない。


諦めてる?

現状に慣れてしまっているだけ?


・・・大人ってそうだっけ?
これを子ども達が見たら、どう思う?
大人って、そうじゃないじゃん!!

個々の人生観や価値観、熱量に違いがあるのは理解できます。良いんです、それで良い。

念の為書いておきますが、その介護士達が悪いわけではありません。
それぞれの環境、考え方があるでしょう。

それでも、それでも僕にとってはなんか違う。


もっと広い世界があるはずだ

もっと色んな大人がいる筈だ

もっと凄い人が沢山いる筈だ

それはいつの間にか
「自分がそんな大人でいたい」
に変化していきました。



理想の大人でいる為には色んな人に触れ、学び、経験しなくてはいけません。

ブレない芯を持ち、知識をアップデートしなくてはいけません。

子供たちが見て「介護士さんってカッコいい」
そう思われる世の中にする。

今の僕はそう考えています。

その為にまだまだ勉強が足りない。行動が足りない。


そんな想いを書き留め、誰かに伝えたくてnoteを始めました。

沢山夢や目標があります、少しずつ発信して、仲間を作り叶えていきたいと思います。

僕に出来る事は少ないです、なので力を貸して下さい。
僕に出来る事は何でもします。
今回は

『何故福祉を選び介護の道に進んだのか』
『社会に出て何を感じたのか』

を書きました。

次回は現在の介護の現実、具体的な解決案について書いていきたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございます、もし気になる方がいらっしゃれば、また投稿を読んでください。

それではありがとうございました。

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