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2020年の我が家に起きた騒動を書く#2

ーーーつづきーーー

2020年の我が家に起きた騒動を書く#1のつづきです

彼氏が家にやってくる

2019年12月 中旬

週末仕事の休みを利用して彼が来ることになった
それも、家に泊まるというのだ
新幹線と宿泊代、確かに入社一年目のサラリーマンには痛い出費だろう

様々な考え方があるだろうが
そのほうがじっくり彼を観察(?) いや、話もできるだろう

娘が途中まで迎えに行った 「もうバスに乗ったよ」 とLINEがきた
いよいよご対面である

印象は悪くなかった
服装は休日らしくラフな感じだが
終始にこやかで人懐っこい、やっぱり真ん中っ子ってイメージだ

とにもかくにも
話をする時間がたっぷりあったのは良かった
いろいろ聞けたし、彼の娘に対する気持ちもしっかり聞けた
彼と二人で話をする時間もあった

娘と彼の交際を反対する要素は何もない
(そもそも交際に対して反対も賛成もないとは思うが)

二人を目の間にして、話をじっくり聞いていて
ふと ベターハーフ という言葉が浮かんできた

英語圏では、恋人や配偶者を指して「ベター・ハーフ」
と表現することがあります。
ベター・ハーフとは、「魂の片割れ」とでも呼ぶべき存在で
まさに「2人でひとつ」と感じられるような
心も身体もぴったりと重なる相手のことです。

二人ともまだ若く、経験も出会いも豊富ではないけれど
豊富だから出会えるということでもないだろうし
出会いに気づけないこともあるかもしれないし

もしかしたら 出会ってしまったのかもね

母の理想とか妄想かもだけど・・・


着地点を探す

問題はその先の二人の望み
そこは、はいはいそうだよね とは言い難い
双方(娘たち対親)が納得できる着地点をどうやって見つけるか・・・

それと、このことをどう夫に伝えるかだ
夫にとって 夢にも思わないような出来事 に違いない

娘と協議した結果
夫には娘が直接話をすることにした
とりあえずLINEで 
大事な話があるから電話で話せる時に連絡してほしい
って感じのことを送ったらしかった

それを見たら、やっぱりですよ
夫から私にLINEがきましたね
でもそこは、私からじゃなく娘から話を聞いた方がいいよね
と返しておきました

この後の展開を思うと
もう少し私が間に入って調整したら良かったのかな
と思ったり

いや、そんな必要ないでしょうよ
と思ったり

結局のところ
私には私以外の誰もコントロールすることはできない
訳なので

全ては 成るようになってゆく のであった

娘と電話で話した後にまた夫から連絡があり
彼と会ったけど、ちゃんとした人だし
交際すること自体はなんの問題もないと思う
今は二人とも燃え上がっちゃってる時だから
押さえつけるより話を聞いて一緒に考えるって
スタンスが良いと思う といった感じの話をして

とにかく 年末にこっちに帰って来た時にじっくり話をしよう
ということになった

2019年 クリスマス

クリスマスといえば
カップルにとっては、どう過ごすかが重要なイベントですが
遠距離恋愛カップルには
非常に大きな問題であることが想像できます

娘たちが選んだのは
彼がこっちへ来る でした

そうです、当たりです!
また家に泊まりに来る ということです

でも私は別にそれで良いという考えでした
むしろそれが良いのです

私の思惑はこうです

二人の交際がお互いの家でオープンになり
自由に行き来して
お互いの家に泊まったり
時には一緒にご飯に行ったりして
二人の遠距離恋愛を応援する
だから 焦って一緒に居ることを選択しなくても
ちゃんとやっていけるよ、大丈夫
・・・と思わせる

そんな思惑もあり
クリスマスに家に泊まりに来ることをOKしたのです

ただし 夫にはまだ内緒ですが

そんな訳で
若い二人は無事に楽しいクリスマスを過ごすことができたのでした

2019年 年末

年末年始の休暇で夫が帰ってきました

晦日には母と妹夫婦もやって来るので
その前に話をしておきたいところです

夫も大まかなことは娘との電話で承知しているはず
彼がどんな人か、とかそんな所から話を切り出すと良いのでは
と、前もってアドバイス的に話したような気もするのだが

なんと夫は、そこをすっ飛ばして
専門学校を辞めるって選択しかないのかな・・・・
って所に いきなり切り込んで行ってしまったのだ

いや、まて マテ 待ってくれ

娘的にも そこから???
という思いがあったのか
話し合いの空気はどよよーーんとしたものに

結局あまり建設的な話にはならずタイムアップ
少し間をおいて話した方がいいかな と思っているうちに
母と妹夫婦が来て
娘も年末でバイトやら学校の友だち付き合いとかで家を空けがち

その後のゴタゴタであまり記憶にないのだけど
妹夫婦には娘のことをザックリ説明していたと思う

妹夫婦には子どもがおらず娘のことを可愛がってくれているので
もうこの際、妹夫婦も巻き込んでざっくばらんに話をしたほうがいいかも
などとあれやこれや考えながら正月準備をする私だった


ーーーつづくーーー



  


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