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その振る舞いは美しくすらある

19/12/2021 隔離中のホテルにて
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今日、バンコクに入国した。

最後に海外に行ったのは、ベトナムを縦断した時だから、約二年ぶりになる。

コロナの状況などもあり、この時期の海外渡航は色々な意見があると思うが、自分の事は自分で責任を持ち、周りには迷惑をかけないということをここで公約することで許してほしい。

旅に興味がない人からしたら、なぜこんな時期に海外に行くのか理解できないかもしれないが
それでも、その「この時期」でさえ、海外に行く人は後を絶たず、それだけに旅は多くの人を魅了するものだと思う。

旅をする目的は十人十色だと思うが、僕が旅をするのには2つ理由がある。
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『旅をする理由』

「誰も君の話には興味ないよ」と、思う人もいるかもしれないが、これも何かの縁だ。

これを機に少しでも僕のことを知ってもらえたらと思う。

もちろん無理強いはしない。
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1. 人生のミッションを見つけるため

何かに心から夢中になっている人には、目には見えない、しかし強烈な魅力がある。

夢中になっている人はその人を見ればすぐにわかるし、出会えば僕はアポを取って話を聞かせていただく。

ちょうど先日も東京に行ったときに30年以上もサーフィンに没頭している方に話を聞かせていただいた。

”夢中になっている人”はそれをやるために人生を計画し、それを起点に住む場所を決める。

そのいささかクレイジーな振る舞いは美しくすらある。

僕は幼い時からそんな生き方をしたいと思っていた。

周りから頭がおかしいといわれるほど、1つの事に没頭し、それをするために生き、それをし尽して人生を終えたいと思うほどだ。

今の僕は、それに近いのは「旅」だと思っている。

けど、それはあくまで近いものでしかない。

全てを捨ててもいいと思うほど夢中になって取り組めるもの、それを探すために旅に出た。
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2. 「アルケミスト」のような本を書くため

アルケミストという本をご存じだろうか。

世界中で一億部数売れ、あらゆる言語に訳されるほどのベストセラーだ。

僕は去年この本に出合い、文字通り一目ぼれした。

僕は両親の教育のおかげで昔から読書を愛しており、わずか21年間という短い期間だが、それなりの数の本を読んできた。

それでも、一目ぼれした本はこれが初めてだ。

この話をすると、よく「なんで一目ぼれしたんですか?」と聞かれるが、いつも答えに困ってしまう。

なぜかわからないが好きなのだ。

もしかしたら、青年が運命の女性を見つけるような、心と”心”のつながりによるものに近いのかもしれない。

これまでに十周以上は読んだこの本だが、読めば読むほど新しい物語のように思え、まだまだ理解しきれたと思えない。

あくまで主観だが、この本は人生を通して付き合っていく本だと直感している。

前置きが長くなったが、僕はアルケミストのような本を執筆したい。

アルケミストは作者であるパウロコエーリョが旅で得た学びを書いた本だ。

だから、僕も旅で得た学びを本で表現する。

それは、たくさん売れる本を書きたいからというよりは
自分が何をしてきたかという痕跡を本という形で残したいからだ。
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以上2つが僕が旅をする理由だ。

最後に、大体こういう話をすると、夢なんて叶わない、と”夢を見ない者”たちから言われる。

それに対して言いたいことが2つある。

まず第一に、他人から言われる”不可能”の3文字ほど信頼できないものはない。

そして、夢が叶わないと思う人ほど、哀れな人はいない。

夢について話すときに、叶う叶わないは重要ではない。

夢を見ているかどうかが需要なのだ。

どうせ一度きりの人生、楽しくいきたいね。

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