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言葉まわりのエトセトラ(2020年代)

さて明日から…

いよいよ明けるのか?
3年も経ったなんて信じられない。
その間、自宅のネット環境の悪さと節約とで
私は”動画を見ない”方向に振り切った。

振り切ったのち、向き合うのは紙。それだけ。

”向き合う”って便利なことばだ。
「自分と向き合う」
「家族と向き合う」
「仕事に向き合う」
向き合った瞬間に、高尚なムードさえ漂う。
よって、

「この三年間、紙としか向き合ってない」

と言っただけで
”聞いたことがない名言が生まれた”ような錯覚が…。

この間友人と話していて気づいた発見。

(笑)使うべからず!

「(笑)を自分は使わない」という文章を2020年頃に読んだ。
自嘲するような意味で文末に使う…
アノ自虐の用法のことである。
ジギャク…いや地獄じごくの用法かもしれない。
だって、なんだって(笑)って気軽につけちゃえるから。
その気軽さが地獄・アダだ。

キッカケとなった文章の書き手がどうして(笑)を使わないかについては
繊細な理由があったとおもうけれど、
私もこの3年間LINEやメールで(笑)を使わない実験をしてみた。

何がとはハッキリ言えないけど、
脳内の思考が5度くらい変わった感じはある。
2023年5月現在の発見。

…とは言え

あれは大変記念すべき日だったので
年月日をハッキリ覚えている。
2021年10月9日午前8時ごろ、
私は御茶ノ水の喫茶店『穂高』でひとりモーニングをしていた。

こんな時、隣からもれ聞こえてくる会話に耳をそばだてるのは…
パンにバター、
ゆで卵に塩、
くらいマスト。

そのとき、隣の大学生らしき2人組が
…とは言え○○でしょ」と言ったのが…
そのイントネーションが衝撃的&画期的で!

「と
このイントネーションわかるだろうか??
二拍四拍にアクセントがある(裏打ち?レゲエ?)
って言うのか…?
わたしが耳慣れているのは「え」。

この3年間でラジオ📻を聞くことも増えたが、
そうするとこの裏打ちイントネーションが、
他の言葉でも使われていることを発見。
例:そ

使っているのは若者ではなくて同い年(50代)位の方だったりして。
言葉を生業にしている位だからコトバの感度は非常に高いと思う。
そういう人が使っているっていうのも二度へぇ〜ってなる。

わたしはまだ”え”、”も”の方が口慣れているかな。

…そんな”紙しか見えてない”ワタクシの3年間の雑な総括。

そんな終わりかけ…この終盤(5/2)にまんまと陽性者になり、
GWがそのまま自宅待機期間だった。

思えば「緊急事態宣言」でSTAY HOMEを余儀なくされた3年前のスタート。
その終わりもあのときのキブンを追体験したような
(天気がいいのに出かけられない)なんだか不思議なクローズだった。

そのため、ここにヨモヤマの文章を5日間書きつづってみた次第。

それにしても、文章ってあまくない。
じぶんの人となり・考えの深度がぜんぶ出ちゃう。
ひとまず「津田沼ZINE!津田沼ZINE!」ってしつこく書いたので
”明け”はまずはその制作から…。

ってなことでおつきあいありがとうございました。
どうぞ、みなさんご達者で。
またここで会いましょう☆

2023年5月7日
ガシガシ編集部 奥光子


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。