にょろちゃんとお姉の物語 にょろちゃんは1人で生きられない編



にょろちゃん。


ごめんなさいね。


お姉は病気で働けないし、どうやらいじめで障害年金を貰えずお金がないのに、

今日はまた熱が出た。だるい。

胃腸の病気もダメで出ません、吐き気。



ポイ活も出来ない。


にょろちゃんは頭が良くて感受性が豊かだから、お姉が途方に暮れていることを悟ってしまう。


朝、お姉がトイレに行こうとしてにょろちゃんの側からお姉が離れようとしたら、にょろちゃんは途端に具合が悪くなった。





にょろちゃんの横に、お姉がメルカリで買ってあげたピンクのにょろちゃんくまちゃんのぬいぐるみを置いたけれど、にょろちゃんの具合は悪いまま。



この時、お姉の私は決意した。


にょろちゃんは、絶対に1人では生きられない。




お姉の私がすぐ側に居てあげなくてはいけない。と。



にょろちゃんのバッグは、お姉が病気で貧乏だからブランドでも何でもない。


厚手の赤いフェルトの生地に、お花の模様があるシンプルなもの。

そうしたら知らない人から、安っぽい。と言われてにょろちゃんはひどく傷付いた。


以来、にょろちゃんは可哀想に小さいのに自立神経失調症に今日は知恵熱。



お姉がすぐ側に居ないとにょろちゃんは、手が震える。身体が震える。あまり何も食べたくない。もうお外に出ることが怖い。


という症状になってしまった。


ドクターのくま先生が、チックン 注射のこと をして下さり、植物が原料のお薬を処方して下さる。


くま先生、ありがとうございます。


にょろをずっとよろしくお願い申し上げます。



生活保護になりひどい病院に行ったら、にょろちゃんもお姉の私もすぐに死ぬ。


何としても、にょろちゃんとお姉の私のこの家での生活を守らなければいけない。


と、改めて決意した。



にょろちゃんもお姉の私も今日は、具合が悪いが。







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