道の駅めぐり #008 那須与一の郷

こんにちは。nyooooです。
『道の駅めぐり #007 やいた』に続く栃木県北めぐり第二弾は「道の駅 那須与一の郷」です。「とちぎの牛乳」のソフトクリームの衝撃は記憶に新しいままこちらへ向かいましたので、次のソフトクリームにも期待が膨らみます。

それでは、出発進行 🚗💨

🍦 [間食]道の駅 那須与一の郷

加工・物産品館
ソフトクリーム（バニラ） ¥300

メニューを見ていると、ジェラートには「与一和牛」と書かれてありとても惹かれました。「与一和牛」はピンと来ないものの、美味しい恵みをくれる牛さんには違いないと、ソフトクリームも「与一和牛」であって欲しいと願いつつの注文。『牛に願いを』というドラマ、ありましたね...

いざ食べてみると、『道の駅めぐり #007 やいた』のソフトクリームをあっさり越えてきました。「あちらより甘い？いや、ミルクの味がより濃い！めっちゃ美味しい！」という心の声。昔訪問したことのある「道の駅 もてぎ」のソフトクリームも絶品だったと記憶しているので、今後にますます期待が膨らみます。栃木県のソフトクリームレベル高すぎです。

「与一和牛」は、「大田原ブランド」である大田原産A5ランクの黒毛和牛を指すようです。おっと、お肉を想像したらよだれが...たしか「大田原牛」という牛さんがいたと思いますが、その中でも高級なものを「与一和牛」と呼ぶという理解で良いのかな。高級な牛さんの恵みかもしれないと思うと、ソフトクリームのシルエットが凛と美しく見える気がするので不思議です。

🚶‍♀️ [散歩]道の駅 那須与一の郷

那須与一像

「那須与一（なすのよいち）」という名前にはピンとこなくても、「平安時代の合戦で、船の上の扇子に弓を放ち命中させた凄い人」ならば覚えがある人も多いのではないでしょうか。ファイナルファンタジーシリーズのいくつかの作品にも登場する『与一の弓（よいちのゆみ）』という武器、それなら知っているという人もいるかもしれません。

四国は屋島で繰り広げられていた合戦に、遠く下野国（しもつけのくに）の山奥までわざわざ声がかかるとは、真に「右に出るものはいない」弓の名手だったのでしょう。ちょうど写真の銅像の奥に移っているのが「与一伝承館」という建物で、映像とからくり人形による合戦の再現や資料展示がされています。

彼の名前「与一」は「余る一」を意味し「10 ＋ 1 ＝ 11」番目の子、という意味の名前だそうです。「一」が最後に付く名前はいくつか知っているけれど、「与一」はいわゆる「一郎」「二郎」のような概念の名前だったとは知りませんでした。良い豆知識を得ることができました。

🧺 [買い物]道の駅 那須与一の郷

農産物直売館
（左から）
とんがらしソース焼きそば ¥389
とんがらしラーメン（赤） ¥454
とんがらしラーメン（青） ¥454

唐辛子...カプサイシン...脂肪燃焼！というわけではないけれど、辛いのは嗜む程度に大好きだし、ラーメン部としてもすごく気になります。焼きそばも好き。全部食べてみたいけれど、炭水化物は「米」を各地で買っているため本当に悩みました。一旦グッと堪えて店内全体を彷徨うことにしました。

大田原は唐辛子の生産量日本一だそうです。日頃から唐辛子には散々お世話になっておきながら、知らなかったとは不覚です。鷹の爪・一味・七味という定番のランナップはもちろん、他にも色々と唐辛子製品があるので好きな一品を選べる楽しさがありました。

農産物直売館
うまい辛具（GOO） ¥735

店内を彷徨った末に購入したのは「華のらー油 うまい辛具（GOO）」。「食べるラー油ブーム」はいつだったか、記憶はすっかり薄れているけれどそれはそれ。

美味しいお米、美味しい卵、美味しい食べるラー油、これだけで十分に贅沢な食卓が完成します。間違いなく食べ過ぎ注意です。ちょっと駄洒落が利いた製品名にも興味が沸きましたので、こちらを購入させていただきました。

リモートワークの忙しい昼休みには、ご飯のお供の他にも、茹でたパスタにササッと絡めて「ペペロンチーノもどき」にするのも良さそうですね。実食が楽しみです。

📖 [スタンプラリー]道の駅 那須与一の郷

インフォメーションカウンター
スタンプ ¥0

いわずもがなで「那須与一」がデザインの主役です。大田原観光協会が設定している「与一くん」紹介文の一部を転記させていただきます。

■名前
与一くん
■プロフィール
源平屋島の戦いで、神がかった技で扇の的を射落とした弓の名手「那須与一宗隆（なすのよいちむねたか）」がモデル。 幼少の時代を大田原で過ごしたといういわれから、大田原市のヒーローとしてＰＲに奮闘中。
800年の時を超えて、1998年4月2日に「与一の里大田原」のイメージキャラクターとして生まれ変わった「与一くん」。
特技の『一矢必中』にあやかろうと、受験生などから『与一くんグッズ』の問合せが殺到中！？ 　与一くんと握手をすると、『一矢必中』のご利益があるという噂が…。
※与一くんの場合、扇の的を“第一の矢（だいいちのや）”で　射抜いたことから“いちやひっちゅう”と造語で読んでいます。
■好きなこと
ダンス
■ゆるキャラ秘話
与一くんと握手をすると『一矢必中』のご利益があるという噂が・・・。
（大田原観光協会 Oh!大田原）

与一くんグッズをひとつ購入してくれば良かったです。いやいや、何であれ結果を出すのはいつでも自分の努力あるのみです。気持ちだけあやかりましょう。

地味に気になるのが『■好きなこと：ダンス』。なぜダンスなのでしょう...

インフォメーションカウンター
スタンプ ¥0

こちらは「与一くん」スタンプと並んで置いてあったので押してきたスタンプになります。

こちらを調べるに当たって『栃木県神社庁』なる庁が存在することに驚きました。栃木県といえば『日光東照宮』があまりにも有名ですし『陰陽師』が今でもいらっしゃると記憶しています。私自身は無宗教ですので、神社仏閣等へは歴史的建造物・自然・静寂を楽しむ目的でお参りさせていただく程度ですが、やはり目には見えないパワーの宿る土地なのかもしれませんね。

こちらのデザインは、「那須神社」を正面から見た風景を切り取ったもののようです。立派な門構えもさることながら、手前にかかる橋がなんとも素敵な風情。この場所で、松尾芭蕉は「那須与一の戦功」に想いを馳せたそうです。歴史上の偉人が、更に過去の偉人に想いを馳せていたなんて...ロマンですね。

📖 雑記

平安・江戸・令和...今回触れた情報だけでも、数百年もの時を超える歴史が語り継がれる土地だと知り、すごく楽しませていただきました。

子供の頃は「何のために過去の話を覚えなければいけないのか」と、歴史の勉強の意義に腹落ちすることは無かったため、勉強にはかなり手こずりました。当時こういったものに触れる機会があれば、歴史を好きになれたのかな？という考えは過りますが、色々な経験を越えてきた今だからこそ「楽しい」そう思えるのかもしれません。

と同時に、子供のやる気を引き出さなければいけない「先生」という職業の難しさを垣間見た気がして、「先生」をされている方々に改めて頭が下がります。

📖 道の駅めぐりの記録

・自宅からの距離：124 km
・累計走行距離：1,550 km
・めぐった道の駅の数：8 個
・集めた道の駅スタンプ：10 個
・あって良かった装備：特になし
・なくて良かった装備：特になし
・課題：過去スタンプ画像の最適化

『道の駅めぐり #006 猪苗代』以降は大丈夫なのですが、現地でも書き進め完了できたら良いなと思っていたため、当初は紙に押したスタンプをスマホで撮影し、取り込みトリミング等をしていました。家にはスキャナがあったのになぜ使っていないのか...と、今さらながら気づいたのが『道の駅めぐり #006 猪苗代』以降でした。大失敗。

ひとまず、書くべき記録はまだいくつか残っているのでそちらを完成した後、順次メンテナンスしていこうと思います。

🔗 参考リンク

・道の駅 那須与一の郷
・[Amazon.co.jp]牛に願いを Love&Farm
・道の駅 もてぎ
・与一和牛研究会
・[大田原市]大田原ブランド認定品
・[とうがらしの郷づくり推進協議会]華のラー油 うまい辛具
・[大田原市]郷土の誉れ　那須与一
・[ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*]武器/【与一の弓】
・[大田原観光協会 Oh!大田原]与一くんをご紹介
・[栃木県神社庁]那須神社
・日光東照宮
・[大田原市]おくのほそ道の風景地八幡宮（那須神社境内）　国指定名勝
・[マガジン]道の駅めぐり

道の駅めぐり #008 那須与一の郷 - 完