見出し画像

ファーストペンギンでぶっちぎれ!

正直に言おう。私は「一緒に」とか「みんなで」という動き方が苦手だ。

人は好きだし、話を聴くのも好きなのだが、人に合わせるのがあまり好きではない。

なんとなく漂う空気を察知して人と足並みを揃えたり、周りの意向をくんで意見を変えたり・・・というのも得意じゃない。


その上、大抵周りより一歩先にでてしまう「 フライング体質 」でもある。

周りが状況把握や検討に使っている間に「あ、これは○○でいいですよね」とサックリ決めて「じゃ、いってきまーす」と、一人で出掛けてしまうようなところがある。そしてあっさり帰ってきて、結果を報告する。

仕事の大きな決断から、飲み会の場所をどっちにするかまで、大小関係なく、大体一番に私が口を開いてしまう。


もしそこに私よりもまだ経験が浅い後輩のような存在がいれば、
先に私のせいで反対意見を言いにくくなるかもしれないし、
そうでなくても、そんな先に走り出す私が悪影響になることもある。

それに一人だけ生き急いでいるみたいだし、
周りを急かすような動き方をしてしまうことが、ちょっと悩みだった。

でも、みんなが動き出すまでじっと待っているのは辛い。
でも、足並みを揃えず動き出すのも悪い気がする。

周りは「そうですか?」「言われてみれば最初に話し始めてますね」くらいのことしか言ってくれない。
優しさなのか、私を恐れて言えないのか・・・。(笑)

考えすぎていよいよどうしようもなくなってきた時、そんなモヤモヤをパートナーに話した。

そしたら、こんなことを言われたのだ。




「それって『 ファーストペンギン 』ってことだよね?」



「!!!」

その発想はなかった。

私の周りが本当はどう思っているか、正確にはわからない。
でも、外野から私と周りの動きを見てれば、一番最初に私が動き出し、あとにみんなが付いてくる。

私は典型的なファーストペンギンだ。


実際のファーストペンギンはドジっ子で、間違って落ちてしまってるとか、後ろのペンギンに落とされる可哀想な子という説もあるが(笑)、私はこれが性分だし、むしろ先に飛び込むことが楽しい。

なら今まで通りでいいじゃないか。



とりあえず私は、ファーストペンギンとして生きよう。

いや、ファーストペンギンとしてぶっちぎっていこう!




そしてもし、周りが実は我慢していたりして周りに何か言われたら、その時に改善策を考えよう。


私は私らしく、明日もファーストペンギンになる。
そんなことを誓った一日の終りだった。

サポートしていただくと、たぶん食べ物の記事が増えます。もぐもぐ。