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日本の外で知ったこと

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日本の外に出たことで知ったこと、気づいたことなどとまとめたマガジンです。 旅エッセイのような、そうでないようなものの集合体。
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#エッセイ

「自分のものさし」がない私は、「自転車乗り」をめざすことにした。

ドイツ生活を始めて、1年が過ぎた。 「 海外生活 」というものにずっと憧れがあった私にとっ…

ニョコロ*
3時間前
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ずっと誰かが我慢している国。

一時帰国をしてきた。 まだ日本を離れてから7ヶ月ほどなので、すんなり日本の暮らし方に馴染…

ニョコロ*
6か月前
62

祖母をおくり、冠婚葬祭の本質に気づく。

日本へ一時帰国して、祖母をおくってきた。 90歳超えの大往生と言える年齢で亡くなったことと…

ニョコロ*
6か月前
67

行きたいけれど行けない場所。

ドイツを囲む国は9つある。 デンマーク、オランダ、 ベルギー、ルクセンブルク、フランス、ス…

ニョコロ*
8か月前
73

愛しのパン・コン・トマテ。

「パン・コン・トマテ」という料理がある。 これは、スペインでもカタルーニャ地方でよく食べ…

ニョコロ*
8か月前
130

「若く見られた!」と喜んでいいものか。

先日ミュンヘンの美術館へ行った。 チケットブースで、夫は英語で「大人2枚ください」と言っ…

ニョコロ*
8か月前
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ドイツ暮らしで「人に優しく」の前にした方がいいことが見えてきた。

ドイツ生活を始めてまもなく4ヶ月になる。 まだまだできないことや慣れないことばかりだけれど、少しずつ生活が落ち着いてきたように思う。 そんななか、ドイツに暮らしていて最近なんとなくわかってきたことがある。 ドイツの人はいい意味で自己中心的な人が多い。 自己中心的というか、「 自分第一主義 」みたいな感じだろうか。 家族や友人など周りの人も大事にしているけれど、何よりも自分を大切にしている感じがする。 「自己中心的」とか「自分第一主義」などというと、日本人としてはあまりいい

初めてのロストバゲージ。

 リヨンからドイツへの帰り道のこと。 私の住む町の最寄りの空港は絶妙に痒いところに手が届…

ニョコロ*
11か月前
46

フランスとネスプレッソとアイスコーヒー。

 日本にいる時から、私はネスプレッソユーザーだ。 一人暮らしをしているときから持っていて…

ニョコロ*
11か月前
75

親切になりにくい世界。

 旅行前、ロンドンの「地球の歩き方」を読んでいて気になったことがありました。 それはロン…

ニョコロ*
1年前
33

英語圏は安心感がある、けれど英語は速い。

フランス・イギリス旅で、LCCを使ってイギリスに入国後、気づいたことがありました。 案内板…

ニョコロ*
1年前
32

「何も考えていない人」から脱出したときのこと。

現地の言葉も、英語もまともに使えず乗り込んで、当然ながらうまく行かないことがあったフラン…

ニョコロ*
1年前
43

「話さない = 何も考えていない」の文化を目の当たりにしたときのこと。

ここ数日、フランス旅行中の気づきをまとめていますが、 今回は英語も含め、人とコミュニケー…

ニョコロ*
1年前
35

フランスの「 おもてなし 」を知る。

 フランス語で誰かを呼ぶときの敬称は「Monsieur○○」とか「Madame○○」というのが一般的だと思います。  イギリスを含むヨーロッパ圏の空港や飛行機の中でも、私は「マダム」と呼びかけられることが多かったので、今はわりと広い地域で言われている敬称なのかもしれません。 *** そして先日の行ったフランスで、興味深いやり取りを見ました。  これは何度か書いているフランスでのこと。 講演会の進行をされていたフランスの方が、講演会を終えたこの記事でも紹介した日本の方に「