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オフィスにfreeeのこだわりを詰め込んだらこうなった!

freeeでオフィスマネジメントを担当しているnayumiです。
今年4月に育休から復帰後、初のプロジェクトが五反田から大崎へのオフィスの移転!私自身初の大規模移転でとてもエキサイティングな経験になりましたのでnoteで少しお話させていただきたいと思います。
これまでのオフィス移転のお話はこちらからどうぞ。

今日はfreeeの新しいオフィスにみんなでつめこんだ「こだわり」について紹介します。

フロアテーマにこだわりを

大崎のオフィスは18階から21階の4フロアを借りています。オフィスを作る際、各フロアにテーマを設けたいねとなり、freeeのロゴのツバメが海から大地を超えて森を抜け空へ飛び立つイメージからそれぞれ「海」「大地」「森」「空」のテーマを設けました。
このテーマに沿って、カーペットや家具のカラーを選定するだけでなく、各フロアの様々な場所や物にもテーマのこだわりを注ぎ込んでいきました。

植栽にもフロアテーマを

各フロアに点在する植栽にも「海」「大地」「森」「空」のテーマを反映させました。例えば18階=海なら、海藻のような雰囲気の植栽を、19階=大地ならサボテンなどの砂漠に生える植物を、といった具合です。

大地がテーマのフロアの植栽の写真。サボテンや砂漠にある植物。
大地がテーマの19階にはサボテンが。

リフレッシュカウンターにもフロアテーマを

各フロアには、ちょっとコーヒーを飲んで一息つきたいときや他のメンバーとの偶発的なコミュニケーションの場としても活用されているリフレッシュカウンターが2~3箇所あります。そのリフレッシュカウンターもフロアテーマに沿ってデザインを行いました。そしてデザインだけでなく、カウンター自体に「もじゃもじゃ」や「さわさわ」などテーマに沿ったオノマトペの名前がついているというこだわりよう。

大地がテーマのフロアにはジャングルを思わせるカウンター写真。その名も「もじゃもじゃ」
19階=大地がテーマのフロアにはジャングルを思わせるカウンター。その名も「もじゃもじゃ」
森がテーマのフロアには新緑色のカウンター之写真。その名も「さわさわ」
20階=森がテーマのフロアには新緑色のカウンター。その名も「さわさわ」

リフレッシュカウンターにあるコーヒーマシンのコーヒー豆も、社内のコーヒー好きのメンバーに、各フロアのテーマイメージから選定してもらいました。視覚からも味覚からもフロアテーマを感じられるようになっています。

コーヒー豆選定のための試飲会の写真。
コーヒー豆選定のための試飲会の様子。真剣!

プロジェクト進行にこだわりを

今回、オフィスを作っていく上では、移転プロジェクトコアメンバーだけですべてを決めるのではなく、社内のたくさんのメンバーに興味ある分野を担当してもらい、サブプロジェクトとして企画を進めていきました。
その例の1つがコンセプト会議室です。メンバーの声から会議室に別の楽しい役割が合体したコンセプト会議室がどんどん生まれていきました。

18F ボーナス/Bonus (ゲーム部屋) 18F ゲンブツシキュウ/In-Kind Support (駄菓子部屋) 18F ネンマツチョウセイ/Year-End Tax Adjustment (パーティ部屋) 19F タイシャクタイショウヒョウ/Balance Sheet(縁側・オープン会議室) 20F フクギョウ/Side Job (DIY部屋) 20F アオイロ/Blue (ギャラリー部屋) 20F エーピーアイ/API (つばめ部屋) 21F シャショク/Kitchen (キッチン部屋)
コンセプト会議室

サブプロジェクトメンバーには、予算やスケジュールなどを伝えたのみで、デザイン会社との打ち合わせや、家具や備品の選定など好きなようにお任せし、仕様の実検討にはコアメンバーはほとんど介入しませんでした。
こういったことが実現するのも、freeeが組織としても個人としても「ムーブメント型チーム」のマインドを持っているからだと感じています。

ムーブメント型チーム
ミッションに共感し集まった仲間たちが自律的にアクションを起こす。その熱狂が伝播することで、より良い相乗効果を生み出していく集団である。

freeeのマジ価値2原則より
「シャショク」=キッチン会議室の写真。会議室ながら本格的なオーブン、IHコンロ、シンク、食洗機などを揃えた。
「シャショク」=キッチン会議室には本格的な調理に対応できる備品や設備をメンバーが選定。

コンセプト会議室については、各サブプロオーナーに別の機会に語ってもらいますのでお楽しみに。
※ちなみに「タイシャクタイショウヒョウ」など不思議な会議室の由来はこちらの記事をご覧ください!

オペレーションにこだわりを

オフィスを作っていく上で、バックオフィスのオペレーションに最適化した造りも意識しました。

ノベルティグッズを出し入れしやすい工夫

freeeでは、ノベルティのTシャツをメンバーに無料で配布し、普段着として自由に着てOKとしています。以前のオフィスでは、配布場所と在庫を管理している倉庫が離れていたので頻繁に行き来する必要があったのですが、今回は配布場所の裏に倉庫を設置し、倉庫の窓から直接配布場所に補充ができる設計にしました。これにより行き来のムダがなくなり、効率的になりました。

ノベルティエリアの写真。アパレル店舗のショーケースのように並ぶTシャツ。Tシャツの後ろにある窓から、倉庫の在庫を補充できる仕組み。
アパレル店舗のショーケースのように並ぶTシャツ。
Tシャツの後ろにある窓から、倉庫の在庫を補充できる仕組み。

この仕組も実際にオペレーションを行うメンバーがアイデアを出し、デザイン会社と仕様を決めていきました。

Corporate ITチームにアクセスしやすい工夫

Corporate IT(CIT)チームでは、入社者用のPCのキッティングや、IT備品の貸出し、IT備品の困りごと対応などをしています。
以前のオフィスでは、執務室のどこにチームの場所があるのか分からず迷う人もいましたが、大崎オフィスでは壁紙や雰囲気を変えることで一目でCITチームの場所がわかるように!
カウンターを設けたことで質問しやすい雰囲気もあり、カウンター下の棚に貸出用IT備品がわかりやすく陳列されています。PCキッティング台もあり、CITメンバーのオペレーションに沿った造りにもなっています。
freeeは2018年から社内の組織名などで航海モチーフを使っていることもあり、CITチームのエリアのコンセプトは船員たちが訪れる港の鍛冶屋。このコンセプトをもとにエイジング加工されたデザインやDOCKというエリア名が決まりました。

CITエリアの写真。レンガ風の壁にエイジング加工されたIT備品貸出ロッカー。キッティング用の作業台も設置。
DOCK=船の建造、修理、係船、荷役作業を行う波止場。
Corporate ITの業務との共通点も多くぴったりな名前!

フロアテーマからオペレーションまで、隅々にfreeeのこだわりを詰め込んだ大崎オフィス。オフィスマネジメントを担当している私としては、ここからが本番!という感じで、いかにオフィスをメンバーに楽しみながら使い倒してもらうかを考える日々です。
思いもしなかった新しい使われ方やHackが生まれていくといいなと思っています。

おわりに

freeeにjoinして約5年、五反田オフィスの増床や地方拠点のオフィス移転などいくつかのプロジェクトを経験してきましたが、今回の大崎へのオフィス移転プロジェクトが1番こだわりが強かったように感じます。
移転プロジェクトとしては後半からの参加になりましたが、毎週の定例MTGでコアメンバーやデザイン会社と、どうしたらもっとfreeeらしく楽しいオフィスになるか、どうしたら使いやすいかアイデアを出し合う時間は、本当に刺激的でおもしろい経験でした。
プロジェクトの期間が短く、毎日やることが山のようにあるプロジェクトで1年間の育休明けの私はキャパオーバーになることがあったりなかったり、、、(保育園に行きはじめの子供あるあるで)子供が何度か熱を出して長期間お休みをいただいたこともありました。その度にカバーしてくれたプロジェクトメンバー、関係者の皆さまのおかげで、なんとか走りきれたと思います。
改めて感謝申し上げます。

今後もオフィスのことだけでなく、事業や組織について「あえて、共有」していきます!ぜひフォローをお願いします。


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