「あと1サイズ大きければよかったのに」と思うものが多すぎる事件
154センチ47キロA型
顔も本名も知られていない今、身長体重を明かすことなど、なんの躊躇いもない。
血液型だってサービスしてやる。
おデブすぎるくらい太ってるわけではないが、痩せているとは決して言い難いブヨブヨゾーンが、ボディ各所にある。
自称『わがままボディ』を貫いているが、わがままなのはボディだけじゃねーだろという友人らのクレームはさておき。
春ですね。
気温は20度を優に超え、もはや夏かなと首かしげつつ、いよいよもって冬は彼方に過ぎ去り、身なりも軽くなる。
毎年クローゼットで起こる不可解な事件
季節が変わり、久しぶりに袖を通す服や足元を彩る靴。
この、わがままボディと相容れないアイテムが、わたしのクローゼットにはいくつかある。
着るとキン肉マンみたいにぴちぱつに見えるライダースジャケット。
20歩以上歩くと絶対怪我するレザーのサンダル。
お腹いっぱいになると必ずパチンと弾けるハイウエストデニム。
なんで、これ買ったし。
第2の事件、人はそう簡単に痩せない
何を信じたか夢見たか。
どのアイテムも、ワンサイズ上のものと何度も何度も比較検討したうえで購入している。
ライダースは革だから伸びるかも。
サンダルも革だから馴染むかも。
デニムも馴染んだら太く見えるかも。
確かにそう。
それはそうさ確かにそうだけど。
(急なKinKi Kids)
伸びてもないし馴染んでもないしパチンてするし。
そもそも伸ばしたり馴染ませたりするほど、着用できていない。
なぜならばキツいから。
購入した当時、ファッション業界で働いていて、フィッティングをアドバイスする的な資格も有していたはずのやすこ。
資格の意味よ。
当時の自分に言い聞かせたい。
いいか、やすこ。
お前はこのあと6キロ太るぞ。
ほんのちょっと背伸びをして、見栄を張ったがために、結果的にわがままボディを悲しいほど実感している。
人間、己の程度を知り、そこそこのところで妥協しなくてはいけないものだ。
165センチ42キロになんて、おまえは一生なれないんだよ。
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