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EP52 成功と優しさの裏に

このnoteは2021年6月25日に収録した音声を文字起こししたものです。

こんにちは。ニューヨークライフバランス研究所の松村亜里です。幸せを科学的に研究するポジティブ心理学やウェルビーイングを分かりやすく伝える活動をしています。

今回は「優しさと成功の裏に」というタイトルでお送りします。

素敵なママ友さん

実は今日、イベントが2つあり、どちらも英語だったので合計10時間ほど英語を喋っていたのでとても疲れていました。 さらにっ、先週一緒に遊びに行った息子の友達のお母さんが「夕方5時くらいから家族みんなで遊びに来ない?」と誘ってくれました。というわけで、私が息子を連れて行きました。お友達の上の息子さんが卒業ということでのパーティーなのだそうです。天気が悪いということでもともとは違う日に予定されていたのですが、いざ今日になってみると天気が良かったので来れる人だけで2度目のパティーを開いたという経緯らしいです。

最近、この家のお母さんがよく誘ってくれるのですが、彼女の家がすごいのです。大きいプールとジャクジー、庭も大きくてパティオもすごくて、まるでリゾートホテルのようです。お家の中も広いキッチンとカウンターがあって、今は地下室にムービーシアターを作っているそうで、今まで私の中ですごい人だなという印象だったのですが、今日はたくさん話してくれました。

彼女は食べ盛りの子どもたちをよく呼んで豪華なお料理を作ってくれたり、注文してくれたりします。その後もデザートを出してくれるのですが、みんな一緒なのではなく、一人一人の好みに合わせて選択できるようにしているのがすごいなと思いました。

知らなかったママ友さんの一面

しかし彼女と話していたら彼女が「私は昔不安障害っていう病気だったの。薬も飲んでいたし人とも絶対話せなかったし」と言っていました。パートナーと結婚したことも大きく、今ではパーティーや人と話すがのが好きになったようです。最初にパーティーをしたときはみんなが自分を見ているのではないかと考えてしまったり、緊張してしまったり、上手にホステスをできていないのではないかなど考えてしまっていたと言っていました。

一見パッと見ただけでは「なんて恵まれている人なんだろう」と思いますが、その裏側にはそのような時期があるのだなと思いました。

彼女はすごく優しいのです。うちは新しく引っ越してきた人ですし、最近引っ越してきた人も私に紹介してくれました。彼女の新しい人をみてあげようという気持ちも温かいなと思います。私たちは忙しくていけないことも多い中、よく彼女は私たちを誘ってくれるのですが、私の息子を誘ったら、娘が1人になってしまうことまで考慮して、「娘さんも娘さんのお友達を連れて来ていいよ」と言ってくれたりしたこともあります。

今日は5時半から10時半まで5時間もあったので色々な話をしました。ビジネスの話などもしました。

また、こんな素敵な家をどうやって見つけたかという話をしたのですが、そこで印象的だったのは「ウィッシュリストを書いた」と言っていたことです。欲しいものや設備を細かく全部書いて全部クリアしたそうです。

私も現在強みの講座にて希望の強みに関して「理想の未来の描き方」を教えているのですが、なるべく細かく書くのは大切なのだなということがわかりました。

彼女がとても優しいのは彼女が辛い思いをしているのもあるのかなという気がしました。だからと言って辛い思いをする必要はあるわけではないのですが、一見とても恵まれているように見える彼女の裏側を知れたことで、すごく親密になれた気がしましたし、長く友達でいられる人かもしれないなと思いました。

大切なのは通じ合う心

もう1つ感じたのは「心と心を通わせられればそれでいい」ということです。私の家には彼女の家のように大きいプールがあったり、ジャグジーがあったりするわけでもないので、うちにわざわざ呼ぶのも微妙だなと思ってしまいますし、他にもしてくれたことを平等に、同じように返そうとしてしまうことがよくありますが、それは必要ないのです。人生ってもっと豊かで、もらったことは大切に受け止めて、返したい時に返せるものをお返しすればいいのだと思います。この世はもっと優しい場所なのだと思います。

今日はここまでですが、彼女の話を聞いいて、どんな人生であってもそれが血となり肉となり、豊かな人生を作って行くのだなと感じました。

それではみなさん、おやすみなさい! 


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