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今改めて“耳”を向けたい読み聞かせメディア

#ラジオで読み聞かせ

僕の読書量はさほど多くなく、好きなものを好きな時に読む程度。
スピードも速くなく、読み終わるには数週かかることだってある。
気分にも影響され易いので、次に読む予定が後回しになったり急上昇したり。

それでも本は好きで、いつもAmazonのほしい物リストはいっぱいだ。

だから順番がなかなか回って行かず、ハードカバーで読むつもりが、
十分に熟成が進んだ文庫版が出る頃になって読み始める場合もある。

その最たる例が、最近やっと恩田 陸 著「蜜蜂と遠雷」を読み始めた。
賞もとって、文庫版どころか漫画化も映画化も。続編まで出てから。笑

・・・・・

さて、そんな僕のほしい物リストの中で、
昨年10月からずっと、優先順位の上位3冊に入っている本がある。

数ヶ月も上位なのに何でまだ読まないのかとつっこまれそうだが、
何だか微妙に今じゃない。そういうものなのだから仕方ない。

それは、大好きなラジオ番組 J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」内で、
食にまつわる文章を読み聞かせで楽しむ月〜木 16:10〜16:15のコーナー、
TABLESIDE STORY」で取り上げられていた。それが10月だった。

「マル農のひと」金井 真紀 著 / 道法 正徳 監修(2020年)

文字としてはまだ自分の目で読んでおらず、
ラジオの読み聞かせも週替わりで、5分×4日の計20分を楽しんだだけなので、
農法とそれにまつわる人々の話ということ以外は上手く説明できない。
それなのに、何とも文体が小気味よくて、内容も実に面白かったのだ。

この「マル農のひと」は、試し読み版がなんと無料でこのnoteに上がっている。
左右社の方、ありがとうございます、ここぞとばかりにリンクしときます♪)

と、実はここまでは前置きで...。


#Audibleで読み聞かせ

Clubhouseが話題になったりと、音声が改めて注目されている。
注目理由の1つに“ながら聞き”という利便性は欠かせなさそう。

そのメリットを読書の分野で享受できるのが、
オーディオブックという“読み聞かせメディア”だろう。

何かしながらでも文章が楽しめるなんて、不思議で素敵だ。

聴覚メディアのラジオが好き、そして速くも多くもないけど読書が好き。
そんな僕は、このオーディオブックが最近やけに気になっていたのだ。

知った理由は、大前みどり さんのnoteに、
Amazon提供の「Audible」というオーディオブックサービスが度々登場する。

そしてその大前みどりさんが先日、このAudibleに関するレビューを
『Audibleで本を選ぶときの基準』として投稿された。

昨年10月から使ってみて、どんなところが良く、どんなところが気になり、
どういった基準で“聴く本”を選ぶと上手く楽しめそうかが書かれている。

僕がこの記事が良いと思い、おすすめしたくなった理由の内に、
文中に登場する一つひとつの本に全てリンクを張られていることも挙げる。

僕と同じように“興味がある”という超初期段階で止まっている人の中には、
「で、実際の聴いた感じはどうなんだろう?」という人も多いだろう。

それが、この投稿ではリンクを開きながら読み進んでいくと、
実際にサンプル版を聴いてみることができ、感覚が掴めるのだ。
大前さんの言う、良いとされたところや悪く感じたことにも共感し易い。
(そもそも各ページでサンプルが聴けると知れただけでも収穫だった)

オーディオブックに興味のある方にも、あまり知らない方にも、
読み聞かせというまだ比較的新しいメディアへのエントリー記事として、
ぜひこの投稿はご紹介しておきたくなった。

・・・・・

大前みどり さん
『Audibleで本を選ぶときの基準』の投稿がとても興味深く、

僕みたいに“オーディオブックは知っているけど未経験”な人に、
こちらを読んでみてほしいと思いました。
noteは、本や文章が好きなユーザーさんも多いと思うので、
僭越ながら貴稿を取り上げ、紹介させていただきました。
左右社 noteご担当の方
まだ読んでいないどころか購入にも至っておりませんが、
『マル農のひと』は近い内に絶対読もうと思ってる本です。
ひとまず今回は、Amazonページとnoteのお試し版のご紹介までに。



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