死とは
死とは「もう二度とその人と話せなくなること」
死とは「もう二度とその人の温度を感じられなくなること」
死ってそういうことなんだよね。
辛くて苦しくて受け入れられないのに日常は待ってくれない。
芸能人の訃報に触れる度に思い出す。
夫が亡くなったあの日を。
あの時の感覚は忘れない。
そして一生背負う。
救えなかった後悔と自責の念。
「今は全ての苦しみから解放されて自由になったと信じたい」
夫を亡くした原日出子さんの言葉。
私も亡き夫の葬儀で全く同じ言葉を発した。
1番そばで苦しんでる姿を見ていたからね。
もう苦しんでいてほしくない。
芸能人の訃報に触れる度に本人の苦悩と共に、遺された家族の気持ちを考えてしまう。
私は一生背負って一生共に生きる。
そして胸を張って生き抜いたぞって亡き夫に再会したい。
最後に
誰もが心の病と呼ばれる病気に理解を持ってもっと気楽に生きられる世の中になってほしい。
そして今ある大切な日常が当たり前に続くとは思ってはいけない。居てくれてありがとうと思いながら生きていきたい。
渡辺裕之さん。上島竜兵さん。ご冥福をお祈りいたします。
死別後の感情は段階を経て変わっていく。私はこの本を読んで少し救われた。遺族が普通の感情でいられないのは当たり前のこと。大切な人との死別に苦しむ人達は無理しないでたくさん自分を労ってほしい。そして故人の素敵な人柄や、楽しかった思い出をたくさん話しましょう。それはグリーフケアになるようです。
トップの画像は亡き夫のお墓に咲くバラです。
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