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【留学とわたし】交換留学に挑戦!

みなさん、こんにちは。

前回までは、ロサンゼルスでの観光地等を紹介してきました。最新の記事は、大谷選手を見に行った時の話です。良ければ読んでみてください。

今回は、これまでのロサンゼルスでの思い出からは離れたテーマで記事を書いていこうと思います。この記事のテーマは、交換留学です。私が経験したことを、なるべくわかりやすく説明したいと思います。

これから交換留学を目指される方の参考になれば幸いです。


はじめに

私の自己紹介の記事でも少し話しましたが、私は大学の交換留学制度を利用して、アメリカの大学へ留学することを大きな目標として、2年制の専門学校から大学2年次へ編入をしました。

交換留学とは

交換留学とは、在学している大学と協定を結んでいる海外の大学と学生を派遣して、ある一定期間その現地の学生と同じように学ぶことのできる留学制度のことです。派遣期間(留学期間)は1年間が一般的だと思います。

学費が免除されたり、派遣先(留学先)の大学で取得した単位を、自分の在学している大学の卒業単位として認定されたり、大学によって異なるとは思いますが、留学に興味のある学生にとっては非常に魅力的な留学制度です。

交換留学に向けた勉強

英語の資格

交換留学に出願するには、英語の資格が必要でした。留学する国や地域によって勉強する言語は異なりますが、私の場合はアメリカへの留学を目指していたので英語の資格を取得する必要がありました。有名な英語の資格は、TOEFLとIELTS(他にもあります)です。私自身、TOEFLとIELTSどちらを受験するべきかとても迷いました。そこで、私がどちらを受験するかを決めた際のポイントをまとめます。

TOEFLとIELTSのReading、Listening、Writing、Speakingの難易度の違い
TOEFLとIELTSのそれぞれのルール(時間制限や問題数)の違い
試験日の確認(開催されている日数の多さ)と受験料の違い

このような要素を比較して、TOEFLとIELTSどちらを受験するかを決めました。TOEFLとIELTSどちらも、インターネットで調べれば無料で過去問題をダウンロードできます。

結論、私はIELTSを受験しました。理由は、TOEFLのReading問題が難しいと感じたからです。個人的な話になってしまいますが、私はListeningに自信があってReadingには自信がありません。そのため、TOEFLのReading問題を見てすぐに、「あ、無理そう。IELTSがんばろう。」と思いました。大学の授業やバイトと両立しながら、交換留学の選考試験に向けた準備を効率的に進めるためには、苦手なものを克服する時間はなさそうだと察しました。

私の志望していた大学の交換留学の出願に必要なIELTSのスコアは5.5以上でした。私は合計IELTSを3回受験しました。見やすくするとこんな感じです↓
1回目(7月):L6.0  R5.0  W5.5  S5.5   Overall Band Score→5.5
2回目(11月):L5.5  R5.0  W6.0  S6.0   Overall Band Score→5.5
3回目(1月):L5.5  R6.0  W6.0  S5.5  Overall Band Score→6.0

私の志望していたアメリカの大学は、ロサンゼルスにあるため毎年人気で応募人数が多いとのことでした。私は成績が飛び抜けていい訳でもないのでIELTSはできるだけ高い点数をとりたくて3回受験しました。最終的には、苦手のReadingが、得意のListeningより高いという現象が起きました(笑)。

TOEFLとIELTSどちらにも当てはまると思うのですが、個人的には1回の受験で満足するスコアを取得するのは難しいと思います。やはり問題の特徴や時間配分の感覚を得ることも重要なので、何回か受験することでその感覚や受験のコツなどが掴めます。

英語の資格に向けた勉強

ということで少し長くなりましたが、実際にIELTSを受験するために行なった勉強について書きます。


*ここからは、主にIELTSの受験を検討されている方向けの情報になります。

大きく分けると、以下の5つが私が行なった勉強方法です。

①問題集を購入し、ひたすら問題を解く
→初歩中の初歩かもしれませんが、まずは問題集を購入することから始めると気合が入ります(笑)。1日最低5分でも問題集を開く時間を作り、それを試験日までに継続しました。おすすめは、朝と夜(寝る前)に問題を解くこと、教材に目を通すことです。人間は朝になると記憶がリセットされてしまうようなので(インチキくさい言い方ですが、私はその通りだと思っています(笑))、復習を兼ねて1日2回問題集を開くと良いと思います。

②わからない単語を日本語で調べない
→Readingを解いていていつも引っかかるのが、文中に出てくる初めましての単語。わからない単語は日本語で意味を調べがちです。ただ、英語をそのまま日本語に訳して覚えようとしても、英語の試験などではあまり効果的ではないと個人的には思います。なぜなら、実際に英語の試験ではそのわからない単語を別の言葉で言い換えた問題がよく出題されるからです。つまり、わからない単語を日本語に訳して覚えてもあまり意味がないのです。わからない英単語を英語で調べると、必ず(多分だけど絶対!←?)他の英語の言い換えも出てきます。なので、その類義語や言い換えを覚えるようにして、ニュアンスで単語の意味を理解することが、英語の試験の勉強では効率的なのかなと思います。

③音声の真似をして声を出す
→私が良くやる方法は、英文を声に出して練習することです。具体的には、Listeningの音声教材をそのままコピーして発音します。3回に分けて音声をコピーすると効果的です。1回目は、音声が話した後に聞き取れた言葉を発音します。2回目は、スクリプトを見て音声と同じタイミングで発音します。3回目は、2回目と同じことをやります(同じことを2回やることで、1回目と2回目の完成度が変わると実感できると思います)。音声を聞くだけでなくて声に出すことで、単語の音と音のつながりを理解できるようになると思います。

④録音・録画をして練習する
→③の方法のさらに実践的な練習が④です。録音は、自分の発音している単語が音声教材と近いかどうかを確認することができます。私はもともと滑舌が良くないのですが、自分の音声を聞いてとてもショックでした(笑)。滑舌が悪すぎてちゃんと正しく発音できていない単語が多くありました。ただ、何回も練習して録音して聞き返していくうちに、より音声教材に近づくことが実感できました。とても達成感があるのでオススメです!

録画は、自分で確認するにしても初めはちょっと恥ずかしかったです。ただ、自分が英語を話している時の仕草や目線がはっきりと動画で確認できるので、Speakingの練習に効果的だと思います。私は、話すときは目線が下に行きがちで、仕草も無意識にモゾモゾしがちです。ただ、それだとSpeakingのスコアが壊滅的になってしまうので、自分が英語を話している姿を録画して確認することは良い練習になりました。

⑤英語ネイティブの人に添削してもらう
→この方法は、私にとっては意外と勇気のいることでしたが、やっといて損は絶対にないと思います。身近の英語ネイティブの人たちに自分の解いたWritingを添削してもらうことも方法の一つですが、言語学習アプリの人に添削してもらうことも良いと思います。私は、外国語を学びたい人たちが、学びたい言語をネイティブとする人たちと繋がって、お互いが自分の言語を教え合うことのできる無料アプリの「HelloTalk」というものを活用しました。

このアプリに、自分の解いたWriting問題とその解答をスクリーンショットし、「添削してください」と英語で一言添えて投稿しました。私のWritingを添削してくれた方は、厳しくどこが良くないのかを教えてくれました。ときには自分の英語力に凹むこともありましたが、褒めてくれる方もいるので勉強のモチベーションはかなり上がると思います。


試験

ということで、英語の試験に関して長めに説明しましたが、肝心の大学の交換留学の選考(試験)について簡単に説明します。大きく分けると、

・書類選考
・面接試験

の2つに分かれていました。書類選考は、留学計画や志望動機などを記入しました。そして、面接試験では英語と日本語を使って面接官の質問に答える感じでした。

選考結果

じっくり準備をして受けた交換留学の選考試験。結果は、アメリカのカリフォルニアにある大学への派遣の内定をいただきました。この時点では、「内定」であり、派遣先の受け入れ許可を経て正式に派遣が決定するという状態でした。ただ、私は目標にしていた大学への留学の内定をいただいたことが嬉しすぎて、具体的な計画や現地で何をしたいかなどの想像を膨らませていました。それと同時に、派遣先に提出する書類の準備も進めていました。

衝撃的な出来事

そして内定の通知から2ヶ月ほど経った後…

ある日、「大事な話がある」ということで大学に行きました。そしたらまさかの、「今年はアメリカ・カリフォルニアの大学への派遣ができない」とのこと。理由を聞き、衝撃的すぎて大学から自宅までの帰路がとっても長く感じました。足に力が入らなくて普段とても早歩きの私が、歩いても歩いても全然前に進んでいる感覚がなかったことを覚えています。その大学への留学を目標にして突き進んでいた矢先、このようなことが起きるとは想像もしていませんでした。

しかし、「内定」という言葉の意味を身にしみて理解することができました。私は、結果に一喜一憂して早まることが多いので、今回の経験を得て物事は慎重に進めるべきだし、物事の行き先はどうなるかわからないということを感じました。

とてもショックを受けていた私でしたが、幸運にもイギリスへの留学が決定し、今年の9月から派遣予定です。今は渡航まで準備を進めています。

まとめ

今回は、私の交換留学の体験を書きました。これから留学を検討されている方の参考や情報の手助けになったらとても嬉しいです。
次回の記事は何を書くかまだ決めていませんが、次回も読んでいただけたらと思います。


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