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「二十九、三十」~蝶の一生は私の胸の奥を貫くものだった~

嘘をつけば嫌われる
本音を言えば笑われる
ちょうど良い所は埋まってて
今更帰る場所もない

こんにちは、今晩は、スターです。
また少し空いてしまいました💧

上の歌詞は、毎日聴いている「Bestofクリープハイプ」
から、「十九、二十歳」の二番の冒頭です。

この歌詞好きなんですよね。

その前にクリープハイプが昔からずっと好きなんです。

全楽曲大好きです。全て歌えます。(え)


そして、

昨日2/7(水)15時半頃、蝶々が死にました。

成虫になって二十日目のことでした。

最近は、午後に毎日三女とリビングで遊んでいました。

冬の外の寒さで上手く飛ぶことが出来なくなっていた蝶々でしたが、

三女と一緒だと、頼りなくも、キレイに立派に飛んでは、カーテンレースで休んでいました。

三女の指や頭や顔に止まってしばらく休んで、また飛んで。

三女はその時間が大好きでした。

くすぐったいよ~~ん。
かわいい…。
ストロー出してるよ!
ちょっと疲れたんだと思う~

そんな感じで蝶々の気持ちを汲み取りながら、かわいくて仕方ないというか風でした。


それ以外の朝夕などの時間は、玄関の鉢植えの上でじっとしていました。

一週間ぐらい前から、砂糖水を浸したティッシュにストローを伸ばすことをしなくなっていた蝶々。

二~三週間の寿命の蝶々にとっての、二週間目の時期は、短い青年期からの早すぎる、でも蝶にとっては適齢の、老年期を迎えていたんだと思っていました。


でも、ガーベラの花や、鉢植えの植物に、たまにストローを伸ばしているようでした。


そして、昨日。

朝から鉢植えの上に見当たらなかった蝶々を、三女が帰宅後探し出し、手に取ると、胴体部分が石灰化していて、羽は反対側にひっくり返り、手足もちぐはぐな形になっていました。

「動いてる!」

蝶を探しながら泣いていた三女の跳ね上がるような声。


蝶は、三女の手のひらから、手足を使って、服の袖の上まで、かけ上がってきたんです!!!!


胴体が石灰化しているのに!


その後片方の羽に傾いたまま、起き上がれなくなってしまいました。

でも足と羽が震えているんです。

動こうとしてる!

健気な蝶の姿に、目頭が熱くなる私。

三女も最初は泣きながら、その姿を見守っていたんですが、
ゲームし出してるし💧



その一時間後、ティッシュに横たわっていた蝶は、まったく動かなくなりました。

あのとき、

三女に最後に手に乗せられた蝶は、
石灰化している体の蝶は、
最後の力を振り絞って、彼女にあいさつしてくれたんだとお思います。

彼女が初めて蝶と出会った時のこと。

なにがこの蝶々にとっての幸せになるのだろう、と何度も考えた時間を思い出されます。

三女はこの時もずっと泣いていた。

最期を迎えてもなお、やっぱり答えなんか出なくて。

でも、

最期に蝶が見せた、
もう一度飛びたい、三女と遊びたいという姿は、


未だ人生半ばでもがいている自分の心を貫くものでした。

胸が熱くなりました。


あなたの一生に、
冬に蝶として生きることになった、
あなたの運命に、

感謝と尊敬しかありません。


「たましいの場所」


マカロニえんぴつの歌ではなく。

魂の場所は必ずあると思う。

『ある』

という概念すら曖昧だが。

魂は消えない。

体が誰かの目の前から消えようとも、

魂は、『あり』続けるのだ。

空に浮かぶ雲みたいに。

増えたり減ったり消えたり現れたり、風に乗って流れたり。

宇宙に『あり』続ける。

心の中はタイムマシーンだから、
一瞬で過去と未来を行き来したりする。

あなたの心の中も宇宙なんだよ?
三女に言い聞かせる。


宇宙の中では、過去にも未来にも自由自在で行ける世界が広がっているんだよ。

だからあなたは、心の中で自由にいつでも元気だった蝶々に会えるんだよ。

わかる?わかんなよね。

寝る前ベッドで死んでしまった蝶々を想い涙を流す彼女。

それをなだめようと、宇宙と心の話をとうとうとする母。

………

もういいよ。
泣きながら、夢で蝶々に会ったらきっとすぐまた笑顔になれるよ。


彼女の学びと成長に、感謝。

あーなんかもう恥ずかしい位いけるような気がして
ずっと誰にも言えなかったけど
今なら言える

冒頭の歌詞に続くサビの部分です。

今回の蝶々の一生に胸を貫かれた後、
私の気持ちがリンクした曲です。

なぜ?????

読み取ってくれる方がいたら嬉しいです。


ありがとうございました。
合掌。
@スター@

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