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【日記】島に呼ばれて。2日目
朝4:10シャトルバスに乗って縄文杉のある山へ
途中、途中で人を拾ってあと少しで着く、
というところで。
ガイドの方からアナウンス。
5時の気象庁の判断によっては、
入山できず、引き返すかもしれません。
ここまできて?!
待機場所で待つ間、もう祈るしかない。。
5分後、警報は消えたので行けます!とのこと。
よかったぁぁ。。
(このくだり、何度目よ)
5:30 登山口到着
朝食のお弁当を食べる。
山小屋みたいなところで、立ち食いだったり、
地べたに座り込んで食べたり。
だいぶ、密。
今回私がツアーをお願いしたのは、
フィールド&マウンテンさん。
同じツアー参加者は、
私の他は1人参加の男性と女性、若い夫婦の5人。
東京(私)、神戸、長崎、大分とバラバラだった。
6:00 出発。
洞窟を通って山道へ。
ガイドさん曰く、帰ってくる時に
この洞窟が懐かしく感じますよ!とのこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1658751807576-fnPnWKcDsv.jpg?width=800)
みんなこの時はまだ景色を楽しんだり、
写真撮ったりする余裕があった。
![](https://assets.st-note.com/img/1658751854756-LVDkXJP3P7.jpg)
天気は降ったり止んだりを繰り返していた。
トロッコ道は傘さしながらでも歩ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1658752002722-CRkATAyuEz.jpg)
全体の約半分のところでトロッコ道が終了。
ここから、本格的な山道スタート。
けっこう険しい・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1658752050680-2vKlHfGY5J.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1658752050878-mpteOZRGye.jpg)
9:30頃 ウィルソン株に到着
実は縄文杉より、これが見たかった!
ほんとにきれいなハート型に見える。
![](https://assets.st-note.com/img/1658752109476-78c3k85z5g.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1658752213674-tvBwMff54s.jpg?width=800)
少し見学したところで、急に大雨が降ってきた。
傘もさせないし、レインコート出す余裕もなく、
全員かなりびしょ濡れに。。
30分程移動したところで、テント張って昼休憩。
汗と雨でびしょ濡れだったから、
夏でもめちゃくちゃ寒い!
![](https://assets.st-note.com/img/1658754162737-cLQn1pkY3M.jpg?width=800)
足元は水溜り。
雨も少し弱まって、再び出発。
とにかく、無言で歩き続けるけど、
頭の中ではめっちゃ喋ってた。
寒い・・死ぬ。。
道険しい・・足やばい・・。
なぜ私は今ここを歩き続けているんだろう。
来たのはいいけど、この道また帰るんだよね。。
てか、なんでこんなとこに来たんだ?!
言うて、ただの杉じゃん!
みんななんで杉のために
こんな長時間歩いてるんだろ。
そもそも私花粉症じゃん!杉、敵じゃん!!
これだけ苦労して見る価値あんのかな。
あー、なんかこれだけ頑張って来て
「あ、杉だな」くらいにしか思わなかったら、
どーしよ。
けっこうそーゆー人だよ、私は。
「はい、あと50メートルで縄文杉ですよ〜」
ガイドさんの声で、我に返った。
人間過酷な状況に置かれると、
ものすごい色々と葛藤するらしい。
11:10頃 縄文杉到着
![](https://assets.st-note.com/img/1658752559609-hLXYxbu0H9.jpg)
どこにあるのかわからなかった。笑
うっすら霧がかったなかに、
縄文杉がたたずんでいた。
実際に見るとかなりの迫力で。
すごく神秘的だった。
杉の大きさに圧倒されつつ、「杉だな」とか
うっすい反応にならなかった自分に安堵した。笑
推定7500歳。
枝だけでも1000年も前からあるんだって。
20分ほど見学。
この頃には1人参加の2人とだいぶ打ち解けて、
お互いに写真撮ったりしてた。
![](https://assets.st-note.com/img/1658752708396-3Ss6d3oxFN.jpg)
日の当たる方にばかり枝が伸びるそう。
11:30下山開始
![](https://assets.st-note.com/img/1658752811530-us8OlbFD8t.jpg)
帰りは意外と楽で、景色を楽しむ余裕もあった。これなら、楽勝じゃん!と、思ったのも束の間。
また険しい山道に入って、
ここからが本当に地獄だった。。
下の方が膝にかかる負担がすごい。
膝が笑って笑って仕方ない。
早く平坦なトロッコ道に出てくれ・・。
山道が終わって、トロッコ道に出たら、
歩くのは楽だけど、疲労MAX。
早く、早く帰りたい・・。
全員ほぼ無言でひたすら足音だけが響く。
![](https://assets.st-note.com/img/1658753464153-lEycdYNzWT.jpg?width=800)
ちょいちょいテンションあがるスポットはある。
![](https://assets.st-note.com/img/1658753012055-rkRWXGkFZl.jpg)
ガイドさんに女子はハート好きだから、
みつけるんだね!とか言われた。笑
16:10 登山口へ帰還
![](https://assets.st-note.com/img/1658753284681-DLvR7yJ7xM.jpg)
最後ツアー参加者みんなで記念撮影して、
みんな拍手してお互いを讃えあった。
登山口で出発時と戻った時と、
同じ場所で写真撮ったんだけど、
なぜか帰ってきた時の方が、
朝より表情が活き活きしてた。
![](https://assets.st-note.com/img/1658753345981-9KCKnC3Usv.jpg)
めちゃくちゃ疲れたけど、
どうやら、心は元気になったみたい。
てか、10時間歩いて登山ってすごない?!
私頑張った!!
もう、ただただ自分を褒めてあげたい。
もしいつか、屋久島行きたい人がいたら、
マジで体力あるうちに行った方がいい!
以上。
読んでいただきありがとうございます(^^) 私の記事があなたの役に立てたら、嬉しいです♪