お金の哲学〜一般人と小金持ちと大富豪の違い③〜

イメージとして

一般人にとって、
大富豪は「ずる賢い人」

小金持ちにとって、
大富豪は「優秀な人」

大富豪にとって、
大富豪は「真っ当な人」

金銭教育先進国のアメリカでは幼稚園からお金について学び始め、大富豪はアメリカンドリームを体現した人物として崇められています。

ひるがえって日本。

大富豪と聞くだけで「ずるい」だの「人のお金で云々」と眉をしかめる人が多いのは、文化や教育の影響が少なからずあると思います。

金融教育をタブー視しすぎたために、お金を稼ぐ行為はあたかも「他人から搾取して、ひとりだけ良い思いをすること」という独善的なイメージを持たれてしまう傾向があるのではないでしょうか?

また、もうひとつ大富豪のイメージが悪い原因として、真っ当にお金を稼いでいる人には興味を持たない世俗的な背景もあるでしょう。

実際は真っ当な商売人の方が圧倒的に多いにも関わらず、マスコミで大富豪が話題になるのは、富裕層ランキングご発表されるときか、嫌味な成金キャラゆ演じている「自称セレブ」がネタにされるときか、悪いお金の稼ぎ方をした人が捕まったときがほとんどです。

これでは世間の大富豪に対するイメージが悪くなる一方です。

真っ当なことをするだけで、大富豪になることはできます。

私の知る大富豪を見ても、または世の中で成功したビジネスモデルを見ても、結局のところ誰よりも早く消費者のニーズを読み取ったか、誰よりも早く行動を起こしたか、誰よりも完璧なサービスを提供できたか、のいずれかです。

以前とあるIT長者に事業成功の極意を尋ねたところ、こう言われました。

「インターネットが伸びることは誰でも想像できたはずです。伸びるとわかっている市場であれば、当たり前のことをやるだけで当たり前のように結果は出せるはずなんですよ。ただ、それを人よりも少しだけ早く気付いて、少しだけ早く動いて、人よりたくさん努力しただけだす。」

パナソニックを創業した松下幸之助氏の言葉で「成功の秘訣は、成功するまで続けること」という名言もあります。私が最も好きな言葉のひとつです。

どんなに失敗を重ね、暗いトンネルの中で心が折れそうになっても、成功するまでやり続ければ最後は必ず成功する。当たり前のことをただ愚直に実践するのとの重要性を教えてくれる、とても重い言葉です。

誠実な努力は、いつかお金となって返ってくる

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