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#7 一生に一度の

結婚式って、参加したことありますか?

今日は、はじめてナマの結婚式を見ました。
参列者ではなく、結婚式をプロデュースする側として。

ご縁があって、結婚式などの演出を行う会社でアルバイトをすることになりました。
今日は見学でしたが、ゆくゆくは聖歌隊、オルガンやフルートの演奏、アテンダントとしてお仕事をさせてもらうことになります。

清らかなチャペル、神聖なバージンロード、厳かなオルガンとフルートの演奏、華やかな聖歌隊の歌声、凛々しく晴れやかな新郎さまと上品で美しい新婦さま、
初めて見るものがたくさんで、目がいくつあっても足りないなぁと思いました。

いざ、式が始まり新婦さまが入場してくると、自然と目頭が熱くなりました。
放っておいたら泣いてしまう!と感じたから、一生懸命、手の甲をつねって耐えました。
全く知らない人たちなのに、不思議なものです。

「バージンロードはちゃんと意味があるんですよ。お父様と歩まれる行き道は、これまで過ごしてきた人生を、そして、新郎さまと歩まれる帰り道は、これから二人で過ごされる人生を表しているんです。」
会場のスタッフさんが言っていた言葉が頭の中で蘇ってきて、涙腺が揺すられたのかも。

ドラマなどで見たことのある神父さまのお話、そして「誓います」という新郎新婦のそれぞれの声、誓のキス。

あぁこれは、本当に「一生に一度」なんだなぁ。

日々の暮らしももちろん「一生に一度」の連続なんだろうけど、やっぱり結婚式には変えがたい特別感がありました。

あの二人はこれから1つの家をつくり、いろんなことを二人でやっていくことと思います。
月並みな言葉だけど、その暮らしの中には健やかなときもあるだろうし、病むこともあるだろうし、嬉しいことも、悲しいこともあるんだと思います。

それでも、一緒にいる、ということを選んでいるのです。

なんて素敵なんだろう。なんて美しいんだろう。
「この場にいるだけで幸せだなぁ」と感じました。

自分の周りの幸せな人たちを見ると、少し悲しくなるときがあります。
でも、今日は全然悲しくなんかなかった。涙が出そうになっちゃうくらい、幸せだった。

素敵なお仕事ができちゃう場所です、結婚式会場。 
ぜひ続けたい!!(まだ始まったばかりだけど!笑)

幸せを見せてくれたお二人が、末永く幸せでありますように。