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『腸がすべて』排泄から考える栄養学

本当の腸活は、腸に良いものを摂るより、腸に不要なものを溜めないこと。

■腸がすべて/フランク・ラボルト=アダムスキー
https://amzn.to/32C4CqC

■この本の問題提起
・様々な腸活法があるが、多くは良いものを摂り入れることに注力
・ただ、本当に大切なのは正しい食生活で腸をきれいにするのが先決

■WHY(なぜ)
・なぜ、腸をきれいにすることが大切なのか
 →腸が汚れていては必要な栄養も吸収できず、排泄も出来ない

■WHAT(筆者の意見)
・腸を整えるためには、まず自分の食生活の欠点を探り、それを正しくしていく用意が必要

■HOW(どのように)
・食べ物を3つのカテゴリーに分けることで、正しい食べ合わせを知る
・ファストとスローを一緒に食べると、消化のスピードの違いにより腸のつまりを引き起こす
①ファスト=消化の早い食品
 果物、トマト、かぼちゃ、唐辛子
②スロー=消化の遅い食品(8~10時間かけて消化されるもの)
 ファスト以外の食品ほぼすべて、穀物、たんぱく質、ナッツ類、海藻類
③ニュートラル=どちらでもない食品(ファスト、スローとも組合せOK)
 油、酢、にんにく、玉ねぎ、ナスなどのハーブ、ワサビ、こしょうなどのスパイス

■マイエピソード
わたしは、ここで紹介されている腸活法ではないですが、
排泄を意識した食事法に7年前に出会い、生まれてからずっと抱えていたアレルギー体質をたった3ヶ月で改善できました。

管理栄養士として働きながら、自分のアレルギーは薬で治していた自分にとって、食事の大切さを初めて体感した瞬間でした。

現代の栄養学はいまだにカロリーや栄養素など、摂ることに注目しがちです。でも、いくら良いものを摂っても、腸が汚れていたら、効果は出ません。アダムスキー式腸活法では、スローとファストの組合せは禁止と書かれていましたが、実際にスローとファストを組み合わせない食べ方を下に書いていきます。

■家庭でできること
この本に書かれているスローとファストは組み合わせないためにすぐに出来る習慣をお伝えします!

それは、『朝、果物だけにする』

これは、スローとファストを組み合わせないというだけでなく、
人の1日の体のリズムを考えた上でも効果的です。

朝4時から昼の12時までは、人の体は『排泄』に適した時間です。

この排泄に適した時間に、いわゆるスローの食材を摂ってしまうと、消化にエネルギーを使ってしまい、排泄が疎かになってしまいます。
そのため、朝はファストな食材であり、血糖値もすぐに上がらず、かつビタミン、ミネラルを豊富に含む果物を食べることがおすすめです。

わたしは朝、果物だけの生活をして6年目になりますが、朝すっきり排泄出来るようになり、午前中の脳もすっきりします!

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