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【5-4】みずほのことがもっと好きになる!「郷土資料館:けやき館」[瑞穂町]

みなさん、こんばんは。かわばたです。

2月3日は節分でした。みなさんは、恵方巻やめざし、大豆など食べましたか?
私は、大豆の代わりに豆大福を食べました。久しぶりに食べると美味しいものですね。見直しました、豆大福。


さて、前回はこれからの社会を思い、SDGsを実践するエコパークを紹介したので、今回は瑞穂町の歴史が分かるスポット

郷土資料館「けやき館」

をご紹介!
古きを温め、新しきを知ります!!

■郷土資料館「けやき館」

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瑞穂町郷土資料館「けやき館」
住所:東京都西多摩郡瑞穂町大字駒形富士山316番地5
電話:042-568-0634
開館時間:午前10時〜午後9時
休館日:第3月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:無料

瑞穂町の郷土資料館は、町の歴史や文化、自然について学べる施設です。展示ギャラリーや体験学習室などの施設貸出もあり、展示・発表や体験事業などの文化活動の場としても使うことができます。

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場所としては、瑞穂町の真ん中北部にあります。箱根ヶ崎駅からは徒歩で20分程度です。駐車場があるので、車でも来館できます。

館内は1階が常設展示、企画展示、ガイダンスホールなど、2階が展示ギャラリーと会議室です。平成26年に開館しただけあって、全体的に綺麗です。

入ってすぐ目に入るのは町を上空から一望できる「バーズアイ瑞穂」。1/1000の航空写真が床に貼られています。

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町民の方は、ここに来たら真っ先に自分の家を探すらしいです(笑)

企画展示では、訪れた時は「瑞穂の狭山茶」を開催中でした。

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常設展示では、町の基本的な情報が展示してありました。ディスプレイがきれいで、これまでの私の資料館のイメージとは全然違いました。

いいな~瑞穂町。

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展示資料は、実物を見て感じてもらうところが多いと思うので、詳細は省略します。気になった方はぜひ来館してみてください。


■瑞穂町を知るならここに行くべし!

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「みなさんは、地元の資料館や博物館に行ったことはありますか?」
と聞くと、ほとんどの方が「ない」と答えるのではないでしょうか。

私もナッツの活動を始めるまでは、地元の資料館は「なんか暗くて小難しいところ」と思っていたので、行くことはまずありませんでした。

ですが、「地域のこと」を知りたいとなった時は、最強の施設だったのです。

どういうことかというと、

「地域の歴史はネットには載っていない」

からです。

今の時代、「インターネットで検索すれば何でもわかるでしょ」と思われるかもしれませんが、地域の歴史については、想像するよりヒットしません。

歴史には学校で教えられる「中央」の歴史と、教科書には載らない「地方」の歴史があります。

中央の歴史は、豊臣秀吉徳川家康、絶賛放送中の大河ドラマで扱われている源平合戦など、みんなが一度は聞いたことのある事柄です。これらについては、多くの人が関心を寄せているため、多くの研究が行われてきました。その結果、インターネットでも検索するとたくさんヒットする状態になっています。

一方で、地域の歴史は、これまでナッツで取り上げてきたようなあきる野市戸倉の疋田浩四郎や檜原村の松姫伝説、福生市の旧ヤマジュウ田村家住宅など全国的に有名ではない事柄です。
これらについては、研究するメインは各自治体であり、その自治体の歴史について一通りまとめている本を出していることが多いです。いわゆる「町史」や「市史」と呼ばれるものです。

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つまり、地域の歴史は「町史」や「市史」などの紙媒体が基本となっており、これらの内容はインターネットではまだ検索でヒットしない状態が多いのです。

地域の歴史の研究者は各自治体」という、ある種の独占性があるので、地域のことを調べたい場合は、資料館などに行って聞いてみるのが最強なのです。

ここで注意してほしいことがひとつあります。すぐに資料館に行くのではなく、まずは図書館などで色々な資料を読み、自分で推測してみる。それでも分からなければ、資料館に質問してみる。「何でもかんでも聞けば教えてもらえる」ではないことを肝に命じておきたいところです。

ちなみに、独占性と同時に研究の限界もあるので、質問に対して「分からない」ことも多いです。資料が無ければ分からない。適当な事は答えられませんからね。まあ、「歴史なんてそんなもん」とゆるく捉えていきましょう。

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■まとめ

瑞穂町について色々と知ることができる「けやき館」
瑞穂に訪れた際は、初めに行っておきたいスポットでした。

受付横にこんな表示があったので、とりあえずけやき館に行って、見学するコースを相談してみるのもいいかもしれませんね。

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さて次回のナッツは、

瑞穂の地名を冠する「狭山神社」

をご紹介。お楽しみに~


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【参考】

・「瑞穂町郷土資料館」パンフレット



文責:かわばた

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