見出し画像

もっと楽々コピペで立案!成長・発達遅延(リスク):思春期の看護計画

成長・発達遅延(リスク):思春期の看護計画

<定義>
成長・発達遅延とは、体重・身長等の形態や運動・感情・言語などの機能が同じ年齢集団の基準域から逸脱している状態である。
成長は身体の形態的な変化であり、発達は機能的な成熟を示す。

<子どもの表現について>
当計画では該当する子どもの事を「患児」と表現せずに「児(こ)」と表現する事とする。

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
児の成長・発達課題が明確になる
児の成長・発達に応じた機能やスキルを獲得できる
必要な支援を受けられる

児の成長・発達に応じた具体的な目標の例
規則正しい生活習慣を身に付ける事ができる
必要なセルフケアを行える
興味・関心のある物事を見つけられる
自分の特徴に合った学習方法を見つけられる
友だちと交流を持てる

O-P
1.疾患や治療の有無、内容
2.年齢
3.健康診断の結果(中学校や高校の定期健康診断の結果など)
4.発達の程度
-第二次性徴の出現の有無、体型の変化
-言葉の発達状況
-食事の様子、内容、摂取量
-体重、体重の増加の程度
-整容・更衣の状況
-清潔の状況
-排泄状況
-睡眠状況
-自発性の有無、程度
-集中力の有無、程度
-興味・関心のある物事
-興味・関心のある物事に対する執着の程度
-好きな事
-得意な事
-周囲への興味・関心の有無、程度
-コミュニケーション状況、協調性の有無
-他者に対する態度
-他者との関係性(家族、友人、先生、同室者、 他患者)
-集団生活の様子、適応状況
5.身体症状の有無、程度
6.検査データ(児の疾患や障害に応じた検査内容)
7.現状に対する思い
8.精神状態、心理状況(劣等感、葛藤、罪悪感などの有無)
9.自己評価
10.ストレスの有無、対処方法
11.表情、言動、活気の有無
12.1日の過ごし方
13.学習状況
14.勉強に対する思い、姿勢、態度
15.学校に通えるか、登校拒否の有無
16.学校生活の様子
17.信用、信頼、尊敬している人はいるか
18.親(家族)の児に対する愛着行動の有無、程度(関心、声かけ、スキンシップなど)
19.親(家族)の児に対する理解
20.親(家族)の児の状態に対する受け止め方
21.親(家族)が不安に思っていること
22.家族状況、支援状況
-養育者の年齢、認知力、理解力
-家族構成、年齢、キーパーソン
-家族の健康状態
-患児の疾患が家族に及ぼす影響
-家族の判断能力、対応能力
-家庭の経済状況
23.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

ここから先は

1,091字 / 2ファイル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?