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もっと楽々コピペで立案!高体温(発熱)の看護計画

2024.2.27更新

高体温(発熱)の看護計画

<定義>
高体温とは、熱産生と熱放散のバランスが崩れて体温が異常に高くなった状態を言う。
発熱とは、体温が正常な変動(日内変動)から逸脱して上昇する事を言う。感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律では「体温が37.5℃以上を呈した状態を言う。」とある。

<乳児・小児の場合はO-Pを以下の様に追加・変更する>
追加:大泉門の陥没の有無(閉鎖前)
変更1:表情、言動 → 表情、言動、機嫌の変化
変更2:食事摂取状況 → 哺乳状況

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
解熱し、体温が正常範囲内になる
発熱による体力の消耗を最小限にできる

O-P
1.体温の経過、熱型
2.発熱した原因の特定の有無
-感染症
-膠原病
-悪性腫瘍
-広範囲の梗塞(肺梗塞、心筋梗塞など)
-侵襲熱(術後)
-吸収熱(骨折、術後)
-脳疾患(脳出血、脳腫瘍、脳外傷など)
-薬剤熱(抗がん剤、薬剤過敏症症候群、悪性症候群、悪性高熱症)
-精神的刺激(転換性障害、神経症)
-熱中症、うつ熱
-不明熱
3.検査データ
-血液検査: WBC、PLT、CRP、Hb、AST、ALT、ALP、γGTP、LDH、Na、K、Cl、BUN、Cr、動脈血ガス分析
-血液培養
-尿検査、尿培養
-便検査、便培養
-胸部レントゲン
-心電図
-CT、MRI
-生検組織検査
4.意識レベル
5.表情、言動
6.活気の有無
7.バイタルサイン(体温、呼吸、脈拍、血圧、SpO2)
8.バイタルサインの変化の程度
9.発熱に伴う随伴症状の有無
-悪寒戦慄、皮膚蒼白、四肢冷感(熱が上がりきる前)
-熱感、発汗、顏面紅潮(熱が上がりきった後)
-心拍数の増加、脈拍数の増加、血流速度の亢進、動悸
-呼吸数の増加、息切れ、呼吸困難
-咽頭痛、咳嗽、喀痰、胸痛
-血圧低下
-倦怠感、集中力低下
-頭重感、頭痛、関節痛
-めまい
-食欲不振
-体重減少
-悪心、嘔吐
-腹痛、便秘、下痢、血便
-口喝、脱水
-尿量減少、蛋白尿、血尿
-意識障害、痙攣
10.全身の皮膚状況、皮膚トラブルの有無(発疹、発赤、腫脹、熱感、亀裂、創傷、褥瘡、出血班など)
11.各チューブの刺入部の状態、刺入部トラブルの有無(発赤、浸出液、出血、臭気、疼痛など)
12.ドレーン類の排液量、色、性状
13.食欲、食事摂取状況
14.水分摂取状況
15.尿量、尿の性状
16.水分出納バランス
-IN(経口摂取量、輸液量、胃ろうなど)
-OUT(尿量、ドレーン類からの排液量)
17.睡眠状況
18.発熱に対する治療内容、効果の有無
19.解熱鎮痛薬の使用状況、効果の有無
20.発熱に対する患者の反応、思い
21.発熱に対する家族の反応、思い

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