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2023年5月の記事一覧
日記:飲食店でバイトしたことないコンプレックス
仕事が遅くなった日の帰り道、通りがかる閉店後の飲食店で、クローズ作業を終えたと思しき人たちがテーブルに座って話しているのをよく見かける。仕事が終わったあとに仲の良い同僚たちと楽しい時間を過ごしているのかもしれない。いつしかそんな時間が習慣になったのだろうか。もしかしたら惰性で続いているだけだったりして。
そこには知らない世界があるのだろうなと思う。そんな空間がたくさんあるのだろう。自分はもちろん
日記:交差したりしなかったり
食事の席があって、知っている人や知らない人といろいろ話をした。人の話を聞くのは好きだ。たくさんの人生がそこにはある。知らない世界があるのだと知ると、未知への喜びと幾許かの悲しみがある。それぞれの人生は隔絶されていて、しかし時折交わることがあって、それが満たされることへの絶望と、それでも巡り会えた奇跡を寿ぐ希望とが同時に胸に去来する。そして自分も自分の人生をどうにかしなければな、と思う。
日記:顔がわからない
人の顔を覚えるのが苦手だ。そのことに気がついたのは割と最近になってからのことだった。初対面の人と会う機会が少し増えて、その人と再会するとき、自分だけが相手の顔を覚えていない。そんなことが何度かあってようやく、ああ、自分は他の人よりも顔に対する認知力が低いのかもしれない、と思い至ったのだった。
言われてみれば、大学生の頃、同じサークルに所属している同期の顔を覚えるのに半年ほどかかった。週3回ほど活
日記:知識が身につかない
疲れている。もう少しでなんとかなるはずなので……なんとか……
全然頭が働かない。やば〜〜
暑かったり寒かったりする。みなさまご自愛ください……ご自愛くださいを使うシチュエーション合ってるか? 以前調べて日記にも書いた気がするが全く覚えていない。生きた知識になっていない。
最近何か得た知識はあるだろうか……全然思いつかないな……毎日ひとつくらいは新しいことを覚えていきたいものだけれど……
日記:街の風景になりたい
仕事、依然として遅れてはいるものの、少し前に進んだ感があった。いくらか心が救われる。
夜の街を歩いていると、路上で話し込んでいたり飲んでいたりする人たちがいる。そのすべての人に人生が、物語があるのだなと思う。生を全うしている。
自分に物語はあるだろうか? 観測されうるだけの強度があるか? 自分の生を本にしても、あまり読み応えがないだろうなと思う。流されて生きているだけ。街の中に自分の足で立って