日記:交差したりしなかったり

食事の席があって、知っている人や知らない人といろいろ話をした。人の話を聞くのは好きだ。たくさんの人生がそこにはある。知らない世界があるのだと知ると、未知への喜びと幾許かの悲しみがある。それぞれの人生は隔絶されていて、しかし時折交わることがあって、それが満たされることへの絶望と、それでも巡り会えた奇跡を寿ぐ希望とが同時に胸に去来する。そして自分も自分の人生をどうにかしなければな、と思う。

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