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『図書館内乱』有川浩

📚あらすじ📚
図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく―かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?書き下ろしも収録の本と恋のエンタテインメント第2弾。─「BOOK」データベースより


📚感想📚
今回は前巻よりも胸キュン続出💕

物語は難聴の毬江と小牧の歳の差10歳差の恋愛から始まる。
どうにか小牧を振り向かせたい毬江はあの手この手と奮闘するも、あえなく撃沈。
小牧には家族ぐるみで仲の良い毬江はどうしても恋愛対象として見れなかった…。
そんな二人の距離を縮めるきっかけとなった、小説『レインツリーの国』、わたしもまた読んでみようと思います🙂

次に柴崎と朝比奈の心理戦。
頭の良い二人は変にしっぽは出さないが、余計なモーションも無い。
果たしてこの先恋愛に発展するのだろうか?

そして最後に郁と堂上教官!!

「命令でも約束でも。おまえが守れるならどっちでもいいんだ。」
怒ったように吐き捨てた鬼教官は、前にいると怖いが背中にいると誰よりも心強い。

このシーンが好きです!!
そして、ついに王子様の正体が…!??
最高の胸キュンでした💕

また、手塚とその兄慧の長年の兄弟の確執が描かれており、どんなにいがみ合ったって兄へのリスペクトが抜けない手塚がいつもはクールなのに可愛く思えました。
兄弟の絆ってやっぱり強いですよね!

っと盛り沢山の図書館内乱なのでした🙂
続きが気になる!!😊

『図書館内乱』有川浩



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