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レ・ミゼラブル


こんばんは。
金曜日お疲れ様でした。
今日は実家に帰ってきました。
ゆっくりする予定。

今日は、レ・ミゼラブルを観たので紹介します!


あらすじ

ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。

そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、
ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく…

Amazonより



名言

・ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)
1. 「他人を愛することは、神の顔を見ることだ。」
   これは映画の最後にジャン・バルジャンが言うセリフで、作品のテーマである愛と赦しを象徴している。

・ジャヴェール(ラッセル・クロウ)
2. 「私は誰か? 私はジャン・バルジャンだ!」
     バルジャンが自らの正体を明かす場面でのセリフで、彼のアイデンティティと内なる葛藤が表れている。

・ファンティーヌ(アン・ハサウェイ)
3. 「夢を見た、希望が高く、人生が生きる価値のあった時の夢を。」
   ファンティーヌが歌う「I Dreamed a Dream」の一節で、彼女の失われた希望と夢を象徴している。

・エポニーヌ(サマンサ・バークス)
4. 「一人で、彼が隣にいるふりをして。独りで、彼と一緒に朝まで歩く。」
    エポニーヌが歌う「On My Own」の一節で、片思いの切なさを表現している。

・マリウス(エディ・レッドメイン)
5. 「語ることのできない悲しみがあり、続いていく痛みがある。」
    マリウスが「Empty Chairs at Empty Tables」で歌う一節で、戦友を失った悲しみを表現している。

これらの名言は、映画の感動的な瞬間を強調し、観客の心に深く残るものとなっている。

感想

『レ・ミゼラブル』の映画版は、特に2012年に公開されたトム・フーパー監督のミュージカル映画が広く知られている。

・音楽と歌唱力
映画はミュージカル版に基づいており、音楽と歌が物語の中心となっている。ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)、ラッセル・クロウ(ジャヴェール)、アン・ハサウェイ(ファンティーヌ)など、主要キャストの歌唱力が高く評価されている。特にアン・ハサウェイの「夢やぶれて」(I Dreamed a Dream)は感動的で、多くの人々の心に残っている。

・演技
キャストの演技力も高く評価されている。ヒュー・ジャックマンのバルジャン役はその献身と苦悩がよく表現されており、アン・ハサウェイは短い出演時間ながら圧倒的な存在感を示した。彼女はこの役でアカデミー賞助演女優賞を受賞した。

・映像美
映画のビジュアルも非常に美しく、19世紀フランスの雰囲気をよく再現している。衣装やセット、撮影技術に至るまで細部にこだわりが感じられる。

・ライブ録音の試み
映画は歌を事前に録音するのではなく、撮影中に実際に歌うライブ録音を採用した。これにより、感情がよりリアルに伝わる反面、一部の俳優の歌唱力に対して厳しい評価もあった。

・感情の強さ
物語の感動的な要素が強調されており、多くの観客が涙を流した。特にエポニーヌやガヴローシュなど、サブキャラクターのエピソードも感情豊かに描かれている。

・長さとテンポ
映画は2時間半以上の長さがあり、一部の観客には少し長く感じられるかもしれない。また、原作に比べて一部のプロットが簡略化されているため、原作ファンには物足りなさを感じる部分もあるかもしれない。

全体として、2012年の『レ・ミゼラブル』映画版は、その音楽、演技、ビジュアルの美しさで高く評価されている。感動的なストーリーと強いキャラクター描写が多くの人々の心に響き、ミュージカル映画の傑作とされている。

こんな人におすすめ

・ミュージカル好き
この映画はミュージカル版に基づいており、全編にわたって歌と音楽が中心。壮大なオーケストレーションと感情豊かな歌声を楽しみたいミュージカルファンにはぴったり。

・歴史ドラマに興味がある人
19世紀フランスの社会状況や革命の雰囲気が詳細に描かれており、歴史的背景を学びながら物語を楽しめる。歴史ドラマが好きな人には見ごたえがある。

・感動的なストーリーが好きな人
映画は愛、贖罪、赦し、革命、犠牲などのテーマを深く掘り下げており、感動的なストーリー展開が特徴。涙を誘うシーンが多いため、感情移入しやすい物語を求める人に向いている。

・演技力を重視する人
ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、ラッセル・クロウなど、実力派俳優による迫真の演技が魅力。特にアン・ハサウェイの演技はアカデミー賞を受賞するほど高く評価されている。

・映像美や美術に興味がある人
映画のセットや衣装、撮影技術は非常に高いレベルで作り込まれており、美しい映像が楽しめる。視覚的に楽しみたい人にもおすすめ。

・ヴィクトル・ユーゴーの原作が好きな人
原作小説『レ・ミゼラブル』を読んだことがある人や、ユーゴーの文学に興味がある人には、映画版が新たな視点を提供してくれる。

この映画は、感動的で壮大な物語を歌とともに楽しむことができるため、幅広い観客層におすすめ。

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