読書感想文#59〜人生を深める本の読み方〜
今回は齋藤孝さん著『読書する人だけがたどり着ける場所』を読みました。
読書をよくする人なら、一度は気になったことがあるかもしれません。
私も気になっていたのですが、なかなか読めておらず、今回、1月の課題図書ということで読むことにしました。
読む前の自分
私からすると、物心ついた時からなのですが、インターネットが普及し、情報がたくさん溢れる現代において、改めて本を読む理由ってなんだろうか。
これだけ、スマホで情報を得られるのに、あえて本を読む意味とは、ただの情報収集以外の何かがあるのか。
また、今年の目標でも書きましたが、教養のある深い人間になりたいと思っています。
では、読書を通して教養のある人になれるのだろうか。
なる為には、どのように本を読めばいいのだろうか。
そんなことを知りたいと思い、今回本書を読むことにしました。
内容
・なぜ、今本を読むのか
先ほど述べた通り、現代は情報化社会と言われており、情報は溢れています。
しかし、触れている情報は薄いことが現状です。
ネットサーフィンと言われるように、人は興味のある方へどんどん色々な情報に触れてはいるものの、浅くなぞるようで深くは知識を得ていません。
そういった多くの情報に触れられる現代だからこそ、深く知を探究し、考える習慣をつけることが大切なのです。
だからこそ、今本を読むのです。
・浅い人と深い人、どちらが魅力的か
ここでいう深さとは、単なる物知りではなく、教養から来ている深さです。
とても面白い例えだなと思います。本の世界に入れば、場所はもちろん時代も過去にも未来にも行けるような気がします。
本を通して様々な情報に深く触れ、多くの経験をすることで、言葉の引き出しや体験の引き出しが増えていくと思います。
すると所謂、深い人になれるのではないかと私は思います。
人間歳を取れば多くの経験をし、言葉に重みが出てくる気がします。経験豊富な人ほど深みがあると感じることはないでしょうか。
しかし、それを歳を取らずして近道できるのが読書だと思います。
教養のある人の方が人生が楽しくなるはずです。
・本を通じて他人の人生を追体験する
先程は、本の世界を通して場所、時代を様々行き来できるというお話をしました。
しかし、読書にはもう一つ、他人の人生を追体験できるというメリットがあります。
人生は一度きり。これは揺るがない事実です。
しかし、読書を通して他人の人生を追体験することで、多くの経験を疑似体験することができます。
経験が少ない人は、想像の及ばない物事がどうしても多くなります。
人の気持ちがわからない、それは体験していないのだから仕方がないことです。
しかし、読書を通して他人の人生を追体験すれば、他人の気持ちを想像できる範囲も増えていきます。
読んだ後の考え方、行動の変化
情報が溢れているからこそ、深く情報に触れていくことの大切さを感じた。
スマホで浅く情報に触れることも大切だが、気になった分野が有ればより深く情報を取りに行くことも大切。
その為に、読書がとても有効的です。
そして、一冊読んで満足するのではなく、時にはテーマ読み。何冊か同じテーマの本をまとめて読み、共感できる部分、できない部分、取捨選択し自分なりのそのテーマに対する考えを持つこともこれから行っていけたらいいなと思います。
また、小説を蔑ろにしないようにしようと思いました。
小説は、面白いので読むことが多かったのですが、登場人物がどのような心情でその行動を行ったのかなど。
ただの娯楽ではなく、勉強になる部分は多くあるなと感じました。(学校の授業みたいですが笑)
オススメの人
このような方々には、本書はとてもオススメです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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