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読書感想文#51〜勝てるチーム作り〜

つい先日、dfcの方でも代替わりが行われ、私は副キャプテンを務めることになりました。

4回生が抜けた先のことを考えると、現状ではまだまだ勝ち続けるチームではないと分かっているので

勝てるチーム作りを学びたいと思い、この本を読み直すことにしました。


本書では、勝ち続ける組織とは「メンバー一人ひとりが自律的に考え、行動し、仲間と助け合いながら、自ら学習、成長する集団」とされています。

この中でも、私は自ら学習、成長するという部分が大切なのではないかと感じました。

具体的に、どのようなことが必要なのか掘り下げてみていきたいと思います。

1.成長マインドセット

マインドセットとは、その人が持っている経験や価値観に基づく考え方の枠組みや思考様式のことです。p105

その中でも、固定マインドセットと成長マインドセットの2つがあり

成長マインドセットを持つ人は、能力は誰でもいつでも伸ばすことができる、いまはできないことでも努力すれば必ずできるようになると言う考え方を持つ人のことを言います。

どちらの方がいいか、一目瞭然だと思います。

成長マインドセットの人は、目標に向けて努力を続け、困難なことがあっても、努力で乗り越えることができるという信念があるので立ち向かうことができます

これに対し、固定マインドセットの人は、少し困難がありうまく行かなくなると、自分にはできないと諦めてしまいます。

今の自分よりも成長し続けるために、努力をすれば成長できるのだと信じる価値観が必要です。

詳しい説明はこちらをご覧ください。

2.チームを変えるにはトップが変わる

本書でよく語られていたのが、トップの意識や考え方、雰囲気などはチーム全体に無意識のうちに伝染すると言うこと

例えば、組織のトップが固定マインドセットであると、それは全体に伝染します

会社のトップが愚痴を言う会社では、部下も愚痴を言う組織になります

どのような組織にしたいか、どのような変化を起こしたいか

このような考えがあるなら、まずは組織のトップが変わることが最優先です

強いチームである、自ら学習、成長する集団を作るためには

まずは、チームの幹部である自分たちが、そういった意識で学習、成長を続ける必要があります

3.「現在」を大切にする

試合が始まってから、試合の結果を気にしてしまっても、もう手遅れであり無意味です

いま、この瞬間をどのように楽しむかが大切です。試合の勝敗は、相手との相関関係で決まると本書には書かれています。

つまり、「試合当日の自分たちのレベル」×「試合で力を何%発揮できるか」が相手を上回ることができれば試合には勝つことができます。

試合中に変えられることができるのは、力を何%発揮できるかの方であり、準備期間である自分たちのレベルという部分はどうしようもありません。

自分が持てる力の100%を発揮するには、過去でも未来でもなく「現在」に集中することが必要です。

おわりに

ラグビーとフットサルという違うスポーツでも、組織作りやマインドの部分では学べることが多いなと感じました。

組織文化というものがチームに与える影響の大きさを改めて感じたし、勝てるチーム作りのために今回学んだことを少しでも活かせたらいいなと思う。

今年のチーム作りでは、個人的に
・全員が自ら成長する
・全員がチームの勝利を願う
・全員がチームにいることを楽しめる

そんなチームを作れたらいいなと思っています。

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