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読書感想文#43

今回は、アメリカのベストセラー『老人と海』を読んでみました。


一度はこういう有名な昔の本、みたいなのを読んでみたくて図書館で見つけたので手に取りました。

爺さんと大魚の凄まじい死闘。意地と意地とのぶつかり合い。

絶対に自分は負けないんだという気迫がとても伝わってきた。

「おれはやつを動かした」と老人は声を上げた、「とうとう動かしたぞ」
 が、またもや老人は気を失いかけた、が、全力をふりしぼるようにして大魚にしがみついている。俺はやつを動かした、今度こそ倒してやるぞ。手よ、どんどん綱を引いてくれ。脚よ、しゃんとしろ。頭よ、頼むから最後までしっかりがんばってくれ、いいか。しっかりしていてくれよ。いままでがんばってくれたのだからな。今度こそ、ひっくりかえしてやるぞ。

何日にも渡る戦いで、老人の体ももうボロボロ。それでも最後の力を振り絞り大魚にくらいつく。

一つの目標に向けて、どんなに辛くても目的を諦めない、爺さんの執拗なくらいの執念に感心した。

また、捕らえた大魚をサメに奪われてしまうところに自然の厳しさというものも感じるのと同時に

サメのように、人が苦労して得たものを、楽をして横取りしようとするのも人間界でも起こりうることだなと不憫に思った。

そして、爺さんの執念はとても見習わなければならないところだと思う。

自分の立場に当てはめてみると、大魚=日本一。

爺さんほどの執念で、日本一を取ろうとしているか。今一度自分に問いかけないといけない。

正直、全然だろう。まだまだやれるべきことはたくさんあるなと改めて感じさせられた。

いい本に出会えたなと思う。

今日は短めでしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

最近は、read hubというアプリで色々な人の読書感想文などを見ていて、どんどん読みたい本が溜まってます。

授業が始まってしまうと、思うように時間も作れないかもなので、今のうちに読んでおきたいなと思ってます。

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