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はるか昔に巣食った情念へのアプローチ
街は僕の世界そのものだった。
擦り傷だらけで遊びまわっていた頃の僕にだけ見えていた世界はきっとある。
歳を重ねた今だからこそ、そう確信している。
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あの頃を恋しく想うのは何故なのだろう。
焼けた夕陽に融けるあの子を眩しく想ったり、季節の風の香りをくすぐったいと感じたり、
疲れ切って家路についた足取りが軽いと気付いたりする事と関係があるのだろうか。
大人になった少年は、その足で
宵と酔いの狭間で見たもの.
いつから酒を飲むようになったのかはもう忘れてしまった。
ただそれが当たり前のように僕の人生の中にあって、それを疑問にすら思わなくなって久しい。
僕は昔から夜が好きだ。
辺りが闇に包まれて、街や人々の姿にしっとりとした影を落とすこの瞬間がたまらなく魅力的にみえる。
世界には常にある筈の二面性を昼が覆い隠しているとするならば、夜のその光と影のコントラストはまるで世界の本質を目の当たりにしている
初めましてnote。
この世界に忍び込んでみた。
140字というフレーズと呟くというフレーズにうっかり引っかかり、思わずツイートしてしまうところから少しずつでもリハビリしていければと思う。
誰も見ないこのつぶやきから全部始まってる事を未来の自分に伝えたい。
そのために今。