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僕は忘れてしまう。 だから記憶や情念の拡張記録装置としてのnote。 写真/映像/音…

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僕は忘れてしまう。 だから記憶や情念の拡張記録装置としてのnote。 写真/映像/音を創ります。

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はるか昔に巣食った情念へのアプローチ

街は僕の世界そのものだった。 擦り傷だらけで遊びまわっていた頃の僕にだけ見えていた世界はきっとある。 歳を重ねた今だからこそ、そう確信している。 ------ あの頃を恋しく想うのは何故なのだろう。 焼けた夕陽に融けるあの子を眩しく想ったり、季節の風の香りをくすぐったいと感じたり、 疲れ切って家路についた足取りが軽いと気付いたりする事と関係があるのだろうか。 大人になった少年は、その足で様々な街を練り歩くようになった。 刺激に飢え、見聞を広げる事の魅力に取り憑かれ、

    • 世界の片隅に居る自分を俯瞰的に自覚している感覚が好きかもしれない.

      これは一体何なのだろう。 ミクロな視点とマクロな視点の圧倒的なギャップに惹かれる事にある日突然気が付く。 例えば百貨店某階の外れにあるトイレを見つけてふと入ってみると、表のそれとは全く異質な静寂感に包まれる。そこには誰も居ない。 圧倒的に無機質な空間に安っぽい単調なBGMが静かに流れる。 まるでこの世界から突然切り離されてしまったかのような不安感と妙な安心感に軽い目眩と既視感さえ覚える。 例えばヒトの往来の止まぬ巨大ターミナル駅の入り組んだ迷路の先にある、辺りの混雑と

      • 宵と酔いの狭間で見たもの.

        いつから酒を飲むようになったのかはもう忘れてしまった。 ただそれが当たり前のように僕の人生の中にあって、それを疑問にすら思わなくなって久しい。 僕は昔から夜が好きだ。 辺りが闇に包まれて、街や人々の姿にしっとりとした影を落とすこの瞬間がたまらなく魅力的にみえる。 世界には常にある筈の二面性を昼が覆い隠しているとするならば、夜のその光と影のコントラストはまるで世界の本質を目の当たりにしているかのようにも思える。 陰と陽。昼と夜。男と女。正義と悪。成功と失敗。過去と未来

        • 初めましてnote。 この世界に忍び込んでみた。 140字というフレーズと呟くというフレーズにうっかり引っかかり、思わずツイートしてしまうところから少しずつでもリハビリしていければと思う。 誰も見ないこのつぶやきから全部始まってる事を未来の自分に伝えたい。 そのために今。

        はるか昔に巣食った情念へのアプローチ

        • 世界の片隅に居る自分を俯瞰的に自覚している感覚が好きかもしれない.

        • 宵と酔いの狭間で見たもの.

        • 初めましてnote。 この世界に忍び込んでみた。 140字というフレーズと呟くというフレーズにうっかり引っかかり、思わずツイートしてしまうところから少しずつでもリハビリしていければと思う。 誰も見ないこのつぶやきから全部始まってる事を未来の自分に伝えたい。 そのために今。