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Re:予選会

第18位 日本大学10時間43分14秒誰しもが嘆く言葉すら失った100年に一度の大惨敗、未曾有の悪夢から1年が過ぎました。 そこから歯を食いしばって立ち上がった者。投げ出した者。投げ出しかけて、そしてまた舞い戻ってきた者。それすら何も響かずにただ漫然とそこにいただけのモノ 様々な学生に分かれ、仲間と友達の違いがよりクッキリしたものだと思います。 今必要なのは、自らを鼓舞出来る仲間だけ。仲間と共に前に進む。その集大成を 日大の現在地は 実際問題日大の通過可能性はどれく

    • 2021年シーズンに向けて

      2021年へ向けての整理 5000m 10人14"10      10000m10人29"10       これが日大の置かれているトラック目安の"実力"なのかなと考えます。 基本的には2020年に出したタイム、及び実践機会の喪失で走ってはいないもののそのタイムは出せるだろうと予想される選手(ex.小坂選手は今年5000を走っていませんが10000mの記録からベストの14"24を採用、ドゥング選手もトラック0の為昨年の記録を採用)また今年の記録結果からベストに近いだけの力

      • データで見る日大と予選会

        予選会は既に始まっている 突然ですが、私は誇張なしに本気でこう思っています。先週の日体大、そして早稲田競技会。この2回の記録会を持って、現状走れる状況であろう選手の大半がいよいよシーズンに突入しました。             皆様気になるのは当然、いよいよ2週間後に迫った予選会、そこに対して日大の選手の仕上がりはどうなのか?           と言う点に尽きると思います。      そもそもこの時期の記録会って考える中で意味があるの?調整って思えば良いんじゃないの?そ

        • 理不尽と、エースという存在

          先に記しておきます。今から私が書いていく内容は"明確なまでの理不尽"です。競技者であった頃の自分が見たら、常に練習とか見てる訳でもない外野のてめえに何が分かるんだよ、と確実に腹がたつであろう内容だろうなと苦笑いするような話。でも、それでも書いておきたいし、願わくば伝えたい。だから恐らく不快な内容になるであろうと理解しつつこのまま書き連ねていきます。 惨敗 一言で言えば今回のインカレ10000mはこの言葉に尽きます。 単純な順位以上に、3000m行かないうちに日大の2名だけ

        Re:予選会

          進み行く選手のアイドル化と言う時代の流れ②

          常識の違い~歪む距離感と承認欲求~ 前回の投稿で、現在の学生長距離界が直面し始めている"選手のアイドル化"について、その根幹と問題点を私なりに解釈、分析し、その結果として 常識が異なる層の流入を引き金とした、選手をアスリートではなくアイドルとして見なすことによって生じるマイナス要素の発生。そして需要と供給の矛先の変化、この2点を大きな問題と定義しました。 今回の投稿では、"なぜこの2点が問題なのか""今後陸上ファンがどう進んでいけばより良くなるのか"について論じて行こう

          進み行く選手のアイドル化と言う時代の流れ②

          進み行く選手のアイドル化という時代の流れ

          私は"現在"のこの流れには反対だまずは率直に思っている事を述べておこうと思う。 私はこの数年加速してきた選手のアイドル化……もっと正確に言えば"ジャニーズ的偶像化"には強い違和感、そして懸念を抱いています。 それは一体何故なのか? この大きな流れの根本から辿っていきながら考えてみようと思います 全ては青学旋風から加速した 一体いつから?この問題を考えるにあたって欠かせないのが、原監督率いる青山学院大学の躍進でしょう。彼らは単純な強さ、速さ以上に、それまで時代を築いてきた

          進み行く選手のアイドル化という時代の流れ

          代理的記録会観戦マニュアルその4

          国士舘記録会観戦お手軽度☆ 記録の出やすさ☆☆☆ 最寄り駅 京王線/小田急線 永山駅→京王バス/小田急バス 聖蹟桜ヶ丘駅・永山駅行 【永山高校前】下車 徒歩20~25分 少し時間が空きましたが第四段 続いては国士舘記録会です こちらの記録会は10000mこそ多くて3~4組ですが、1500m,5000mと言った比較的短めのレースが多く開催されますね。 特徴的なのが、実業団の中でも異色路線を行くDenaランニングクラブの中学生が1500mに大挙する事が少なからずあること。

          代理的記録会観戦マニュアルその4

          代理的記録会観戦マニュアルその3

          法政大学競技会観戦お手軽度☆ 記録の出やすさ☆☆☆☆ 最寄り駅 京王高尾線めじろ台→京王バス法政大学行 ここから少しマニアックな方向へ。第三段は法大記録会です 先に紹介してきた2つの記録会は1日がかりが当たり前という規模でしたが、法大は各種目多くても3~4レース前後の事が多い為、全体を通して非常にコンパクトな開催になります 特徴的なのが、基本的には大学生が9割以上、高校生の参加はほぼ無いと言うこと。主催である法大を筆頭に、日大、國學院、駒澤等々各大学が出てくるときには

          代理的記録会観戦マニュアルその3

          代理的記録会観戦マニュアルその2

          平成国際大学記録会観戦お手軽度☆☆☆ 記録の出やすさ☆☆☆ 高崎線,湘南新宿ライン 鴻巣駅 東口徒歩30分 鴻巣市陸上競技場 第二段は平成国際大学記録会、俗に言う平国大記録会ですね。開催回数、参加人数ともに大きく、規模で言えば日体大に次ぐのではないでしょうか? 今日はそんな平国大記録会についてです 現地まで 電車でのアクセスはそんなに悪いということはないですかね。高崎線、湘南新宿ライン、と都心部から一本で行ける線がそれなりの本数(夜の時間でも10分に一本はあった筈)あ

          代理的記録会観戦マニュアルその2

          代理的記録会観戦マニュアルその1

          日体大記録会 観戦お手軽度☆☆☆☆☆ 記録の出やすさ☆☆☆☆☆ 最寄り駅 田園都市線 青葉台駅→日体大【東急バス61】約20分→グラウンドまで徒歩3分 現地到着まで 言わずと知れた、日本で最も有名な記録会と言って過言ではないマンモス記録会ですね。都心部からのアクセスとしては田園都市線で青葉台まで、そこから日体大行きのバスに乗り換えてればもう校門まで連れていってくれますので、迷う心配もほぼありません 因みに青葉台駅のホームからバス停までは改札を出て直ぐ右手にロータ

          代理的記録会観戦マニュアルその1