ナッジ | こころの温度を1℃あげるワードディレクター

行動経済学や心理学から、仕事やキャリアに役立つ情報を発信 | 行動経済学 / 心理学 …

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行動経済学や心理学から、仕事やキャリアに役立つ情報を発信 | 行動経済学 / 心理学 / 時々カスタマーサクセスのコンサルをしてます。 いつも「#なるほど!」を探してます

最近の記事

tried:挑戦した tired:疲れた 英語で「挑戦」と「疲れる」は似ていると気が付いてから、「疲れたということは、それだけ自分がたくさん挑戦したから」と考え、疲れるのも悪くないと思うようになりました。

    • お腹いっぱいでも思わず食べたくなるカレーの話。

      お腹いっぱいでも、思わず食べてみたくなるカレーの話。 使っているものは、どこにでも売っている合挽肉とにんじん、じゃがいもと市販のカレーのルー。 小山薫堂さんが考えた、ブランドとは何かを考えるための授業です。 ------- とある大学の授業で、生徒の前に大きな鍋に入ったカレーが出てきます。 まずは薫堂さんが学生に質問。 「このカレー、食べてみたい人はいますか」 見た目はどうみても普通のカレー、しかも昼食後ということで、誰も手は挙げません。 そこにカレーをつくった

      • 人は空白があると埋めたがる習性がある。 つまりアウトプットしようと決めてしまえば、頭の中に空箱ができ、人はその箱の中に必要な情報をインプットするようになる。 インプットするには、まずアプトプットすることを決めることが重要。 https://voicy.jp/channel/1830/163484

        • 日々努力することで、やがて大きな力になるという1.01の法則。 でも1%の成長を続けるくらいなら、もう少しだけ頑張って2%の成長を続けるほうが、加速度的に成長できますね。

        tried:挑戦した tired:疲れた 英語で「挑戦」と「疲れる」は似ていると気が付いてから、「疲れたということは、それだけ自分がたくさん挑戦したから」と考え、疲れるのも悪くないと思うようになりました。

          インプットする情報の質を高めるには?

          今回はカラーバス効果についてです。 カラーバス効果を理解し、それをうまく利用して自分のインプットの質を高める方法について考えてみました。 なお、最近noteでたくさんの方の記事を読んでいる中で、多田翼さんの記事がとても読みやすかったので、今回は多田さんの記事のような構成で書いてみようと思います。 この記事でわかること・カラーバス効果とは何か? ・カラーバス効果の利用して質の高い情報をインプットするには? この2つについて書きました。 日々たくさんの情報に触れている中

          インプットする情報の質を高めるには?

          コストコの入り口でヒトが必ずすることは何か

          5/15のキングコングの西野さんのvoicyでパーキンソンの法則を紹介していたので、パーキンソンの法則とアウトプットの高め方について考察してみます。 パーキンソンの法則まず、パーキンソンの法則とは何か。 パーキンソンの法則 英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(1909-1993)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』の中で提唱された法則 第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する 第二法則:支出の額は、収入の額

          コストコの入り口でヒトが必ずすることは何か

          プッチンプリンの法則

          突然ですが、あなたは9時から大事な打ち合わせがあるのに寝坊をしてしまったとします。 あなたの会社はオフィスの5階。 全力疾走のかいもあり、10分前になんとかオフィスに到着。 ただ運悪くエレベーターが目の前で閉まってしまいます。 エレベーターの前で先頭で待っていると、あなたと同じように出社時間ギリギリの人たちがあなたの後ろに続々と列を作っています。 時計を見ると5分前。 ようやくエレベーターが到着し、あなたは一番先に乗り込み、定員いっぱいの状態でエレベーターが動き始め

          「没個性」の修行の中に「個性」が磨かれる

          日々生活している中で、「個性」について考えることはありませんか。 noteでも「個性」というハッシュタグがつけたれた記事を調べてみると、6316件もありました。 それだけ多くの人にとって関心のあるものですが、今回は僕の記憶に鮮明に残っている「個性」の捉え方について書いてみます。 「没個性」の修行の中に「個性」が磨かれる この記事のタイトルの言葉は、かつて「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」(日本テレビ系)という番組で書道家・柿沼康二さんが個性とは何かを語っていたものです

          「没個性」の修行の中に「個性」が磨かれる

          メルカリで売れた商品を表示させる方が売上が伸びるのはなぜか?

          レンタルスペースをはじめ、シェアリングサービスというものはプラットフォームを介して、個人間で価値を交換するというもの。 つまり個人がサービスの提供者になるということであり、自分が提供しようとする商品やサービスを相手にどうやって魅力的に見せることができるかが求められてきます。 とは言いながら、最初からうまくできる人は少ないですよね... かくいう僕もnoteを始めたばかりなので、noteを通して伝えたいことはたくさんありますが、どうやって伝えると良いのかを日々悩んでいます

          メルカリで売れた商品を表示させる方が売上が伸びるのはなぜか?

          レンタルスペースの利用者にスペースをきれいに利用してもらうには?

          レンタルスペースのオーナーさんにとって、利用者の利用後の清掃は大変ですよね。 特にパーティーができるスペースにもなるとスペース内で飲食を伴うのでどうしてもスペースが汚れやすくなりがちだと思います。 そこで今回は、行動経済学の同調効果を利用して、より利用者がスペースをきれいに利用しようという行動を促す方法をご紹介します。 同調効果とは同調行動(conforming behaviour) 自分の意見や行動を他者に合わせてしまうこと 同調行動は、意識的にする場合もあれば、無

          レンタルスペースの利用者にスペースをきれいに利用してもらうには?

          レンタススペースでたこ焼き器を有料で貸し出すべきか?

          レンタルスペースで人気のオプションといえば、たこ焼き器が多いですね。 他にも、スペースのジャンルによっては、プロジェクターやホワイトボード、カードゲームといったものも人気があると思います。 そんなオプションについて、レンタルスペースのオーナーさんであれば、無料にすべきか、有料にすべきか悩んだ経験があるのではないでしょうか。 もちろん、いろんなケースがありますが、行動経済学の観点からすると、オプションは無料で貸し出す方が利用者にとって満足度を得られやすい場合が多いというこ

          レンタススペースでたこ焼き器を有料で貸し出すべきか?

          テラリウムに夢中になる人が多い理由

          今朝のZIPで、盆栽やテラリウムの特集をしていました。 コロナ禍のリモートワークで自宅で過ごす時間が増えたことがきっかけで始める人が増えたようですが、特に20代、30代の人はテラリウムの容器の中にフィギュアを置いたりしてオリジナルの世界をつくって楽しんでいるそうです。 前回イケア効果を紹介しましたが、テラリングにはイケア効果の要素が含まれていて、ヒトがより夢中になりやすいのではないかと思ったので、整理してみようと思います。 ひと手間が増えることで満足度が高まる イケア

          レンタルスペースを始めた直後の心理とイケア効果

          自分がいらなくなった本をブックオフに持っていったら、店員さんに1冊10円という値段を付けられてがっかりしたことはありませんか? 最近だと、自分で価格も設定できるメルカリで出品する方が楽ですが、自分で価格を決められると、ついつい自分が出品する本には高い価格を設定したくなってしまいますよね。 そしてそれが売れれば良いのですが、たいていの場合はなかなか売れず、結果として少しずつ値段を下げることに。 ヒトは一度でも自分が保有してしまうと、他人よりもその所有物を高く評価するようにな

          レンタルスペースを始めた直後の心理とイケア効果

          レンタルスペース掲載直後の利用者のレビューはなぜ大切なのか?

          コンビニのレジの手間の床に貼ってあるステッカーの上で、思わず立ち止まってしまったことはありませんか? 店員さんに言われるわけでもないのに。 実は、こうした、ちょっとしたきっかけを与えることでヒトに行動を促す手法を「ナッジ(nudge)」と言います。 ちなみにナッジは本来「(合図のために)肘でそっと突く」という意味です。 ナッジは、米国シカゴ大学のリチャード・セイラー教授(「ナッジ」理論の提唱者であり、行動経済学の第一人者)のノーベル経済学賞受賞(2017年)によって、

          レンタルスペース掲載直後の利用者のレビューはなぜ大切なのか?