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理想のパートナーシップは、花火よりも備長炭【真崎→ヨコ】

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平成元年生まれ 同級生女ふたりの交換日記
「人生こなれてきたけどままならぬ」
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ヨコちゃんこんにちは、真崎です。

先ほど無事に確定申告を終えて悠々とこちらを書いています、イエイ!

と言っても今年度分までは会社で年末調整してもらってて、確定申告では少しの副業収入+ふるさと納税による寄付金控除を追加するくらいなので、所要時間は実質30分くらい。ただ「腰が上がるまでに10日かかる」ってのが難儀なもんで、原稿の締切に夏休みの宿題、わたしの人生における受難はすべてこの性格に起因します。なんの話?

てか、ヨコちゃん5月に台湾行くのね!いいな!大同電釜モチーフの雑貨がとてもキュートでおすすめです🍳
 


お子さんが5人いる知り合い曰く、育つ環境も大きいかもしれないけど、持って生まれたものって思ってる以上に大きいらしいです。物心つく前から性格はけっこう個性が出るって言ってた。なので、自分の性格すべてを家族との関係と紐付けるのは違うかもしれないな〜と思ったりします。

ヨコ→真崎 21通目

 
それは、ほんまにそう!(128デシベル)

自分の性格がこうなった要因を考えたとき、それが「生まれつき」である根拠はボンヤリしていて「親が〇〇だったので▲▲するようになった」みたいなストーリーに紐づけた方が自他ともに納得しやすいのよね。もちろん家庭環境は相当大きい要因になり得るけども。

 
生年月日つかった個人診断やってる友人曰く、わたしが生まれた1989年9月11日は「感受性がtoo much」らしくて、良くも悪くも人の感情や場の空気を受け取りすぎるので生きるのが若干しんどいタイプとのこと。内心「生まれつきかい!」ってツッコんだよね。親ごめん。

ピリつきがちな家庭環境でこの性格を早めに自覚したおかげで、交際経験ゼロだった10年以上前から(あんまりピリピリしてない)優しい人が好き~☆とフワフワのたまってたけど、上記の友人から「他人にビビりがちな真崎の求める"優しい"は、そんじょそこらの優男じゃなくて菩薩レベルなのを自覚したほうがいい」と指摘を受け合掌。

ヨコちゃんとこの菩薩(パートナー)もなかなかの菩薩みたいだけど、うちの菩薩もそんじょそこらの菩薩じゃないです。なんの対抗?
 


むっちゃんは相手に対して恋愛感情のドキドキが無くなる時期とか瞬間ってありますか?
特に思うところが無ければ食パン何枚切り派か教えてください。私は6枚切りです。

ヨコ→真崎 21通目

 
そういえば、ここ数年食パンというものを買ってない気がするな……! 朝ごはんの文脈にすり替えると、好きなシリアルは「カルビー ベイクドオーツ ナッツ&シード」です。こちらのおかげでアタイ便秘知らずなの。

 
わたし、よくよく考えたら交際した人に対して「恋愛感情のドキドキがなくなる瞬間」を経験したことがないのよ。なお一方で、盲目&熱烈片想いからスッと醒める瞬間の「あれは、夏が見せた幻……?」という世にも奇妙な感覚はよくよく知ってる。恋は蜃気楼。

最初に付き合った人は、熱烈に好きなまま3ヵ月程で別れてしまったのね。当時は交際中~後にかけてもとにかくアホみたいにしんどくて、感情ジェットコースターな胃痛の末に「安心できるパートナーシップに、ドッキドキの熱烈な恋愛感情などいらぬ!!!」と涙の悟り。

その後付き合ったのは、「一緒にいて楽しくてラクで安心できて波長が合ってる感じがする」と思えた愉快な優男の皆さんでした。もちろん恋愛感情ゼロってことはなかったけど、一緒にいる時はドキドキよりもまったり穏やかなお気持ちになる。だから、時が経っても「ドキドキがなくなる」って感覚はあんまりなかった気がするのよ。
 

いま同棲中の沖縄長男氏については、「一緒にいて楽しくて気も合うので、先の事はさておきいったん付き合ってみるのはいかがか?」と提案して握手を交わす条約締結スタイルで交際開始。あの時はほぼドキドキ0の理性100%だったと思う。

あれからなんだかんだ2年、同棲して1年以上経つけど、一緒にいればいるほど「この人本当にめっっっっちゃくちゃ優しいな……好き……🥺💛」と、人間性への惚れ度が増してます。そこに「男として好き」って要素も少なからずは含みつつ、なんというか、人間として総合的に好き。ひと時のドキドキきゅんきゅんよりも、個人的には強固に惚れてる。

花火のような刹那的ドキドキより、火を灯した備長炭のような、じっくり長~く温か~い関係性を大切にしたいですね。良いこと言おうとし過ぎて迷子になったわ。

 
恋愛感情のドキドキがなくなるの、ヨコちゃんはけっこう明確に「9ヵ月」のリミットがあるのね! 大学くらいの時は「3ヵ月」説も濃厚だった気がする。当時付き合ったことないので知らんけど。

ちなみに、ヨコちゃんの場合ドキドキがなくなるとどうなる? いわゆる「激しい恋が穏やかな愛に変わっていく」みたいなやつ? 人によっては「異性に見えなくなった」って離れていくタイプもいるじゃんね。

あと、これが愛に変わるか無に帰すかの分岐点って何なんでしょうね。無に帰しての失恋経験者として、愛に変わったヨコパイセンなりの仮説をください。もしくは好きな恋愛映画でも教えてください。
 


【ついでに日記的なもの】
留学から帰ってきたら失業認定→開業→再就職手当ゲット☆という退職前からの目論見が「3年以内に再就職手当を受給した人は支給対象外」というルールにより花と散りました。これでチェンマイ留学の費用全額戻ってくる予定だったんだけど、わりとゴッテゴテに書かれた注意事項を見落としてたのツメが甘すぎてミルキーかよってな。はいはいママの味ママの味。想定より早く働くことになりそうです。

真崎
 

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