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日本語不自由

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メンヘラ日記、現実のことと夢のこと。 ※ほぼノンフィクション
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#振り返りnote

気がつけば春

気がつけば春

一瞬外出しただけで
目も鼻もむずむず
くしゃみは止まらない

明日にもなればあの人が帰ってくる
2年
長かった
早かった

わたしは自分を知ることに尽くし
それでも自分が分からない

あの人はどう生きてきたのか
自分の欲しいものをちゃんと理解できているのか

彼の神は死んだ
春だから再生するかもしれないが
哀れだ
彼を憐れむわたしのほうも哀れだ

あたたかい言葉が湧かない
すべて棘
棘のある蔦

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黄色い薔薇はジェラシー

黄色い薔薇はジェラシー

自分を守ることにした

そう決意した次の日
君が白旗を立てた

人と人の関係は
宇宙と同じ
複雑なようでシンプル

すべては軌道に乗せられて
無限に広がっていく

愛しているのさ

ただ愛とは何かが分からないだけ

君がいい夢でもみれたらいいなと
毎日そう思うだけ

君がわたしのことでいっぱいいっぱいに
なってくれると嬉しいなと
意地悪い事も考えちゃうだけ

でもね
でもね

わたしはまずわたしを

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あなたに出逢うために。

あなたに出逢うために。

プラネタリウムに行ってみたい、
君と席を並んで星空を眺める。
本物の星たちはすでにこの世に存在しない遥昔の光だから、
現代技術により造られた偽物だけど確実に存在する光を胸に刻みたいと思うんだ。

もうすぐ七夕、
一年中いちばんロマンティックな日。
結婚記念日は七夕がいいとずっと思ってた。

わたしの家族のこと、
忘れたいけど鮮明に覚えている記憶のこと、
省略しながら、
できるだけ棘のない言葉を選ん

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鬼に金棒、メンヘラにポエム

鬼に金棒、メンヘラにポエム

行きたかった街の本屋さんにやっと行けた日。
生まれて初めて詩集を買いました。
谷川俊太郎さんの自選集。
文学的造詣がない人で、
名前に見覚えがあるなーとしか思ってなかった。
ただ、
二十億光年の孤独を読んで、
これだ、とビビっときた、
鳥肌がたった。

昨日のお昼に社員食堂でドライカレーを頼んだ。
黄色い米に、キーマカレーのようなひき肉がのってて、
さらに温泉卵にちょっとした千切りキャベツのサラダ

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いい事ないかな。

いい事ないかな。

とお嬢様が言った。

パパもママも他人だ、
誰もわたしを…

とわたしは今朝聞いた話をすぐに忘れました。

今はオンラインライブを聴いて
退勤電車乗ってます
今から帰るのはわたしの家ではなく、
ただの寝るところ。

人は精神的に満たされていないと、
肉体的な満足を求めてしまうようだ。
ソースはわたし。

結局どちらかを欠けても人は満足しない、
貪欲。
ギルティ。
愛も駆け引きの楽しさも欲しい、

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昔話は夢に化けて襲ってくる。

昔話は夢に化けて襲ってくる。

あなたはよく夢に出てくる、
毎回毎回変な夢だ。
離れてこんなにも経つのに、
ふっとした時に思い出のワンシーンが浮かんでくる。

今日はあなたが鶏肉を切るシーンだった。
白いライトに照らされて、
冷たそうな鶏肉と百均のまな板。
ギシッとした音まで思い出してしまいそう。

罪悪感ではない。
わたしはずっと勝手に期待して、
約束を一人だけ覚えて、
自分の気持ちが伝わったと思い込んで、
そしてあなたの行動

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口の中で溶けてゆく深夜3時。

口の中で溶けてゆく深夜3時。

1日24時間の中で、
深夜の3時から4時の間が1番好き。

夜が深く、
空はミステリアスな青色。
世界は静かで、君の寝息が聞こえる。

悪夢をみて目を覚ますことが多く、
とりあえず君の名前を呼んでみる。
助けに来て欲しいとは思っていなくて、
ただ何かの呪文みたいに、
唱えてみると動悸が治まるような気がして。

いち、に、さん、よん、ご。

これを5セット、
呼吸を整える、気持ちを落ち着かせる、

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ロフト暮らしの人、気をつけて

ロフト暮らしの人、気をつけて

膝やられました。
やられましたではない、
自分でやっちゃいました。

わざとじゃないかて思う、
無意識的に怪我したいと、怪我しろと。

ロフトは危険だ、
夜眠るときも圧迫感のある天井に虐められるし、
早朝寝ぼけている時はハシゴが凶器に変身する。

たまに呼吸困難になる時がある。
喘息持ちでもコロナでもない、ただただ気持ちの問題。甘いもの食べた後すぐにひたすら廻る系のジェットコースターに乗ったあとの

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