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イベントリポートその2🇫🇷

8/2&8/3

CPPフランスから

イザベルとジャン・ジャック

2人の講師をお招きして

開催したイベントのリポート第2弾!🇨🇵

8/2

ランチ会&ワークショップの後

午後2時からは講演会と交流会でした😊

まずは

CPPフランスの講師の2人を紹介します🌱

イザベル(CPP栄養士講師)は

私たちと同じように

1人の保護者として

オーガニック給食の活動を始め、

給食を変えたい!という強い思いから

48歳の時に管理栄養士の資格を取り

CPPの講師になったという経歴の持ち主。

パリという大都会で

100%手作り100%オーガニックの給食を

実現させた、とびっきりの行動派!

ジャン・ジャック(CPP調理師講師)は

CPPフランスの立ち上げメンバーの1人。

仏ブルターニュ地方のブリュ市で

2006年から2024年2月まで

給食センターの調理長を務め

100%手作り100%オーガニックの給食を実現

2023年には有機認証団体エコサートから

有機給食調理場の認証を受けた実力者。

今回の講演は、

オーガニック給食に関心のある

保護者、栄養士、学校関係者が対象なので

フランスで

オーガニック給食が実際に

どのように実現されていったのか

そして

それがどんな影響を人や社会にもたらしたのか

健康と食事の関係について

フランス国立衛生医学研究所などの

エビデンスに基づいた

最新の栄養学の情報をふんだんに紹介しつつ

オーガニック給食が

どのように環境問題や社会問題に

アプローチできるのかも解説がありました。

フランスの給食現場の様子の動画上映や

ジャン・ジャックが調理師さんたちに

科学的なことを分かりやすく伝えるために

描いたイラスト資料など

視覚的にもに入りやすい要素を交え、

イザベルの栄養学的な説明から

それを調理現場でどう実践していくのかを

ジャン・ジャックが具体的に

献立内容、調理方法等を解説するという流れ。

とってもわかりやすい!

(託児コーナーも設けて

子連れ参加の方にも

ゆっくりしっかりお話を聞いてもらえました🍀

いい子にしてくれてたみんなありがとう!)

『超加工品』や『内分泌かく乱物質』の

問題点など

食に関する多くの科学的な学びのほか、

調理師という職業がより正当に評価されるべき

といった社会的な問題についても

学ぶことができました。

難しい専門的な部分もありましたが

ちりばめられた信念にとっても共感!

素敵な言葉が

たくさんに心に残りました。

「明日どうしたらいいのか?

三か月後どうしたらいいのか?

まずは達成しやすい目標を立てて

ちょっとずつ、ちょっとずつ

確実に変えていくことが大事。」

「単にオーガニック食材を給食に出すのでではなく

人々の『有機的』につながることが大切」

「給食の調理場では音楽をかけ、

踊りながら作るんだ!」

「とにかく楽しく、陽気であること!」

「調理という行為は人の命を延ばすことができる。

調理は愛そのものなんだ。」

※『超加工品』の定義:「糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して、工業的過程によって作られる、常温でも保存することができ、日持ちする食品」

超加工食品は、複数の食材を工業的に配合して製造された、加工の程度が非常に高い食品で あり、多く摂取することで食事の質が低下する可能性があるといわれています。例としては清涼飲料や炭酸飲料、ポテトチップスなどのスナック菓子、菓子パン・総菜パン、カップ麺などのインスタント食品など

※『内分泌かく乱物質』の定義:「生物個体の内分泌系に変化を起こさせ、その個体又はその子孫に健康障害を誘発する外因性物質」例としてはプラスチック容器の可塑剤、有機塩素系農薬、洗浄剤中の界面活性剤など

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