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【お金の流れ】広告代理店はどんな仕組みで儲かってるの?

こんにちわ。N介です。

今日は、広告代理店が、何を仕入れて、何を売っているのか、お金周りのお話をしていきたいと思います。

※ちなみに、商流をわかりやすくする為、このnoteでは「広告会社」ではなく、敢えて「広告代理店」と記載しています。


さて、あるあるだと思うのですが、クライアントから「代理店に頼むと高いからなぁ」と嘆きの声をよくいただきます。

正直、僕も新卒の時から同じことを感じています笑。

誰でもクリエイターになれる令和の時代だからこそ、広告代理店に依頼しなくてもインハウスのクリエイターや制作会社に直接発注することで、代理店という「中抜きする存在」を省きたくなる気持ちは、十二分に合理的なわけです。

(だからこそ、広告代理店は単なる中抜き以上の仕事をして、クライアントに貢献せねばならんのだよ!とよく先輩に言われます)

ちなみに、僕自身は大学時代ずっと動画制作をしていまして、(生意気に)大学やサークル団体、ベンチャー企業から直接依頼を頂いていたのですが、「代理店ありきの広告制作」よりも「クリエイターに直接発注できる広告制作」の方が理にかなっていると感じています。それは、クライアントが考える理想の広告像と、自分の制作作業を細かい部分で調整しやすく、クライアントの満足度の高いものができるからです。

ですが!

実態としては、依然として広告代理店は「ただの中抜き」ではなく、クライアントから発注をもらい規模を維持し続けているわけで、今回はその辺りの仕組みについても、僕なりの独自解釈、独自解釈で書いていければと思います!


1.広告代理店の売り物ってなに?

基本的には「アイデアと広告枠」だと思っています。

「広告代理店の最大の商品は人!人!人!である!」という方も多いですが、これは「アイデアと広告枠」を提供してくれる「人」という意味で使われていると解釈しています。

下の方に詳細を書きますが、広告ビジネスは「人」に紐づくサービスであることは間違えなくて、

「あの人に頼めば良いアイデアを提案してくれるはず」

「あの人に頼めば、超人気の広告枠を確保してくれるはず」

という依頼は、本当に頻繁にあります。


要は、その人(広告代理店の担当者)が持っている能力や人脈次第で、クライアントに提供できるサービスレベルが大きく変わってくるのです。

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