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私は相談するのが得意です

私は、仕事においては上司や経営者、家庭生活では息子たちに対してしばしば相談します。理由は、自分ができないことを、いつまでも自分の中に置いておくことができない性格だからです。見栄も張りません。いつも平常心でしょうか。できないことは、正直に、素直に相談すればよいだけです。

なんでも話ができる経営者や上司とは、うまくいっているものです。だからこそ、自分でできない困ったことがあれば、すぐに相談できます。なんでも自由に話せる経営者や上司は、また、尊敬できる人たちが多かったように思えます。困ったことがあれば、すぐに結論をだしてくれました。その結論に基づいて実行していきますから、仕事がうまくいかないわけがありません。相談上手は、仕事上手の典型だったでしょうか。

家庭でも同様です。父親が息子たちより偉いなどと考えたことがない私は、気軽に息子たちに相談します。多少のやりとりはありますが、多くは私が話すことを理解してくれて息子たちが動いてくれます。
企業においても、部下から相談されますが、話を聞いて部下の提案がよければ、すぐに採用して実務の運用に活かしていました。勿論、他のメンバーの意見を聞きながら、調整すべきはして、物事がスムーズにいくよう、また、現場の社員の人たちの負担を減らすべく、すぐに動きます。
私は、相談することも、相談されることも得意だったのかもわかりません。自分ができないことを無理に推し進めることができない私は、相談という機能を活用しながら、いろいろ問題や課題を解決しよう、とするタイプのようです。

家庭では、妻に直接話すより息子たちに相談して、息子たちから妻に話をしてもらうほうがうまくいくことは多々あります。私のような適当男は、そもそも信用がありませんから、息子たちは、まさに救世主です。
企業においても役割分担があります。できないことは、できる人に相談していくほうが、仕事も、家庭生活もうまくいくのではないでしょうか。

自分の能力を過信しないほうがよいでしょう。自分ができることは知れていますが、チームでできることは個人の範囲を超えて、さらにいろいろなことを可能にするのではないでしょうか。経営者も、上司も、部下も、みなチームのメンバーなのです。忌憚のない意見交換ができるからこそ、企業は成長していきます。家庭では、家族の絆が深まり、おおらかで心豊かな生活ができるようになるようです。

家庭においては、息子たちと妻のコミュニケーションが、妻をやさししてくれて、私が気づく家庭の課題の解決を進めていくことができる要になっていると、私は確信しています。私にとって、息子たちに相談することで父親の威厳がなくなるなど、どうでもいいことです。むしろ人間とは、自由なコミュニケーションができる関係を、いかに築いていくかが問われている生き物かもわかりません。私には、そう思えるのですが。。。
それにしても政治の世界というところは、人間のもっとも大切である自由なコミュニケーションがない世界のようで、私にとっては気持ちが悪い世界にみえてしまいます。私が実践し考えてきた世界の対極にある世界なのでしょうか。


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