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【新人×若手座談会:前編】コロナ禍入社の社員がこだわった“対面”コミュニケーション

NRIデジタルには今年、30名の新入社員が配属されました。
8月22日・23日の2日間にわたって実施された新入社員研修のカリキュラムの一つが、「若手有志×新入社員座談会」。この座談会は、入社後2~4年の若手有志が中心となって座談会の企画・運営を行った、初の試みです。
開催の経緯や実施後の感想など、企画メンバーの内山敦史さんから話を聞きました。

--- 新入社員研修のカリキュラムとして座談会を開くことになった経緯を教えてください

この企画は単発ではなく、「NRIデジタルのしゃべり場」という対面座談会企画の第1回として開催しました。

NRIデジタルは、組織を横断した取り組みや部活・サークルなども多く、組織内でのコミュニケーションはかなり円滑なほうだと思います。

ある日、DX開発の若手メンバー5人(高田さん・鈴木さん・篠田さん・岑本さん・内山)と広報メンバー間で「もっと社内メンバーの対面コミュニケーションを増やしていきたいよね」という話があがりました。

最初は何気ない雑談でしたが、以前、人事からも「新入社員と若手社員のコミュニケーションがとれる場を作りたい」という話があったことを思い出したんですよね。そこで「NRIデジタルのしゃべり場」第1回として、新入社員研修の中での対面座談会を企画することになりました。

---座談会に向けて、若手有志のみなさんはどんな準備をしましたか?

私の所属するDX開発は5つのファンクション(組織)で構成されているので、それぞれに声掛けをして、各部署から若手社員に2名ずつ、計10名に協力してもらうことにしました。

今回の目的は、「タテ・ヨコ・ナナメの関係性づくり」のための対話。それぞれが自身の入社時を思い出しながら、組織横断で気軽に対話できるようにするにはどうしたら良いかを話し合いました。会場を会議室ではなく社内のカフェにして、おやつと飲み物を用意するというのも企画メンバーのアイディアです。

どうやら新入社員のみなさんから喜んでもらえた様子

---当日は各テーブルが組織ごとではなく、ランダムに配置されていましたね

そうですね。入社したばかりの頃は、きっとみなさん自分の配属先の具体的な業務について知りたいですよね。私自身もそうでした。「タテ・ヨコ・ナナメの関係性づくり」のために、あえて組織ごとではなくそれぞれが他組織の社員とコミュニケーションが取れるようなグループ分けにしました。

---ヨコの繋がりだけでなく「タテ・ヨコ・ナナメの関係性づくり」に着目しているのはなぜですか?

2022年、23年に実施された全社アンケートでは、NRIデジタルのブランドイメージに「フラットで風通しの良い」が連続で上位に入りました。職種の垣根をなくすことでお客さまの問題解決に向けてスピーディーに、より良い提案ができるという考えはNRIデジタルならではだと思いますが、こうした風通しの良さを心地良いと感じている社員が多いということではないでしょうか。

毎年、全社員向けに実施している
「パーパス浸透度アンケート」より

社内は自席が固定されないフリーアドレスなので、私自身は人事や広報などコーポレートの方ともよく雑談しますし、雨宮さん(代表取締役社長)からお菓子をいただいたこともありました(笑)
今回の企画も、こうした雑談の中から生まれたんです。

---座談会が開始されてからは、いかがでしたか?

やはりみなさん緊張するだろうと思ったので、ざっくばらんに会話できるような雰囲気づくりを心掛けました。私自身が新人のころに感じていたことを思い出しながら、できる限り同じ目線で会話をしたつもりです。

真剣に新入社員の質問に耳を傾ける内山(写真中央)

---最後に、今回の企画を通じて感じたことや「NRIデジタルのしゃべり場」今後について聞かせてください。

「NRIデジタルに配属が決まったけど、まだ会社のことや雰囲気がよくわからない」という新人さんの言葉が印象的でした。私自身もコロナ禍(2020年)入社なので、同じような不安を最初は抱いていました。
ですが、社内の先輩方の温かいフォローのおかげで、そうした不安は一気に払拭され、すぐに会社に馴染むことができました。今度は自分が新人さんの不安を払拭する番だと勝手に意気に感じているので(笑)、そうした不安や疑問にも同じ目線で寄り添える場として、今後も微力ながら、継続的にタテ・ヨコ・ナナメの繋がりづくりに貢献できたら嬉しいです。

今後「NRIデジタルのしゃべり場」では、ダイバーシティ&インクルージョン活動メンバーとのコラボ企画なども予定しています!


前編では、座談会開催までの様子を、企画者目線でお届けしました。
座談会に参加者された新入社員のみなさんは、そんな先輩方をどのように捉えたのか……。参加者目線でお届けする後編も、引き続きお読みいただけたら嬉しいです。

和気あいあいと話す若手社員と新入社員


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