6.アプリ婚活で高年収女性は年収を書くべきか
TwitterのDMで「女性はマッチングアプリで年収を書くべきか?」という質問をいただいた。
これは断言する。
積み重ねたキャリアや経験、年収だって、婚活市場でも価値であり、立派な差別化要素だ。そう信じていたのでわたしは堂々と公開していた。
巷の婚活ハウツーでは高学歴やキャリア女性の受難のような趣旨で、年収をひた隠しにすることをすすめるアドバイスを目にすることもある。
残念ながらターゲット市場を狭めることになるのは否めないが、市場のサイズはさして問題にはならない理由は以前UPした通り。ここは臆せず、アピールしてみよう。
周囲でアプリ婚したハイキャリアの女性に聞くと、同じくプロフィールで年収も職種も公開していたという。
過去の人生を振り返っても、キャリアが人間関係を構築する上で障害になるようなことはなかったし、むしろそのおかげで似たような境遇で切磋琢磨できるパートナーと出会いやすい環境にあったり、恋愛に限らず人間関係の幅を広げてくれるものであったと思う。
夫もまた、自立したパートナーを求めるタイプだったので、そこでスクリーニングされ「いいね」が来て、メッセージがはじまったのだ。(実はこのとき、わたしは顔出ししていなかったにも関わらず)
ここで隠すようなことをしていたら、きっと箸にも棒にも当たらず、この出会いはなかっただろう。
バリキャリはえらい、専業主婦は勝ち組、のような対立構造ではなく、婚活はそう言った人生観やバックグラウンドも含めた「マッチング」だということだ。
結婚をするために本当の自分ではないように見せかけて一緒になった誰かとの生活はどこかで歪みを生んでしまうかもしれない。
生活を営むということは良くも悪くも相手の価値観に影響を受けやすく、ともすれば気づかないうちに自分の可能性に蓋をしてしまうことにもなりかねない。
自負と自慢は違うということは肝に銘じつつ、強みは大いにアピールしよう。
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