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若水中学校でものづくり学校が行われました

1月11日(木)に行った名古屋市立植田中学校に続いて、
3月8日(金)には若水中学校にてものづくり学校が行われました。

今回のものづくり学校は、
地域性もあり、成績や学歴などを意識してしまう傾向があるため、
『自分の”手”で”足”で生きていくことを教えて欲しい。』
という若水中学校の先生の想いから、企画になりました。

学校や組織とは違った「生きてく強さ」を
ものづくりの世界に感じたそうです。

今回、そういったエネルギーに満ちている5人の講師の方々に
参加していただきました。


枕職人:北村圭介さんの授業

「子どもたちと一緒に、睡眠の大切さ、モノづくりの楽しさを分かち合いました。
よく遊んだり、学んだりするためにこそ、よい睡眠が必要ということを伝えました。
自分の枕を作ることで、安心して眠ることが出来ます。
思いのほか、枕づくりを楽しんでくれました♪」
好みの生地や中材を選んで、好きなサイズで
世界に一つの、自分が眠るためだけのオリジナル枕をつくっている様子。

有松絞り作家:安保成子さんの授業

「有松に実際に足を運んで絞り体験したことがある生徒さんもおり、
事前学習もふくめて今回のものづくり学校を楽しみにしてくれていました。
お話や体験もとても楽しんでいただけたようで、質問もたくさん聞いてくれたりと
こちらも元気をもらいました。担任の先生のサポートもあり助かりました。 」
有松絞りの、防染することで柄を生み出し暮らしに彩りを生み出してきた
400年の歴史や世界の絞りについて知り、実際に彩やかな染液を用いて、
防染をし、個性のあるペンスタンドを製作している様子。

革職人:鈴木達也さんの授業

「とにかくリアクションが素直な生徒さんが多く、
わからないことは確認をしてくれるので進めやすかったです。」
実際に触れることで革の質感や部位による違いを知り、余すことなく使うことの意味を知る。
ヌメ革をオイル染料で好きな色に染めて、裁断、ホックで留めて
キーホルダーを製作している様子。

環境プロデュース:梅澤ルミ子さんの授業

「子供のころはスキンケアについて対面で学ぶことが少なく、
手探りが多い半面、 ニキビや乾燥で悩んでいる子もいます。
授業中はしっかり商品づくりをしましたが、
休憩中はほぼスキンケアのカウンセリングをしていました。
主旨とは違いますが悩みに寄り添えたのは良かったです。 需要を感じました。」
植物から自然に抽出したエキスを使用し、
自分の肌にあったオリジナルのボディソープを制作している様子。

器の伝道師:脇坂詩乃さんの授業

「仕事を見せる、という視点で授業をやった事がなかったので、
改めて自分の仕事を振り返られるいい機会になりました。」
ただの白米が、とびきりのご馳走になる時間。
食の大切さ、土鍋という道具の大切さを学んでいただきました。

開催後、生徒の皆さんからも色々なメッセージをいただきました。

子どもたちからの新鮮なリアクションをいただけたことによって
自分の仕事を改めて見つめ直すキッカケになったり、
今後の仕事に対するモチベーションにもなりました。

また、生徒の皆さんには、それぞれの講師のもと、「日本のモノづくり」について触れられたことでモノづくりの愉しさを知り、将来について考える何かのキッカケになればと思っています。

この機会を励みに、メイド・イン・ジャパン・プロジェクトは
今後も「10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを」を
つくるべく邁進してまいります。

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