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【ボランティア】メンバーズの社員さんと遊んだ放課後

2024年3月中旬。株式会社メンバーズの社員の皆さんが都内のアフタースクールにボランティアに来てくださいました。

株式会社メンバーズはデジタルビジネス運用支援事業を行っている会社です。放課後NPOの活動に共感いただき、昨年よりプロボノ(※)という形でご支援いただいています。

このnote記事のサムネイルをはじめ、note開設後のほぼ全てのクリエイティブ制作を担ってくださっており、その他デジタルマーケティングの観点でも多くのサポートをいただいています。

※「公共善のために」を意味するラテン語「pro bono publico」の略で、職務上のスキルや経験を生かして行う社会貢献活動。

【出典】朝日新聞デジタル「プロボノとは?」

今回は、日頃よりお世話になっているメンバーズ社員4名の方が子どもたちに会いに来てくださいました!

子どもたちは学校の授業が終わると続々と受付にやってきます。

早速見慣れない大人を見かけて、子どもたちは興味津々!「どこから来たの~?」「何歳?」など、待ったなしの質問攻撃です。
メンバーズの皆さんは、子どもたちの質問一つひとつに対して優しく答えてくれました。

子どもたちから積極的に話しかけてくれました!

入室後は、宿題をしたり、本を読んだり、工作に取り組んだり……と、子どもたちそれぞれがその時やりたいことに取り組む時間です。

ボードゲーム「カタン」で一緒に遊ぶ様子
こちらは「マンカラ」で遊んでいます

メンバーズの皆さんも子どもたちから「これはこうやって遊ぶんだよー」とルールを教えてもらいながら、一緒に遊んでくださいました。

工作のお手伝い
こちらは新聞紙でマント作り?

場面は変わって、校庭での外遊びです。

子どもたちは外遊びが大好きで、みんな外に出るとテンションアップ!
鉄棒や鬼ごっこなどで一緒に遊びました。

メンバーズの社員さんに「見てて!」と言って、鉄棒で前回りを披露する子どもたち。その様子も優しく見守ってくださいました。

また、鬼ごっこでは「鬼やってね!」と鬼役を指名され、子どもたちを追いかけて全力ダッシュ!
子どもたちと同じ目線で本気になって遊んでくださり、みんなとても楽しそうでした!

さらに、子どもたちからメンバーズの皆さん全員にサプライズプレゼントが……!

折り紙で作った金メダルに一人ひとりへ感謝のメッセージが書かれていました。実は大人に気づかれないように子どもたち同士でこっそりと作ってくれていたのだとか。

子どもたちの思いに私たちも胸を打たれました。

子どもたちからのプレゼントに社員の方も笑顔

最後は室内に戻って、自由遊び。

子どもが自作した自慢のプログラミングなども寄り添って一緒に見てくださいました。

自分が一生懸命作ったものを誰かに「ここはどうしてこうしたの?」と聞いてもらえたり、「すごいね」とほめてもらえたりすることは、とても嬉しいですよね◎

こうした出会いやコミュニケーションを通して、子どもたちの興味の幅が少しずつ広がっていくといいなと思います。

他にもスポーツスタッキングやジェンガなど、子どもたちの下校時間までたくさん遊んでいただきました!

そして、ボランティアにご参加いただいたメンバーズの皆さんから感想をお寄せいただきました。

■私が想像していたよりもたくさんの子どもたちがこの居場所を活用し、かつ日常的な存在であることを知りました。また、学年に関係なく一緒に遊んだり、何か起こっても自分たちで解決したりする姿に「小さな社会」を感じました。普段子どもと接する機会が少ない私にとってはとても新鮮な体験で、それ以降小学生を見かけるとボランティアでの体験を思い出しながら、少し近い存在になれたような気がしています。参加させていただけてとても良かったです。(Nさん)

■子どもたちの個性が放課後の過ごし方に表れていて、各々が勉強や遊び、友達とのコミュニケーションを通して新しい経験や学びを得ているのだなと感じました。また、自分が子どもの頃に放課後児童クラブに通っていた時、学年問わずいろいろな人と楽しく放課後を過ごしていたことを思い出しました。私が大人になっても放課後でのことを覚えているように、子どもたちには成長の糧になる、思い出になる経験をしてほしいですし、少しでもそこに関われたのであればとても光栄です。(Kさん)

■子どもたちが入ってきた瞬間から元気いっぱいで、こちらまで元気をもらえました。どの子どもたちもそれぞれにやりたいことをやって遊んでいて、一人で黙々と遊んでいる子も、お友達同士でわいわい遊んでいる子もみんな楽しそうで遊び方の多様性もあるのだなと思いました。また、子どもたちの中にも社会が存在しているのだと改めて知ることができました。たくさんの愛をもって見守っているスタッフの方と、のびのび元気いっぱいに遊ぶ子どもたちがいるアフタースクールはとても良い環境だと思いました。子どもたちがプレゼントしてくれたメダルは、大事に家に飾っています。(Nさん)

■ボランティアに参加して、いつもとは違う子どもたち中心の現場に触れ、刺激と元気をもらいました。彼らの様々な興味や関心事に触れることで子どもたちの世界に対する理解を深めることができました。一方で、課題に感じたのが子どもたちとのコミュニケーションの難しさです。大人と子どものコミュニケーションのハードルや、彼らの興味や関心事に合わせたアプローチの難しさを実感しました。しかし、それは自身の未熟さを再認識するきっかけでもありました。この貴重な経験を通じて子どもたちから学ぶことが多く、私自身も成長できたと感じています。(Yさん)

実際に放課後の現場に入ったことで、新たな気づきがあったというメンバーズの皆さん。

放課後には異年齢の子どもたちがいて、さらに一人ひとりに個性があります。多様な子どもたちが時には楽しく遊んで、時にはぶつかり合いながらも関係を構築していくことで、社会性を身につけているのだと思います。

こうした気づきを得ていただいたこと、そして全力でこの時間を楽しんでいただいたことが私たちは何より嬉しいです。

子どもとコミュニケーションをとることに難しさを感じたというお声もいただきましたが、一人ひとりの子どもに寄り添っていただき、子どもたちもメンバーズの皆さんと遊ぶことができてとても楽しそうでした!

日常生活では接することのない大人とかかわれるところに、アフタースクールの魅力はあると思います。改めて企業の方に子どもたちの現場に来ていただく意義を私たち放課後NPOスタッフも感じました。

メンバーズ社員の皆様、本当にありがとうございました!

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社員の方の地域活動参加、子育て・教育活動参画等を目的としたアフタースクールボランティアをご希望の企業様はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。子どもたちと一緒に放課後でたくさん遊びましょう!

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