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「境を越えて通信」Vol.59-2024年6月号-
今月のアート
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活動報告
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令和6年度キリン・地域のちから応援事業オンライン贈呈式
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開催報告の記事もぜひお読みください ↓
今月のPick up
映画「杳かなる」
当団体立ち上げ当時の理事、海老原宏美さん主演の映画「風は生きよという」(2016年)を制作した、宍戸大裕監督の最新作が完成しました!
映画「杳かなる」(はるかなる)
■映画の紹介■
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、生と死のはざまに揺さぶられるひとりの女性と、それを支えともに生きようとする人びとの3年半の「いのちの旅」の物語。映し出される喪失と再生。病の進行により全身の自由を喪失していくなかで、それでも喪わずに残るものは何か?闇夜のような日々にあって、それでも人が人の灯りになる。
もう終わりだと絶望しても、そこから新しいはるかなる旅は始まる。あなただけの「いのち」のあり方を、ともに探しに行こう。
■出演
佐藤裕美、岡部宏生、加藤眞弓、海老原宏美、橋本みさお、ほか
■スタッフ
監督・構成・編集: 宍戸大裕 / 撮影: 高橋愼二 / 音楽: 末森樹 / ナレーション: 寺尾紗穂
整音効果: 永峯康弘 / 企画・製作: 映画「杳かなる」製作委員会
主題歌「たよりないもののために」(作詞・作曲 寺尾紗穂)
![](https://assets.st-note.com/img/1716453171094-tc9wxqOBc8.jpg?width=1200)
完成を記念し、6月10日に完成上映会が行われます。
■日 時 2024年6月10日(月)18:30開場/19:00開会
■会 場 としま区民センター・多目的ホール(東京都豊島区東池袋1丁目20-10)
■料 金 1,000円
■客 席 300席(会場はフラットでバリアフリーです)
■主 催 映画「杳かなる」(はるかなる)上映委員会
■共 催 IKEBUKURO 難病カフェ実行委員会
■お申込み こちらのGoogleフォームからお申込み下さい( https://x.gd/ZAN03 )
■お問合せ Tel:080-3457-8833(西尾)/ 090-1932-9965(宍戸)
メール:info@harukanaru.com
■当日スケジュール
18:30 開場
19:00 開会(挨拶)
19:05 映画「杳かなる」(はるかなる)上映 (124分)
21:10 舞台挨拶 (出演者、製作依頼者、監督ら登壇予定)
21:40 閉会
※バリアフリー字幕、音声ガイド付上映です。
舞台挨拶には要約筆記が付きます。
完成上映会を迎えるにあたって、宍戸監督よりメッセージをいただきました。
タイトルは、「杳かなる」(はるかなる)。
「杳」(よう)という漢字は、木の下に日が沈んだ様をあらわしています。暗くてはっきりしない、奥が深い、はるかに遠いという意味があるそうです。
進行性の難病を生きるということは、この「杳」という字があらわすように、ときに先の見通しを持つことのできない絶望の日々です。映画の撮影をはじめる時、この映画はあらかじめ目的地の決まっている"旅行"ではなく、あてどなくさまよう"旅"のような映画になると予感していました。
想像していたよりもずっとつよく深く、出演者も製作スタッフもこの映画自体も、根底から揺さぶられる時間が待っていました。
考えてもいなかった別れがあり、言葉をなくし、立ち尽くしました。
けれど、そんな喪失をかさねる日々にあっても喪わずにのこるもの、あたらしくつかめるものがあることを、わたしたちはこの3年半に知りました。
絶望の淵に佇っているひとりに向けて届けたいと、この映画はつくりはじめました。ふさぎこんで声も出ないひとの隣に静かにある―そんな映画になっていたら本懐です。
完成上映会後は、全国をまわって上映会を行うそうです。
6/10にいらっしゃれない方の場所にも行きますように。
当団体では、そのスケジュールもシェアしていきますね!
宍戸大裕監督と、出演されている佐藤裕美さんには、コラム集「境を越えた瞬間」へご寄稿いただいています。ぜひそちらもご覧ください。
宍戸大裕監督・・・Vol.1掲載
佐藤裕美さん・・・Vol.2掲載
漫画 ジョニーの話
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何と!ジョニーとリキてつ自身が宣伝してくれている!!!
そうです、皆さん!
6月22日に行われる「境を越えてフォーラム2024」では、設立初期から毎月連載してくれている『漫画・ジョニーの話』を展示いたします!
フォーラムの詳細とお申込みはこちらから↓
ライブ配信&アーカイブ配信も行ないますので、配信参加の方もチケット(無料)をお求めくださいね☆
配信の方にも展示をお楽しみいただけるようにしたいなと思っておりますっ
お問い合わせ
NPO法人境を越えて
境を越えては、身体がどんなに不自由でも、その人らしく地域で暮らせるしくみ作りを目指す、障がい当事者と介助者が中心となって活動するNPO法人です。
知ってもらう・育てる・繋がるという3つの柱を軸に、8つのメインプロジェクトを行っています。
パートナー会員&サポーター会員は、月100円から応援することができます。各SNSも運営しているので、私たちの活動を見る・シェアするだけでも応援になります。
ぜひ応援をよろしくお願いいたします!
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絵・ 岩崎健一 ( いわさき・けんいち )
詩・岩崎航 ( いわさき・わたる )
筋ジストロフィーで人工呼吸器 / 胃ろうを装着。 兄はパソコンを独学し画家として、弟は詩人として活躍している。作品展、出版物など多数。
![](https://assets.st-note.com/img/1717136181383-sfQUhK9iL4.png)
京都精華大学マンガ学部卒業。2016年週刊少年サンデー新世代サンデー賞奨励賞受賞。ギャグ漫画描き。2018年3月~2019年7月、Webマガジン「ウブマグ」にて『ジョナのオムニバスショートギャグ漫画』『ジョニーの燃えよ裁判』を連載。また、京都の老舗クラブハウス、京都CLUB METROを中心に多数のイベントで定期的にライブペインター、VJとしても活動し、自身主催のアーティスティッククラブイベント「CANVAS」も運営。
X:@ricezhao1993
Instagram:@jonah_ricezhao